外壁塗装の い・ろ・は 外壁・屋根塗装専門店のハウスメイク牛久
こんにちは、ハウスメイク牛久 WEB担当のSAIZOです。
しばらくリフォームサイトなどにかかり切りでBLOG が書けませんでした。
まだまだ暑い日が続いておりますが、秋の気配を少しづつ感じられるようになってきました。
お盆があけて塗装相談を含めた問い合わせが急増しています。ありがたい悲鳴です。
今のところ台風の関東上陸などということもなく9月に入りそうです。しかし例年の傾向では9月初旬~10月下旬までは気が抜けません。昨年は関東平野部はあまり台風の影響を請けませんでした。2019年、2018年は関東平野も膨大な被害がでました。
そのときに、修理依頼の問合せが殺到してしまいどこの業者も対応しきれなかったようです。
さて本日のお題は・・・塗装工事のい・ろ・は でございます。
「い」からスタート。 塗装工事を満足できる結果に導く最初の課題は・・・・・業者選びです。1社できめることは至難の業。初めての塗装であればなおさらの事。2回目であれば前回業者が納得できる内容であったならば他を聞いてみる必要はないですから。前回の工事について不満な点はどういうところでしょうか。「価格が高すぎた?」「職人があまり良くなかった」「アフターフォローなどがない状態」「塗装後の結果がよくなかった。変色、色引け、亀裂、カビなど5年で症状がでてしまった」などの要因が同じところに頼みたくないという理由でしょうか。
1.建設業の許可証のある業者ですか?
・塗装工事以外の修繕、その他リフォーム相談などをする場合にはやはり安心できる業者がいいです。にわか知識で工事などされたら大変なことになります。建設業の許可証は信頼の証であり、責任を持った施工ができるという証であります。「塗装は塗装店に頼むものだ」などという観念は捨ててください。嫌というほど相談者から失敗例を聞いてきています。高いお金を支払っての工事ですから慎重に選びましょう。
・建設業の許可を得るためには、次の5つの資格要件を満たしている必要があります。
①経営業務の管理責任者がいること。会社の経営業務に従事する管理責任者を、経営幹部としておいている必要があります。経営幹部というのは、個人事業の場合には事業主本人、法人企業の場合には取締役となっている人です。ここでいう管理責任者については、法律上詳細な条件があります。
・許可を受けたい建設業について、5年以上の経営者としての実務経験がある人
・許可を受けたい建設業以外の建設業について、7年以上の経営者としての実務経験があること。
・許可を受けたい建設業について、経営業務に準ずる地位にある人で、5年以上経営者としての実務経験がある人。
・許可を受けたい建設業について、経営業務に準ずる地位にある人で、7年以上経営者を補佐した経験がある人。
②専任技術者がいること。建設業の許可を受けるためには、専任技術者を雇用している必要があります。専任技術者は、一定の資格を有しているか、実務経験を有していなくてはなりません。資格については許可を受けたい建設業によって異なり、実務経験については10年以上の経験または、指定された種類の学校を卒業してから3~5年従事した経験が必要です。
③財産的基礎が安定していること。建設業許可申請にあたっては、ある程度安定的に事業を経営していると役所側に判断してもらう必要があります。具体的には、直前の事業年度における決算書で、貸借対照表の純資産の部合計額が500万円以上の金額が記載された残高証明書を取得できることが必要です。
④誠実に契約を履行すること。建設業の許可を受ける人が、脅迫や横領といった法律に反する行為をする恐れがある場合には許可申請を受けることができません。
⑤欠格要件に該当しないこと。欠格要件とは、例えば青年被後見人などに該当する場合や、過去に許可を取り消された経歴がある場合をいいます。また、禁固以上の刑に処された経歴のある人や、5年以内に許可を取り消されるのを避ける為に廃業した人は欠格要件に該当します。
建設業許可は定期的に更新も必要。定期的に更新作業が必要です。
ここまで書くのは「建設業の許可票」を得るためには、健全な会社であり、問題がない経営を継続していることが前提なのです。信頼できる会社のひとつの証なのです。
2.Googleの評価や口コミはみましたか?
・会社として運営しているリフォーム店であれば、塗装業でも例外はなくGoogleマイビジネスに登録しグーグルマップでヒットするようにしています。そしてお客様の評価、声としてGoogleの口コミが載っています。間々インチキ臭い投稿が多い会社もあります。★の数が5ということはまずないです。(10件未満の投稿数であれば別ですが)
・通販で買い物をするときに、商品を扱っている会社の口コミや商品のレビューなどを確認するのと同様です。リフォーム業者も「口コミ・評価」にもっとも力を入れてきています。初めてのお付き合いとなるために信頼がおける会社かどうかの判断の基準を「口コミ・評価」に求めています。
3.訪問販売業者以外の業者でえらびましたか?
