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断熱塗料・工場、倉庫の屋根の塗装工事

こんにちは、ハウスメイク牛久 WEB担当猫三郎です。

日進月歩、塗装業界も次から次へと新しい商材が世に出ています。

塗料にも機能があります。注目されているのは遮熱効果のあるものと断熱機能のあるものです。

断熱塗料は遮断熱塗料と呼ばれます。

屋根塗装においては、この機能が働くことが大きな経済的効果を生みます。

面積が大きければなおさらです。

工場や倉庫などは面積も広く、金属製屋根であることが多いです。

折半屋根という屋根でできていることが多いです。

古い建物の折半屋根は「重ねタイプ」での施工方式が多いです。

このタイプはボルトが突き出ているので、ボルトの錆が広がり屋根を赤くしてしまうことがあります。

最近は「はぜ締め」での施工が多くなってきました。左から、重ねタイプ、はぜ締めタイプ、篏合タイプとなっています。

塗装の周期はおおよそ10年~15年というところです。

少しでも長く持たせられる塗装をしたいですね。

そして長寿命で、「省エネによる経済的効果」の見込める塗装になれば、償却年数も短くなりコスト削減に役立ちます。

ハウスメイク牛久ではそんな内容を盛り込み積算できます。

 

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今日のお題・「遮熱塗料」から

1.遮熱効果  

 金属屋根の実証実験データーから抜粋(水谷ペイント・日本ペイント・プレマテックス)

 Q. 遮熱塗料の効果はいつも一定ですか?

 A. 例えば遮熱塗料で屋根を塗り替えても、屋根や室内の温度は常に一定に下がるわけではありません。室内の温度を上昇させるのは、主に屋根から伝わる太陽熱。断熱材のない構造の建物(工場や倉庫など)では、遮熱塗料が室内環境の改善に有効だと言えます。屋根の表面温度は確実に低下(反射するので)します。金属製の屋根であれば18~20℃前後差が生じます。

 Q. 色によって効果は違いますか?

 A. 反射率の違いが生じるため、白に近いほど効果が高くなります。

2.遮熱塗料選び

 ・遮熱塗料は2液弱溶剤タイプをお選びになると良いと思います。

 ・シリコン樹脂グレード以上の素材がお勧めです。

 ・超耐久性能(12~15年以上)の高日射反射屋根遮熱では以下の3種類の塗材が実力・評判が良いです。

●プレマテックス:ケイセラチタンクール(2液弱溶剤形無機変性樹脂黒色チタン系遮熱塗料)

 屋根用の遮熱塗料で一番重要なことは、熱エネルギーになりやすい太陽からの近赤外線領域波長(780~2500nm)の反射を高めることです。ケイセラチタンクールは、黒色チタン系遮熱顔料を使用することにより、近赤外線領域波長を効率的に反射することができます。

 超耐候性:紫外線劣化に強いオルガノポリシロキサンを成分としているため超耐候性を実現。

 超低汚染性:高レベルの親水性制限技術により外壁に付着した汚染物質を雨水が流し落とします。

 速乾性:乾燥が早くスムーズに施工が行えることにより工事へのお客様負担が軽減。

 高塗着性:特殊技術による高い塗着力と隠ぺい性で驚くほどの美しい仕上がりに。

 防藻・防カビ性:美観や健康を損なう可能性のある藻やカビの発生をシャットアウト。

 フレキシブル性:無機と有機のハイブリッド技術により超耐候性としなやかさを併せ持つ。

●プレマテックス:グラステージ ECO  ROOF (2液弱溶剤多重ラジカル制御形高日射反射率屋根用無機塗料)

 従来の遮熱塗料の概念を変える。耐候性を維持し早期退色不安を軽減した「ECO ROOF」。遮熱塗料の課題であった変色・退色のリスクを設計段階から見直し・改善。耐候性と遮熱性の両立を実現しました。室内の温度上昇の要因である太陽光(近赤外線)を反射し、蓄熱を抑制することで夏場でも室内温度の上昇を抑え、省エネ、節電に繋がります。さらに高耐候性、低汚染性により塗膜表面の劣化を防ぎ、遮熱性能を長期にわたり保持します。

