戸建て外壁塗装に最適なシーズンはあの時期!おすすめタイミングをプロが徹底解説
塗装の種類と選び方
塗装のメリットとデメリット
続いて塗装によるメリット・デメリットをご紹介します。
メリット
- 美観の向上:住宅の外観が新築同様に美しくなり、家全体の印象がアップします。これまでと同じ色味を選ぶこともできますし、ガラッとイメージチェンジされる方も少なくありません。色選びで迷う場合はぜひ弊社までカラーコーディネートをご相談ください。モデルルームと色見本を完備しており、プロ目線でアドバイスさせていただきます。
➡弊社の施工事例でビフォーアフターをご確認ください - 保護機能:外壁や屋根を雨風や紫外線から保護し、建物の劣化を防ぎます。建材が長く健康であることは建物自体の寿命を延ばすことに繋がります
- 断熱・防音効果:特定の塗料を使用することで、断熱や防音効果が得られることもあります。夏場の直射日光からの輻射熱をカットする遮熱塗料は工場などでも多く採用されています。
- カビ・藻の防止:塗料によってはカビや藻の発生を抑える効果があり、衛生的です。最近の塗料は防カビ・防藻効果を持つ製品も多く出ています。日陰になりやすい北側の外壁が汚れやすくお悩みの方にお勧めです。
デメリット
- コストがかかる:高品質な塗料や施工業者へ依頼することになるため費用が掛かります。銀行のリフォームローンや行政の補助金が利用できることがありますので、これらを活用することで家計の負担を減らすことが可能です。
- 時間と手間がかかる:塗装作業は時間がかかり、施工期間中は多少の不便を感じることがあります。施工に掛かる期間は1週間から2週間程度が目安となります。
- 定期的なメンテナンスが必要:塗装は永久ではないため、定期的に塗り替えが必要です。と言っても一般的には10年15年周期になりますので、そこまで頻度が高いわけではありません。
戸建て塗装に適した時期
塗装に適した季節はいつ?
戸建て塗装に最適な季節は、一般的に春(3月~5月)と秋(10月11月)と言われています。
この時期は気温や湿度が安定しており、塗料の乾燥がスムーズに進みます。
また、春(3月~5月)は行政が提供する補助金事業の申し込み時期を重なることがありますので特に狙い目です。
具体的には下記の条件にあてはまることが塗装に最適な時期となるので、地域によって実際の時期は異なることがあります。
- 気温:15~25℃の気温が塗料の乾燥に最適です。夏の猛暑や冬の寒冷期を避けることで、塗装の品質を保てます。
- 湿度:湿度が高すぎると塗料が乾きにくく、低すぎると早く乾きすぎてしまいます。春と秋は湿度が適度で、塗装が均一に仕上がりやすいです。
- 雨の少なさ:雨天は塗装作業に大敵です。春と秋は比較的雨が少なく、作業が計画通り進めやすいです。
塗装の最適なタイミングを知る方法
塗装の最適なタイミングを知るためには、住宅の状態や環境をよく観察することが重要です。
是非一度、以下のチェックポイントを参考にして、ご自身の目で建物の周囲をぐるっと点検してみてください。
- 外壁の劣化:ひび割れや塗料の剥がれ、色褪せが見られる場合は再塗装のサインです。クラックと呼ばれる小さいひび割れを見逃さないようにしてください。また壁を指で触ったときに白く汚れが付くチョーキングという症状にも注意です。塗装がはがれ始めているサインとなります。
- 屋根の汚れ:カビや藻が目立つようになってきたり、塗装によるツヤ感が見えない場合は清掃・再塗装のサインです。高所なので目視点検が難しい場合はドローンによる点検が必要なことがあります。弊社ではドローンによる空撮を行い、徹底的なチェックを行っております。
- シーリング(コーキング)の劣化:窓枠や外壁のつなぎ目のシーリング(コーキング)が乾燥やひび割れてボロボロになっている場合はシーリング張替えのサインです。対処が遅くなると建材の内部に浸水被害が出る可能性があります。
- 防水機能の低下:雨漏りやカビの発生がある場合、塗装の防水機能が低下している可能性があります。
- 築年数:一般的に塗装は10年ごとに行うのが理想とされていますが、地域や気候によって変わることもあります。
- 周辺環境:海沿いや工業地帯など、過酷な環境下では劣化が早まるため、頻繁な点検が必要です。周りが野畑の場合は砂埃とともに藻やカビが、雑木林や森が近い場合は花粉の飛来もありますので、劣化が早まる要因となります。
塗装を避けるべき時期と理由
塗装を避けるべき時期には、夏の猛暑日や冬の寒冷日、雨季があります。
これらの時期に塗装を行うと、以下のような問題が発生する可能性があります。
- 夏の猛暑日:気温が高すぎると塗料が急速に乾燥し、均一な仕上がりが難しくなります。また、作業員の体調管理も難しくなります。弊社では作業員の安全確保のため、暑さが酷い場合は日中での作業を調整させていただくことがあります。
- 冬の寒冷日:気温が低すぎると塗料が乾きにくく、仕上がりが不均一になることがあります。凍結のリスクも考慮する必要があります。
- 雨季:雨が多い時期は塗装面が濡れてしまい、塗料がしっかりと定着しないため、塗装の耐久性が低下します。施工スケジュールの遅れにも繋がりますので雨の多い時期は塗装に不向きと言えます。
これらの要因を避けることで、塗装の品質を保ち、長持ちさせることができます。
ハウスメイク牛久は長年の経験により塗装に不向きな時期でも塗装効果が最大化させるノウハウを持っております。猛暑・寒冷期間中の塗料の保管から施工まで数多く経験しておりますので、お気軽にご相談ください。
戸建て塗装のタイミング
初めての塗装:どのタイミングで行うべきか?
