塗装に関するマメ知識やイベントなど最新情報をお届けします! スタッフブログ

現場風景2021・1・30

お知らせ現場情報豆知識 2021.02.03 (Wed) 更新

こんにちは、ハウスメイク牛久です。今日は天候は快晴でした。しかし、風が強く現場の職人さんたちはかなり苦労していました。足場に上がる仕事なので安全に注意が必要です。職人さんは仕事に慣れすぎると不注意になりがちなので、営業サイドからも気を付けて作業するように頻繁に声掛けをするようにしています。万が一があってはいけないのです。仮設足場の階段は住宅敷地に余裕があれば必ずつけています。但し施主様はのぼったりしないように必ず伝えます。足場には思いもよらない場所に頭をぶつけてしまうような突起があります。1段の高さが現在の日本人の平均身長よりやや低いのです。僕の身長が177cmです。ヘルメットを装着すると背筋は伸ばせないです。ヘルメット無しで頭をぶつけるとかなり危険なので絶対にやめておいて下さい。(現場で御縁があれば)

今回の工事現場は牛久市内です。外壁塗装・屋根葺き替え・門塀塗装

・外壁はモルタル仕上げ ファインパーフェクトトップ(3工程)

・屋根はカラーベスト(アスベスト含有時期の製品) ニチハ 横段ルーフαプレミアムS ブラウン)

現在の状況は屋根の横段ルーフ 施工完了(ガルバニウム鋼板のカバー工法) 外壁塗装は洗浄が終わり、本日は養生作業。

本日は屋根の作業の様子の画像を紹介します。

Before(施工前)カラーベスト築35年。前回の工事で雨漏り防止剤(タスペーサー)が設置されていなかった為、水が溜まっている状態でした。再塗装不可状態と判断。今回はガルバニウム鋼板のカバー工法で御契約。ニチハ横段ルーフで工事します。

・防水紙を既存の瓦の上に貼りあげる。防水紙はゴムアス(改質ゴムアスファルトルーフィング)を使用。ひと昔前は耐久性能にかけ、瓦の下でボロボロになっているシーンを見かけたものでした。今の防水紙は丈夫で長持ち。製造メーカーはTAZIMAです。重なりやロスもあるので施工面黄が100㎡であれば1割増しの面積計算で積算されることが多いです。粘着式のものは施工しずらいので一般的には使いません。

本棟・下がり棟の施工となります。既存の棟、貫板は撤去します。15年以上経過しますと雨水の侵入が多い場合、貫板が木ですので腐ってしまい棟板金の釘が緩んでしまいます。台風などの暴風が吹き荒れると、下から風が棟を押し上げてしまい飛ばされてしまうこともあります。2019年の15号、19号の際、相当数の棟が飛ばされ当社に相談案件が山ほどありました。そのとき当社の強みである板金店は当社のお客様を最優先で応急処置してくれました。平素から仕事を出し続けている会社と業者との信頼関係、キズナの強さが他社とは比べものにならないと自負しております。

写真は貫板を固定する桟木です。

棟の貫板桟木施工後には、当社の板金店のオリジナル施工で金属下地を貼りあげます。この金属下地が大いに力を発揮します。上からかぶせるガルバニウム鋼板の棟部材の固定が強固になるのです。木下地ではないのでビスの効きが良く抜けにくいのです。飛ばされる心配も減るということです。この加工技術は、当社の板金店が自社の工場で加工する設備をもっているからできることなのです。この施工技術の違いを理解できるお客様は当社に仕事を委ねてくれます。

ガルバニウム鋼板の貼りあげ。鋼板は、ニチハ横段ルーフαプレミアムS、フッ素塗装高耐食GLめっき鋼板。(厚み0.35㎜、芯材は硬質ウレタンフォーム、厚み最大17㎜、働き幅260㎜)

