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ベランダ・陸屋根・マンション屋上などの防水工事

豆知識防水工事日誌 2023.02.02 (Thu) 更新

こんにちは、ハウスメイク牛久でございます。

連日、お客様からの相談が多数きております。御指名いただきありがとうございます。

ご相談の中ではメインではありませんが、外壁塗装、屋根塗装工事に付随して発生している防水工事について書かせていただきます。

まず防水工事の価格帯ですが、下記のような㎡単価となっています。

ただし、防水工事といっても幅広く、大きく分類すると、FRP防水、シート防水、ウレタン防水・アスファルト防水になります。

さらに細分化すると以下の通りです。

・ウレタン防水 通気緩衝方法・機械的固定方法・密着工法・防滑性ビニル床シート複合方法(ダイフレックスDSカラーZERO参照)

・塩ビシート防水 機械固定法

・塩ビシート防水 密着工法

・ゴムシート防水

・改質アスファルト防水

・FRP防水

 

色々ありますが、よくある防水工事について解説させていただきます。

 

ウレタン防水(ダイフレックス社のDSカラーZEROからの掲載) 

既存がコンクリートの場合は維持管理コストを抑えるのには通気緩衝工法が良いと思います。補修が容易で下地形状が複雑な部分にも対応できる。通気緩衝シートが、ふくれを防止しし、下地の挙動を緩衝または、優れた耐久性を発揮。防水層が軽量で負担が少ない。メッシュシートが入るため空気の流動が起きて膨れ防止にもなる工法です。

既存がアスファルト防水の場合通気緩衝工法(自着シートまたは自着シートライトによる接着工法)が良いです。次回改修時にも塗り重ね改修による低コスト改修が可能です。または機械的固定工法での施工が推奨されています。既存防水層をほとんど撤去せずに改修できる機会的固定工法。同じく次回改修時にも低コスト改修が可能です。

既存がシート防水の場合は通気緩衝工法(自着シートまたは自着シートライトによる接着工法)と機械的固定方法がおすすめです。

既存がウレタン塗膜防水の場合は密着工法が一般的ですが、通気緩衝工法(自着シートまたは自着シートライトによる接着工法)も可能です。

ルーフバルコニーの防水工事

コンクリート仕上げでの一例として通気緩衝工法で仕上げることが多いです。次回改修工事のときの低コストにつながります。

ベランダの防水工事。ベランダ防水のスタンダードともいえるウレタン塗膜防水工法。防水層の継ぎ目(ジョイント)が存在しないため高い防水性能を有しています。密着工法と防滑性ビニル床シート複合方法が考えられます。防滑性ビニル床シート複合方法は、床面に美観に富む防滑性ビニル床シートを使用し、立上りと排水溝をウレタン塗膜防水で一体化させる美観重視型のハイブリッド使用です。総じてウレタン防水は補修が容易で下地形状が複雑な部分にも対応できる。通気緩衝シートが、ふくれを防止しし、下地の挙動を緩衝または、優れた耐久性を発揮。防水層が軽量で負担が少ない。

 

・塩ビシート防水 機械固定法・密着工法(接着工法)

 塩ビシート防水はウレタン防水より寿命が長いと言われています。(15~20年)紫外線やオゾン、熱に対して耐性があります。耐摩耗性もあります。複雑な形状には適さないです。シートのつなぎ目部分の処理が大事。剥がれによる漏水がおきないように。施工は密着工法・機械式固定法の2つがあります。塩ビシートの製造会社は主にTAJIMA、アーキヤマデ、ダイフレックス、ディックプルーフィング株式会社などがメジャーです。

・塩ビシート防水機械的固定方法

 ベランダ防水や屋上防水の御依頼で御訪問したとき、すでに床面がボロボロになっている場合があります。この塩ビシート機械的固定方法の特徴は下地が傷んだままでも、簡単な下地処理で施工でき尚且つ、耐久性が抜群です。また下地とシートの間に空気層を入れる絶縁工法であれば膨れの心配もありません。

