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現場を振り返って 外壁・屋根塗装工事 ハウスメイク牛久

こんにちは、ハウスメイク牛久 土浦店のSAIZOです。2021年7月11日今日も夕方に竜巻警報がでたり集中的な豪雨がありました。早速雨漏り相談の電話がかかってきました。横殴りの雨が降ると雨漏りするというケースはとても多いです。雨漏りの原因は一軒一軒違うけれど、外装のどこからかに水の侵入口がありことは間違いないです。風向き次第で入り込んできてしまうのです。もっとも多い部位は屋根です。二番目はベランダ、バルコニー。その他サッシ回り、軒天まわりなどが多いです。高所であることがが多いので足場が必要になってきます。塗装工事の際に、塗るだけでなく隅々まで点検してくれるような業者にぶつかればラッキーです。よく聞く話ですが、住宅のこともわからない、無知な営業スタッフしかいない業者も結構多いみたいです。弊社では外壁・屋根塗装専門店ですが、住宅業界に長く精通してきたスタッフばかりなので安心して相談できます。

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前置きのところで少し長くなってしまいましたが、本日は現場で起こる問題や、事前に知っておくべき事柄など記載していきます

1. 現場調査は時間をかけて行うべし

 現場の調査を徹底することが工事の成功への早道です。外壁や屋根の基礎体力がなければ塗ったペンキも剥がれやすくなってしまいます。窯業系のサイディングボードで張替えが必要というケースも少なくはありません。屋根などは目視だけでは判断できないです。下から見るだけで「屋根が浮いてます、棟が取れそうです」など指摘営業をしている業者などに騙されないようにしましょう。弊社ではドローンを使い施主様にその場で確認していただけます。計測をすることが目的でなく、現状把握し適正な塗料や工事方法を考えることが重要です。痛みを止めるために下地塗りの塗料を強くしたりする必要もあるからです。できれば施主様にも一緒に住宅を見て、質疑応答を交えてながら正しい情報(いつぐらいから症状がでていたかなど・・・)も聞き取りしたいものです。

 

2. 本音で情報を伝えるべし(予算・相見積もり・時期・ネックとなる問題など)

 考えられる範囲の予算ははっきりと伝えて下さい。弊社では高額の工事を無理くりに勧めたりしません。足元を見るような提案もいたしておりません。組める予算の範囲でできるだけ内容の濃い見積提案がしたいのです。予算が合わない状態でお互いに時間を使うことは望みません。相見積もりは大歓迎ですので、そちらも遠慮なさらずに申し伝えて下さい。(見積もり期日もできるだけ沿うよう配慮しますので)

3. 同時にできる仕事は提案だけはしておくべし

 塗装工事に伴う仮設足場を使ってできる工事(予算の範囲)は、事後ではコストのロスになるので工事する、しないは別としてお伝えしたいと思っております。例えば雨樋の修理・交換、破風板の金属巻き、高所サッシの修繕(雨戸の修理、交換、サッシの交換など)などです。

4. 塗料の提案は長寿命のものから3種類位は提案を受けるべし

 塗装工事の一番の着目点は耐久性です。誰しもが耐久年数の長いもので工事したいと思っています。「高級塗材は高いから」「50万円も価格差があるから」など尻込みをしてしまうことはないですか。確かに「機能満載」「耐久性が20年以上」という塗料はたくさんありますし材料費も高いです。特殊と呼ばれるほどの塗材(耐久性30年などというふれこみの製品)は別として15~20年前後の耐久性が見込める塗材と溶剤シリコン系の塗材の価格差は10~20万円位です。それを40万、50万と価格差を付けて提案している会社はナンセンスです。(最低の商法を使った詐欺的なものです)3種類以上の見積もりを作らせる狙いは業者の技量を見抜くためです。最安塗料~最上位のもので50万円以上値段が開いたらその時点で候補から外した方が良いです。(住宅のサイズが60坪以上あれば可能性はなくもないですが30~50坪範囲ではないと思って下さい。)

 

 

 

5. 工事前打ち合わせを職人と営業と施主様で仮設足場後にすぐに行っておくべし(契約内容を職人にしっかりと確認してもらい、注意点、問題点の有無を知らせてもらえる)

 クレームを起こす要因の一番工事前打合せが十分に行われないことによるものです。営業は仕事を受注したいがために、できる事、できない事の見境なく提案したりすることがあります。自分自身が職人ではないから判断を間違うこともあるでしょう。しかし工事前に施主・営業・職人の三者で現場を見ながら打ち合せを行えば修正ができます。納得いただいた上で工事を進捗させることができます。作業が終わってから「これは違う」となってしまってももとに戻せないこともあるので打合せはしっかりと。仮設足場を組んだ後ならば見えなかった場所まで確認ができるので、施主様に足場に上がって見てくださいということではありません。営業管理者と職人で上から下まで点検してもらうということです。工事前に雨戸などに傷が発見されれば、塗ったことでついた傷ではない、又はサッシに付着している塗料は工事前についたものが数か所あったなど責任の所在をきちんとしておくことが大切です。

6. ペンキの色は後悔のないようしっかりと家族で相談し、担当者に相談して見本などを作ってもらうことも必要。

 塗装の色は、なかなか決めにくいもののようです。実際の見本が小さいために色の差が分かりにくいです。室内で確認するのと外の紫外線でみるのとでは、雰囲気がまるで違ってみえますので、できれば外で外壁などに照らし合わせて確認してください。陽が当たっている個所と、日陰の場所の両方で見ると良いでしょう。現実問題として、外壁に使う外壁色は淡彩色(色が薄めのもの)・中採色(中間グレードの濃さ)・濃彩色(濃い目の色合い)・原色に近いもののなかで赤・緑・黄色・青系が顕著にでているものは材料費が違います。(詳しくは営業担当まで)

 

 艶については全艶・7分・5分・3分・艶消しという段階から選べることが多いですが、塗料によっては全艶・5分・3分しか選択できないものもあります。詳しくは営業担当に聞いてください。外壁塗装・屋根塗装は美観を維持する(意匠性を高める)工事でもありますので、色選びは納得できるようしっかりと打合せしてください。

 

7. SAIZOが気に入っている現場紹介

 つくば市のお客様で、外壁塗装をいたしました。窯業系サイディングの上にジョリパット仕上げで新築時に仕上げてありました。やはりジョリパッドを左官する際のテープの継ぎ目が大きくひび割れを起こしていました。しかしながら現行の風合いを残したいとい施主様のご意向を重視し、艶無しのジョリパッドに適したシリコン系塗材を選択。補修も念入りにしたかったので、資材店(塗料店)と親方と私の三者にて現場確認を行い工事仕様を決めました。昨日1年点検にドローンを持参し撮影してきました。屋根は塗装品ではありませんが現状確認の為、撮影も行っておきました。お庭のデッキは御主人の自作でございます。

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ハウスメイク牛久では土浦店もこの秋で2年を迎えます。土浦店ではつくば市の現場拡張に全力で取り組んでいます。御検討中の施主様は是非この機会にお問合せ下さい。心よりお待ちしています。阿見町・土浦市・石岡市・行方市。稲敷市も営業範囲です。お待ちしています。