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屋根は塗装、それとも吹き替え判断の仕方 ハウスメイク牛久

こんにちは、ハウスメイク牛久土浦店WEB担当SAIZOです。

BLOGの管理をまかされて8か月が過ぎました。その時の感性にまかせお客様に有効な情報を届けたいと必死で書いています。同じようなことを味方や角度を変えてはおります。

気になることや、来店相談には及ばなきけど聞いておきたいことなどがあれば電話でお問合せ下さい。わかることは丁寧に御説明いたします。

よく聞かれる内容としては

Q. 職人さんは社員ですか?

A. 職人はすべて協力会に入っていただいてる職人です。会社によっては職人を社員雇用していることもあります。もともと塗装職人の親方が塗り替えの会社を創業しているということです。職人の経験や会社の経営状況が良いのかよく調べ判断しないと、思わぬ落とし穴がある場合があります。「以前に工事途中でいなくなってしまった、足場が残ったままで。しかもお金だけ先に入れてしまった」という事例が常総市の方で何軒もあったとききました。10軒分の集金のお金を持ち去ってしまったということです。弊社は協力会に入るのに一定の条件を設けていますし、現場でいい仕事をしなければ辞めることになります。安心して作業に集中できるようにしています。塗料の手抜き(材料不足で薄めてしまう)などが起きないように、養生以外の資材はすべて弊社で用意して現場に搬入しています。職人の管理、現場の管理は担当営業がすべて行っています。

一級塗装技能士の資格を持った塗装班が5班ほどおります。塗装技能士は2級もありますが1級は技術的にも知識的にも経験値なども十分な力を持っているといえます。

Q. 塗装の時期として今はどうなのか?

A. いつも記載していることなのですけれど、雪のあまり降らない関東平野の気候であれば1年中塗装できます。日中の気温が1℃あれば塗装できます。マイナス3度~5℃では塗装不可です。夏場は問題ない気温ですので。乾燥時間は塗料ごとにきまっているのでその時間を経過していれば問題ないです。4時間前後で触っても手につかないようであれば次の工程の塗り作業はできます。台風シーズンは予報に準じてスライドさせれば大丈夫です。足場の転倒防止や足場幕のポールへの捲くりあげをしていますので安全に進められます。

Q. 留守でもだいじょうぶなのか?

A. しっかりと施錠してお出かけになって大丈夫です。職人はトイレなどの用足しは基本コンビニ、公園などで済ますよう指導しています。連絡事項は職人がメモを残したり、担当営業が事後連絡したりしながら行いますので不安はないと思います。

Q. 何回塗るのか?

A. 塗装部位によります。主たる外壁・屋根は3工程が基本です。塗料によって間々4工程・5工程などの仕様になっていることもあります。

Q. どんな塗料を使うのか?何年くらいもつのか?

A. 外壁と屋根では違うものを使うことが多いですが、基本外壁塗料でも屋根に塗装できます。軒天塗装は外壁塗料では塗りません。通気性をカットしてしまうので。鉄部・木部は下塗り材を変えれば外壁に使う塗料でも塗装できます。弊社ではラジカル制御形塗料がスタートラインです。1液ファインシリコンセラもたまに使います。6割以上がプレマテックス社のラジカル制御形無機塗料が使われます。屋根も遮熱対応の無機塗料が人気です。耐久年数の目安として10年以上の安定が必要とおもっております。耐候性試験で15~20年の結果を出しているものがお勧めです。

Q. 根塗装は雨漏りすることがあると聞いたがどうなのか?

A. 屋根塗装でカラーベスト(通称コロニアルと呼ばれていることが多い)の場合に、重なり部分を塗料で塞いでしまうと、横の継ぎ目から入る雨水の逃げ道がなくなる為瓦の内側に水が溜まってしまいます。瓦の重なり部分にタスペーサーというプラスチックの部材を挟み込みます。挟み込みすれば瓦の重なりに隙間を作ることができるので、雨水は流すことができます。屋根は塗らない方が良いなどと吹聴する業者は、高所が苦手、知識が足りないということが大半のようです。塗料で塗膜防水しているものがダメになれば、新たに塗膜を付けてあげるのは必要な工事です。カラーベストの亀裂などはタスマジックという強力な2液性ボンドで裏に流れるようして接着させます。

 

Q.  屋根は塗装でいいのか? 葺き替えをみかけたけれどどうなのか?

A. 初めてのメンテナンスは基本塗装が一番良いと思います。カラーベストの寿命は約30~35年と言われています。2度目の塗装のタイミングが築30年という時期であれば葺き替えをお勧めしています。カラーベストの裏面は無塗装なので表面の塗膜は再塗装で補えるのですが裏面は湿気を吸ってしまうため30年も経てば圧縮されたコンクリートの強度も弱くなります。また、ノンアスベスト2期(1996~2008年)のカラーベストは塗装は適していません。この時期のパミール・コロニアルNEOシリーズについては破損、めくれ上がりなどの劣化が顕著に表れ、無理に塗装をすると高圧洗浄しただけで砕けるように割れてしまいます。葺き替えはカバー工法での工事がコストカットできることもあり需要は多いです。ずっと安心できるということと、塗装を施さなくても十分なほど商品がしっかりしています。

下記画像のようなつぎはぎ補修の状態ではあんしんできません。右側は塗装不可の製品に塗装をしたためにより一層傷んでしまった画像です。

A.2 ハウスメイク牛久では、ここ数年屋根の葺き替え提案を行っています。やはり先々まで考えれば機能的にも耐久性適にも安心できるという理由です。重たい瓦で地震などで心配であれば、軽量の金属製の瓦に葺き替えをお勧めします。上に載っている瓦の重量が重たいほど横揺れ幅が大きくなります。夏は涼しく、冬は暖かいという断熱性にも優れています。(カバー工法の場合)

 

Q. 新聞折込の金額でできるのか?

A. 基本作業を問題のない状態であれば可能です。しかし、近年7割以上の住宅が窯業系サイディングで外壁ができているので、コーキングの工事費用が加算されるので+15万円後予算を見ておく必要があります。クラックのコーキング補修でされば金額に含まれます。仮設足場の障害になるカーポートの屋根・バルコニーにアルミのテラスの屋根の脱着などは料金に含まれていません。屋根工事のプライスには足場費用が含まれていません。屋根の形状によっては歩行足場(屋根足場が必要なので)を付けますので価格が特定できないためです。雨漏り防止部材(タスペーサー)の設置費用は別途になります。

 

現場調査無料・積算見積もり無料ですので、時期的に心配なようであれば調査の御依頼をしてください。ドローン撮影による屋根の点検も無料です。