メーカーから保証書発行されます。変色・褐色20年、塗膜保証20年、赤錆20年、穴あき25年、申請して多少時間はかかりますが立派な保証書です。

専用雪止めも取り付けます。

・今後の工程では外壁中心とした塗装が進捗していきます。屋根の葺き替え日数は5日前後です。

・屋根の葺き替えには様々な商材での施工ができますが、断熱仕様の屋根材と断熱材が薄いフィルム程度の鋼板にわかれます。後者の方が費用が安いことが多いです。

 

屋根材紹介 太平産業株式会社 カレッセシリーズ 

9層の最上部は耐候遮熱塗膜、しかも塗膜層を長期15年保証。高品質ガルバリウム鋼板を基材とした9層構造の高級合金メッキ鋼板。錆が極めて発生しにくく、亜鉛鉄板に比べるとサビに対して3~6倍の強さを備えています。さらに最上部には太陽光線や温度、湿度、雨など自然環境の変化に耐える耐候遮熱塗膜を施し、15年塗膜保証の安心体制を整えています。

400㎏/㎡でも変形しない荷重に強い特殊構造。上下パーツの接合部に設けたディフェンスルームは雨水の侵入を防ぐだけでなく、耐荷重でも高い性能を発揮。この独自の性能により、既存材とのあいだに空気層を作りながらも、1㎡あたり400㎏もの重量に耐えることができます。人や工事足場の荷重にも変形や破損が生じず、施工中はもちろん、施工後のアンテナの取付やメンテナンスなども安心して行えます。

住まいに気品を与える質感とカラー優美な曲線フォルム。なめらかで凹凸のないフラットな質感は光によって微妙に表情を変え、おだやかで重厚感のある印象。シックなカラーは和洋を問わずにしっくりとなじんで建物全体を気品と拡張でつつみこみ、町並みにも映えるバリエーションをバリエーションをそろえました。陸棟部と隅棟部は丸みのある瓦風デザインで、一般の金属屋根にはないグレード感を演出。シンプルを極めて、長く愛される美しさが住まいに新たな価値を加えます。

継ぎ目からの雨水の侵入を許さないカレッセ独自の特許「ハイドロブロックシステム」。 特許「ハイドロブロックシステム」は特殊シーラーをドッキングしたジョイントパーツにより、隙間なく密着した本体のパーツ継ぎ目とシーラーの優れた密着性能で横からの雨水の侵入をダブルブロック。万一、雨水が内部に浸潤したり、梅雨の湿気や暖房時の結露が屋根に及んだ場合にも水滴を排出するルートを設計し、対策は万全です。防水試験では風速20メートルと30メートルの各条件で1時間に240㎜相当の雨をクリアし業界トップレベルの卓越した防水性能を実証しています。

熱を伝える3要素 ”対流・伝導・輻射熱”を大幅にカットする空気層・耐熱特殊シート・遮熱顔料の「トリプルヒートブロック」。 シーラーによって既存材との間に対流しない空気層をつくります。ペアガラスの原理と同様に、空気層が屋根からの熱を遮断して、つねに快適な室内環境をキープ。また結露を防止し、、湿気による住まいの痛みを軽減します。

耐熱特殊シートが既存屋根との接触を防いで、熱伝導を軽減。 本体パーツの裏面におは高断熱の耐熱特殊シートを釘固定部まで装着。シートの耐熱温度約140℃は通常の屋根面最高温度の80~90℃に充分に対応し、熱を伝えやすい金属製の本体が既存の屋根面に一切接触しないことで、室内への熱伝導を緩和。遮音効果もアップします。

 

・ハウスメイク牛久では、本日も龍ヶ崎市の施主様から2案件お問合せございました御契約も1軒いただきました。外壁塗装工事です。お問合せいただいて、担当者が伺うまでの間に御準備として、建築図面などを用意しておいてください。またベランダなどの床も点検しますのでお洗濯物など室内へいれていただくとありがたいです。また当社では、つくば市、つくばみらい市、土浦市、かすがうら市、阿見町地域への強化を図っております。御来店相談はもちろん、WEB相談(Zoomアプリ使用)なども始めておりますので、WEB問合せ、お電話などにて御予約下さいませ。本日もありがとうございました。WEB担当:猫三郎より。