 

・ゴムシート防水

 ゴムシートは加硫ゴム。機械的固定方法は接着剤を使用せずに、固定金具を用いて、シートを下地へ固定します。1工程目が絶縁用シートを用いる場合と断熱材を用いる方法があります。接着工法は接着剤によってシートを張付ける方法。断熱材を入れ接着する工法もあります。

 

・改質アスファルト防水

 アスファルト防水と比較し、臭いや煙の発生がほぼないのが「改質アスファルト防水工事」です。アスファルトに合成ゴムなどを混ぜてシート状にしたもの(アスファルトルーフィング)を使います。改質アスファルト防水工事には大きく分けて3種類の工法があります。熱工法・トーチ工法・常温工法となっています。一般住宅ではあまり採用されていません。

 

・FRP防水

 FRP防水は、液状の不飽和ポリエステル樹脂に硬化剤を加えて混合し、この混合剤をガラス繊維などの補強材と組み合わせて一体にした塗膜防水です。従って出来上がった防水層は、継ぎ目のないシームレスな層となり、優れた防水性能を発揮します。塗膜の硬化速度が速いため、何層も塗り重ねる仕様でも1日で施工を完了させることが可能です。一般住宅でよく使われる防水工事です。FRPとは軽量で耐久性・耐水性に優れた繊維強化プラスチック(Fiber reinforced Plastics)の略称で、我々の生活の中でも自動車のボンネットや浴槽など身近なところで使用されています。工事手順としては床面の清掃、プライマー塗布、防水用ポリエステル樹脂塗り、防水用ガラスマット敷き、防水用ポリエステル樹脂塗り、保護、仕上げ材の塗布という順番ですが、ガラスマットを2回(2プライ)という施工もできます。当社では外壁塗装時の点検で、ベランダやバルコニーの防水を確認しています。防水工事の再施工依頼では、ウレタン防水とFRP防水が多いです。

 

ハウスメイク牛久は住宅の防水工事だけでなく、マンション、工場、大型店舗などの防水工事にも対応しており、今まで35年間で多くの事例がおります。

お読みになられたお客様で防水を施してある部分の点検を御希望の方は是非、お問合せ下さい。

 

2月も後半戦となり当社でも相談案件が激増しております。相談内容については以下の内容が多くなってきています。

・軒天の板が垂れ下がってしまっているので修理して欲しい。

・訪問販売営業マンにせまられて、やらなければいけない。工事やらせてとしつこい。一度確認してほしい。

・以前に当社で工事してもらった。今度は内装工事について相談したい。

・建売で13年なのだがベランダ防水が気になる。(めくれているように見える、カビが発生している)

 

◎軒天は2階部分だと高所で足場が必要になることが大半なので、現場調査で確認をした上、大工工事の程度、塗装の有無を確認して提案します。

◎訪問販売営業は悪いわけではないが、極論で言いますと塗装して1年しか経っていない住宅でも訪問をかけてきます。特に確認しずらい屋根などを無理に指摘してくることが多いようです。

◎ハウスメイク牛久の看板が外壁塗装専門店となっているので、内装ができるのかという御連絡もよく受けます。当社は塗装がメインの業務であります。しかしながら内装リフォームすべてに対応できる会社です。実績もあります。遠慮なく相談下さい。

◎屋根がミルフィーユ状にめくれてくるケースは少なくはありません。ノンアスベストのカラーベストに多いです。一定の期間に製造されたものだけですが、7~8年に渡り普及したのでかなり多いです。一度点検をしてもらうことをおすすめします。

◎新聞の折り込み、ポスティングと販促活動していますので月に30件以上の問い合わせをいただいております。しつこい営業は一切行っておりません。安心してご相談下さい。

 

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本日もありがとうございました。WEBライターの猫三郎でした!