地震でズレた瓦はそのままでも大丈夫?安全に自分で直す方法を解説
こんにちは、ハウスメイク牛久です。
地震は予期せぬ形で私たちの生活に影響を与えますが、家が壊れてしまった場合の修復に関して考えるのは金銭的にも体力的にも大変ですよね。
特に屋根など高い場所のダメージに関しては自分でどうしたらいいのか分からない方がほとんどだと思います。
屋根の瓦がズレた場合、どのように対処すればいい?
この記事では地震によって瓦がズレた場合の安全な直し方と、そのまま放置していても大丈夫かどうかについて、専門家のアドバイスを基に分かりやすく説明します。
瓦は家を守る重要なバリアであり、正しく修復することで次の地震が来たときにも安心できます。
では、具体的にどのような手順で修復作業を行えばよいのでしょうか?次のセクションで詳しく見ていきましょう。
目次
瓦のズレはそのままでも大丈夫?
屋根の瓦が地震などでズレた場合、ズレた瓦を放置すると雨漏りやさらなる損傷の原因となる可能性があるため、できるだけ早めに直してください。
瓦のズレを自分で直す手順
瓦のズレを自分で直す手順を説明します。
安全対策と準備するもの
- ヘルメット
- 安全帯
- 滑りにくい靴
- 軍手
- カメラ
- 瓦ハンマー
- 防水テープ
- 養生シート
高所作業は専門の職人でも大変危険な作業になります。
必ず安全帯やヘルメットを着用し、滑りにくい靴を履いて準備してください。
瓦は重量がある為手でズレを直しきれない場合は瓦ハンマーを使用します。
雨漏りを見つけた場合は一時的に補修する防水テープや養生シートがあると便利でしょう。
- 現状を確認する:
屋根に上がり、ずれた瓦の位置と状態を確認します。自分で直せない場合や保険を使う場合の為に写真を撮っておくと良いでしょう。 - 瓦を調整する:
ずれた瓦を手でゆっくりと正しい位置に戻します。手で動かすのが難しい場合は瓦ハンマーで慎重に叩き動かします。強く叩くと割れるので注意が必要です。 - 固定する:
一部の瓦は釘やワイヤーで固定されている場合があります。必要に応じて固定してください。
修復が難しい場合は写真をとるなど状況を把握して屋根修理ができる業者へ依頼してください。 - 最終確認:
瓦がしっかりと元の位置に戻ったかを確認し、隣接する瓦との間に適切な隙間があるかをチェックします。
このような場合は業者に依頼して!
下地の葺き土が見えている場合は、瓦ハンマーで叩いて調整するだけでは雨漏り対策が不十分のため、業者に相談することをおすすめします。
棟瓦の修理は専門的な作業であり、特に耐震工法を用いて修理することで長期的な安心が保証されます。
修理費用は10万円以上の高額となることが多いですが、ご自分での修復が難しい場合は早めに専門家に相談して、適切な修理を行ってください。
屋根に上がる場合注意すること
- 安全対策を取る
高所作業であるため転落のリスクを最小限に抑えるために安全帯を使用しましょう。 - 道具や材料を準備する
屋根材の部分交換や補修を行う場合は、自分の家の屋根材を入手しておく必要があります。同じように見えても製造メーカーや品種が異なることがあるため、写真を撮影して屋根材メーカーに問い合わせて特定しておきましょう。
その他にも安全帯や高圧洗浄機、防水テープ、コーキング材などが必要です。 - 瓦の上を歩く際の注意
瓦は山(盛り上がっている部分)と谷(中央の窪んだ部分)があります。歩く際に瓦が割れないように注意しましょう。 - 雨漏りが悪化しないように配慮する
雨漏りしている場合、修理中に雨水が侵入しないように注意しましょう。 - 火災保険の適用に注意
自分で修理する場合、火災保険の適用ができなくなる可能性があることを理解しておきましょう。
地震でズレた瓦はそのままでも大丈夫?安全に自分で直す方法まとめ
屋根修理は基本的には専門家に依頼することをおすすめしますが、ポイントを押さえてDIYで修理することも可能です。
事前に必要なものを準備し、高所作業には十分な注意を払い安全を最優先にしてくださいね。
また、自分で修理が難しい場合はすぐに業者に依頼してください。
瓦のズレは放っておくと雨漏りリスクが高まるので早く補修することをおすすめしております。
ハウスメイク牛久にご相談いただけましたら無料で屋根の点検をさせていただき、お客様のお悩みに沿った補修方法をご提案いたします。
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