初めての塗装は、新築から約10年後が一般的なタイミングです。
これは、各ハウスメーカが新築時に使用している塗料の耐用年数が10年程度であることが多いためです。
ただし、建物の立地や気候条件によっては、劣化が早まることもあります。
- 外壁・屋根の状態:ひび割れや色褪せ、カビの発生が見られる場合は、塗装のタイミングが近づいています。手遅れになると雨水の浸水被害に繋がります。
- 防水性の低下:雨漏りや壁に湿気が感じられる場合、防水機能が低下している可能性があります。室内の天井や壁の壁紙の変化にも注意が必要です。
- 日差しの強さ:直射日光が強い地域では、塗料の劣化が早まるため、早めの塗装が必要です。
再塗装のサイン:見逃してはいけない劣化の兆候
再塗装のタイミングを見極めるためには、外壁の劣化兆候を見逃さないことが重要です。
以下の兆候が見られた場合、再塗装を検討してみてください。
- ひび割れ:外壁にひびが入っている場合、水が浸入しやすくなり、建物の構造に悪影響を与える可能性があります。
- 塗料の剥がれ:塗料が剥がれ落ちている場合、防水機能が低下し、外壁が劣化しやすくなります。
- 色褪せ:紫外線や風雨にさらされて塗料が色褪せている場合、美観だけでなく、保護機能も低下しています。
- カビや藻の発生:湿気が多い環境で発生しやすく、放置すると外壁の劣化を促進します。
定期的な清掃メンテナンスを行うだけでも長持ちさせることが出来ます。
弊社では塗装の塗り替えだけでなく、足場を組んだ清掃、雨樋のメンテナンスなどのご相談もお受けしております。
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塗装を長持ちさせるコツ
塗装を長持ちさせるためには、こまめな点検と初期段階での補修作業が重要です。
外壁の汚れや藻などの兆候を放置せずに掃除することで、塗装の効果を長持ちさせることができます。
- 定期点検:定期的に外壁の状態を点検し、小さな劣化を早期に発見・修繕することで、大規模な補修を避けることができます。
- 適切な塗料の選定:耐久性の高い塗料を選ぶことで、再塗装の頻度を減らすことができます。シリコン塗料やフッ素塗料は特に耐久性に優れています。
- プロのアドバイス:信頼できる業者に相談し、専門的なアドバイスを受けることで、最適なタイミングと方法で塗装を行うことができます。
- 季節の選定:先述のように、春や秋の気候が安定した時期に塗装を行うことで、塗料の乾燥が均一になり、仕上がりが美しく長持ちします。
戸建て塗装の具体的な事例と費用
塗料を選ぶ際は長期的な視点でメンテナンスや塗り替え頻度を考慮することが大切です。
具体的には、塗装に掛かる費用には「塗料代(原料費)+作業人件費+足場代+その他交通費」などが掛かってきますが、塗料の耐用年数によって塗り替えの頻度が変わります。
安い塗料を使うことで原料費を安く済ませられても、その都度「作業人件費+足場代+その他交通費」が掛かってくるようでは、トータルのコストが高くついてしまいます。
トータルコストの計算や、コストパフォーマンスが高い塗り替えプランなど、不明な点がありましたらお気軽に弊社までお問合せください。
戸建て塗装の費用相場と見積もりのポイント
費用相場
塗料別の戸建て塗装の費用相場は以下です。
※施工方法や施工面積によって異なります。
また市場の状況により塗料の値段が変化します。(最近は値上がりの傾向にあります)
アクリル塗料 | 400,000~500,000円 |
ウレタン塗料 | 550,000~650,000円 |
シリコン塗料 | 650,000~800,000円 |
フッ素塗料 | 800,000~950,000円 |
光触媒塗料 | 1,000,000~1,500,000円 |
見積もりのポイント
- 複数の業者に見積もりを依頼:最低でも3社以上から見積もりを取り、内容を比較しましょう。
- 明細の確認:見積もりには、塗料の種類、使用量、施工面積、下地処理の費用などが詳細に記載されているか確認します。
- 施工実績の確認:業者の施工実績や口コミを調べ、信頼性を確認します。
- 保証内容:施工後の保証期間やアフターフォローの内容を確認し、安心できる業者を選びましょう。
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費用を抑えるための賢い塗装方法
最後に必要を抑えるための方法をまとめます。
- セルフ塗装:自身で塗装作業を行うことで、施工費用を大幅に削減できます。ただし、専門的な知識と技術が必要です。高所での作業は命のリスクがありますので、十分な安全を確保できない場合はプロに作業を任せたほうが良いでしょう。
- 業者の選定:信頼できる業者を選び、適切な見積もりをもらうことで、無駄な費用を抑えることができます。見積もりの内訳がはっきりしていない業者は避けたほうが無難なケースが多いようです。
- 塗料の選定:長持ちする塗料を選ぶことで、再塗装の頻度を減らし、長期的にコストを抑えることができます。特にシリコン塗料やフッ素塗料は耐久性が高くおすすめです。
- 季節の選定:施工に最適な季節(春や秋)を選ぶことで、作業効率が上がり、結果的に費用を抑えられます。春(3月~5月)は行政が提供する補助金事業の申し込み時期を重なることがありますので特に狙い目です。
- 早期点検とメンテナンス:定期的な点検と小さな修繕を行うことで、大規模な補修を避けることができます。
外壁塗装を検討する一つの材料にしていただければ幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
雨樋や屋根、外壁にご心配なことがありましたら、お気軽に当店までご相談ください。