・訪問販売業者はけして悪いことばかりではないのですが、8割方アフターは期待できないです。(呼ばない限りけして訪問してこない)担当者が長く在籍することもほとんどありません。入れ替わりが激しく長い人でも7~8年というところです。自分の現場を大事にするという風潮がありません。年末にご挨拶回りでカレンダーを配るなどということもありません。その日暮らし、その月暮らしで売上を上げること以外は眼中にありません。取りっぱなしといわれるのもそのような理由からでしょうか。
塗装工事を成功に導く秘訣 い・ろ・は の「ろ」
塗装工事を満足できる結果に導くための課題の2番目は・・・・「工事金額」です。工事金額は各社違っていても不思議でもなんでもないです。それは職人に払う単価も違えば、塗料の仕入れも選択もちがっていますし、すべて同じ条件で競っていないので施主様が判断基準を持たなければなりません。提出された積算金額が工事内容に見合ったものなのかを見極めなければいけません。その一つの基準を紹介しておきます。あくまでも判断するうえでの物差しにすぎませんけれど・・・・・
・施主様にとって工事金額はもっとも気になることと思います。工事費の内訳の一つ一つが適正であるかどうかの判断をして頂きたいと思います。
・人件費は一人が一日工事する日当として「人工」(にんく)という呼び方をしますが、工事が一体どれくらいの人工で完了まで導かれるのでしょうか。
・仮設足場は6人工(組立・解体、大きさによってはプラスアルファ有)プラス運搬費用でおおよそ2万円×6人=12万円。プラス運搬費で4万円。(前日の積み込み準備の費用も含む)合計16万円
・養生2人工プラス資材費≒5万円
・洗浄工事費 1.5人工≒3万円
・塗料材料費 超耐久外壁塗料約150㎡分 ≒30万円前後(部分塗装は塗布箇所の分量で差がありますが5~7万円)
・塗料材料費 高機能外壁塗料約150㎡分 ≒20万円前後(部分塗装は塗布箇所の分量で差がありますが5~7万円)
・塗料材料費 一般的外壁塗料約150㎡分 ≒10万円前後(部分塗装は塗布箇所の分量で差がありますが5~7万円)
・塗り手間代 20人工前後(部分塗装の分量によります)20×2万円=40万円
超耐久塗料で約 16+5+3+30+(5~7)+40=約94万円~可能という結果。
高機能塗料(中級レベル・12~15年耐久)で同じ計算すれば 約84万円~可能という結果。
一般塗料(耐久年数10年前後)で同じ計算すれば 約74万円~可能ということです。
・あくまでも修繕無しで大きさも35坪位(塗布面積150㎡前後目安)で工事費を考えた場合です。70万円~100万円前後までの範囲が妥当性を見出せる工事価格と思われます。
ここで、あってはならぬ今までにお客様に聞いたり、見せてもらったりの中での「ビックリ工事価格」(皆様絶対に騙されないよう注意して下さいね)
・延べ床45坪2階建て某ハウスメーカーの足場費用 38万円!
・関西本社の訪問販売系業者 延床28坪2階建て 外壁塗装工事費220万円!
・訪問販売会社(近隣に支店が3つ以上あるから注意)外壁塗装工事180万円! 高いといったら今日なら値引きします!マイナス50万円!
基本値引金額が総額の15%を超えるのは最初から金額を上乗せしているだけです。足場無料も同じです。
塗装工事を成功に導く秘訣 い・ろ・は の「は」
塗装工事を満足できる結果に導くための課題の3番目は・・・・「使用する塗料の選択」です。職人の技術レベルがほぼ同じと仮定した場合に、先々の結果を左右する一番の要因が「使用する塗料の差」なのです。日進月歩、戸建住宅に使用する塗料は進化をしています。1980年位までは塗料はほとんど知られておらず、塗り替えをする施主さんは地主のお金持ちが色を変えたいからということでたまに見受ける程度でした。1990年代になると環境を意識した「水性塗料」が数多く出回りました。同時に住宅も手入れをしながら長く維持しようという風潮もあいまって、訪問販売の塗装会社が勢いをつけ塗装という概念が確立されました。「オリジナル塗料」と称して塗料が開発され、「耐久性の長い、汚れない」と称した抗菌剤入り塗料などがヒットしCMなどで広告を促す会社もありました。2000年代に入ると溶剤系シリコンセラミックが主流になりました。しかし長くは続かず2010年には2液性の無機と有機のハイブリッド塗料や無機フッ素などが機能、性能でトップになりました。2015年ころからは手頃な価格で長寿命が見込める「ラジカル制御型塗料」が出回り人気となりました。現在は「多重ラジカル制御形・有機と無機のハイブリッド塗料」を弊社では推奨しています。(期待耐久年数20年超)1工程プラウオンの4工程(オーバーコート/インテグラルコート)を施した場合メーカー保証も12年+5年の17年の保証がつきます。(弊社取り扱い店舗の為、他社では同じではない)
い・ろ・は の「は」に追記したいのは、塗料プラスアルファとして、現場が進捗しているか見極められる現場管理能力を持っている会社と担当者に任せないと意味がないことです。塗料の発注の分量を正確に見極め、職人に指示だしを行い完工に導く力が必要なのです。ハウスメイク牛久の評価が高いのは個々の管理能力の高さです。
塗装工事でお悩みの際は弊社までどうぞ。心からお待ち申し上げます。