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外壁塗装工事、屋根塗装工事の作業紹介

1月15日(金)こんにちは、ハウスメイク牛久でございます。今朝は牛久近辺は花曇りで気温はそれほど低くないですが雪でも降りそうな雰囲気です。

今回は外壁塗装の御契約から着工、現場進行の様子から完了、引渡しにいたるまでを御紹介いたします。

・御契約後、担当営業が工程を組みます。(天候に左右されますがスタートの日時は仮設足場ですので嵐でもない限り変更はありません。)工程表は工事前にお客様にお渡しいたします。

・担当者は取り決められた外壁塗装に使う塗料の使用缶数を計算し発注いたします。

・塗料はお客様宅に納品されます。(下塗材・上塗材など)

・担当営業は仮設足場着工の数日前から御近隣への御挨拶に回ります。(水洗い時の注意事項の伝達や工事期間中の御配慮事項を書面にしたものをお配りします。)

・施主様におかれましては建物の廻り(外壁から1メートル範囲内にあるもの)で塗装するために邪魔になってしまいそうな物を整理、移動をお願いします。(鉢植えや、物置、場合によっては植栽のカットなど)

仮設足場着工時は埃なども出ますのでお洗濯ものは家の中にお願いいたします。組立時間はおおよそ5時間前後です。金属音が出ますのでワンちゃんや猫ちゃんなど心配であれば御在宅をお願いいたします。御近隣様への配慮として飛散防止ネットを4面下げます。

 

養生作業 養生作業はまる一日かかります。工事期間中は窓の開け閉めができなくなります。(あらかじめ早めに養生を外して欲しいところは、お伝えいただければそのようにいたします。)

植栽など庭廻りの養生が必要であれば事前に伝えて下さい。

 

補修作業  モルタルのクラック補修や窯業系サイディングの目地補修などです。業者によってやり方(手間のかけ方)が違っていることが多いです。

 下記写真はコーキングによるクラック補修ではなく、サンダー(研磨機)を使ってクラック部分をV字に削り込み(Vカット)、モルタルを埋め込む補修をしているものです。コーキングでは不十分と判断した場合このような工事をいたします。

 

・窯業系サイディングの目地補修

養生テープを目地の両サイドにまっすぐに貼り上げる。ボードに凹凸があれば沿うようにして貼る。コーキングを切り取る。(カッターで両サイドに切り込みを入れて上から引っ張って取る。)

バックアップ材(スポンジ)を張り付ける。(溝が深いとコーキング材が入りすぎてしまう)

コーキング用のプライマーをサイディングの両サイドに塗る。

指定のコーキング(当社ではオートンイクシード)で打替える。乾くまでには3~5日かかります。(触って手につかない)不十分な乾燥状態で塗装すると耐久性は望めません。業者によっては次の日に下塗りがはじまってしまうことがあるようです。大事な工事ですのでよく見極めておきましょう。

軒天塗装 段取り上、養生、補修の後は軒天上の塗装を仕上げておきます。軒天の素材が耐水べニアなのか珪酸カルシウム板なのか、既存の仕上げが水性なのか溶剤なのかでも再塗装時に使う塗料は違ってきます。(※珪酸カルシウム板は、けい酸質原料、石灰質原料、繊維及び混和材料を主原料とした製品。)

外壁塗装下塗り 外壁塗装下塗りは外壁の素材や劣化状況によって塗料を変えます。一般的にシーラー、フィーラー、プライマーと呼ばれ、密着性の良い下地材はノーマルなものと比べると材料費で3~5倍します。特に窯業系サイディングの塗装において、サイディングボードが光触媒に対応しているもの、表面がツルツルしている密着性の悪いものがあり注意が必要です。先々、塗膜剥離をおこすのは下地材が適していないものを使っているケースが大半です。モルタルでひび割れが顕著な場合、カチオン系の下地材を使ったりします。

※カチオンとは カチオンとは+(プラス)電荷を持った「陽イオン」という意味。逆はアニオンでマイナスの電荷を持った「陰イオン」という意味。下地となるコンクリートやモルタルは、通常、負(電気的にアニオン)を帯びているため、材料に正(電気的にカチオン)の特性を持たせることで、磁石がプラスとマイナスで引き合うように、異性化の力を利用して接着力(密着性)を増したものが、カチオン系(カチオン性)の材料です。

下塗りの乾燥時間は季節によって異なりますが、モルタル壁であれば同日に中塗りをかけるようなことは避けるべきです。下塗りの乾燥不十分は塗膜の膨れなどの原因にもなりかねないので工事経過の報告はしっかりと受けるようにしましょう。

・代表的な下地材料名

日本ペイント ニッペパーフェクトフィーラー、ニッペファインパーフェクトシーラー、ニッペファイン浸透シーラーなど

プレマテックス コットンフィーラー、シリコン浸透シーラーEXなどです。シリコン浸透シーラーEXは、屋根の下塗りにも使えるほど密着性もあり、当社では人気1番です。

木部塗装 破風板、面格子、霧除けなど木造作部分の塗装は、下地が荒れていることが多くケレン作業を施します。

使用塗料については溶剤系でウレタン以上のレベルのものが良い。シリコンが1番と思いがちですが、関西ペイントでしたらセラMレタンなどはかなり優秀な塗材です。溶剤1液、溶剤2液の木部にも塗れるものであれば大丈夫です。もちろん、外壁主剤の色違いで塗ってもらうのも良いですね。

鉄部塗装 破風板(トタン製、ガルバリウム)、雨戸、戸袋、水切りなどの塗装です。同じくケレン(目あらし)が必要です。使用塗料は木部同様に考えていただければ良いと思います。塗布回数は2回以上。雨戸、戸袋などは錆止めを1回目に塗ることが多いです。(状態による)

雨戸、戸袋などは、波トタン仕上げであれば吹付塗装のほうが綺麗に仕上がります。

・外壁塗装の中塗り、仕上げ塗り 

 基本的にはどこの会社であっても塗りの工程は3回が基本であり、中塗り、仕上げ塗りは1度ずつです。同色が基本となりますが、塗料によっては中塗り材と仕上げ材が同じ名称で別物ということもあります。また会社によって工事中に施主様にもわかりやすいように、職人も判断しやすいように色を変えて(違和感のない同系色)いるケースもあります。塗料については書ききれないほどの内容です。知っておくべきことは塗布量、使用缶数などでしょうか。1㎡あたり何グラム位使用するのか、何㎏の容姿なのかはカタログに記載されています。当社人気の塗料「GLASTAGEのFLEX COLOR」は2液弱溶剤多重ラジカル制御形弾性無機塗料です。容姿は主剤14㎏、硬化剤4㎏で合計18㎏。塗布量は1回塗りで128~150㎡となっています。外壁塗装塗り面積が140㎡であれば2缶必要という計算になります。モルタル造の場合は、吸い込みも多少あるので余力が必要です。

・養生はがし、駄目拾い、手直し、清掃を行います。施主様に引き渡す前に担当者が確認をいたします。

・足場解体前に施主様に確認報告。(一緒に回ってみてもよいですが足場にぶつかって危ない)

・完了引渡し

・工事保証書の発行

 

ハウスメイク牛久では土浦市、石岡市、つくば市、阿見町、稲敷市、牛久市、龍ヶ崎市、取手市、守谷市、つくばみらい市、阿見町を中心に外壁塗装、屋根塗装の工事実績1番の会社です。どんなことでも御相談いただけましたらお答えいたします。宜しくお願いいたします。