 遮熱塗料は通常、太陽光(近赤外線)を大きく吸収するカーボンブラックを使わないことで遮熱性能を向上させていますが、退色に強く耐候性に優れたカーボンブラックを使わないことは、一般塗料以上に退色・変色のリスクが生じる要因となっていました。ECO  ROOFは特殊黒顔料等に依存せず、耐候性に優れた顔料同士の退色速度を揃えることで早期退色不安を軽減しました。

 サーモグラフィーによる屋根モデル表面温度分布(熱画像)

 2枚の屋根モデル(鉄板)の左側にECO  ROOF、右側に一般屋根塗料を塗布し、サーモグラフィーで測定した結果です。一般屋根塗料と比較し表面温度で焼く20℃の差がでました。

 

 

◎水谷ペイント:快適サーモFまたはSI (F=フッ素、SI=シリコン)

 快適サーモシリーズ:水谷ペイントでは、業界の中でもいち早く遮熱塗料の開発に取り組み「快適サーモシリーズ」を発売しました。

 快適サーモシリーズは、2002年の発売以来たくさんの住宅や工場、倉庫などの屋根に使用され、室内の温度上昇の抑制に貢献し、快適な生活環境を守ってきました。

 これまで10年以上に渡り積み重ねてきた実績と機能向上から、自信を持って信頼のおける性能と品質をご提供します。

 超耐候性・超耐久性・低汚染性・超耐変色性・防カビ・防藻性・JISK5675取得

 プラント工法(工場屋根遮熱改修工法)業界初・3工程でトリプル機能

 ・工場屋根の改修に最適な遮熱工法です。太陽光を効率よく反射させるとともに、樹脂分の多いエナメル塗料(トップコート)により、優れた耐候性、遮熱機能を発揮します。また断熱効果がある下塗りにより、さらにハイグレードな遮熱・断熱工法が完成しました。

 

◎日本ペイント:サーモアイ4FまたはSI(F=フッ素、SI=シリコン)

 ハイスペックな遮熱塗料、サーモアイ

 塗膜トータルで反射性能向上:従来の遮熱塗料は、上塗りのみの場合と、中塗りと上塗りの場合が一般的でした。しかし、前者は反射性能を上塗りのみに頼ってしまうという問題が、後者は一工程増加することで、コストや工期に負荷をかけてしまうという問題点がありました。

 下塗り(反射性能)+上塗り(赤外線透過テクノロジー+反射性能のPowerUp)=塗膜トータルで反射性能を向上

 環境技術実証事業において効果を実証:環境技術実証事業とは、環境省の主導により、環境保全効果等が有用な技術の普及促進と、環境産業の活性化を目的として実施されている事業であり、第三者機関による客観的な評価によって、その効果が実証されます。サーモアイはこの実証事業において、効果を実証されています。

 

今日のお題・「遮断熱塗料」

1.遮熱塗料との違い

 断熱塗料を伝わりにくくする為の塗料で、遮熱塗料を反射し、遮る為の塗料です。 2つの塗料の一番の違いは、冬の寒さも遮ってくれるか否かです。 断熱塗料はその効果がありますが、遮熱塗料は寒さを遮る効果はありません。 … また、断熱塗料は外からのや冷気を遮るだけでなく、室内の温度を逃がしにくくする効果があります。

2.中空セラミックバルーン

微小中空セラミックバルーンとは 宇宙ロケットが大気圏突入の際に必要な断熱効果・遮断効果を発揮する製品として、NASAで研究開発されたビーズ状の微小中空セラミック原材です。 微小中空セラミックバルーンはミクロンサイズの中空セラミック反射球体で、ナトリウムホウ素シリカで構成され、効果的な断熱材および反射体として作用します。

 

お題の締め「折半屋根塗装を有効的な塗な工事に」

・工場、倉庫などに使われる折半屋根のメンテナンスは、できるだけ少ないコストで行い、省エネ効果によって減価償却環年数を効率よくまわすという目的があります。ハウスメイク牛久では遮熱効果が高いもので耐久性も望める塗料で提案しています。