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屋根材の知識 その2 ColorBest KMEW ハウスメイク牛久

こんにちは、ハウスメイク牛久土浦店WEB担当のSAIZOです。

前回は屋根材のシングルベストの紹介記事を書きました。

今回はスレート瓦製造販売で国内シェアーNO.1のKMEWのカラーベストの紹介をします。

スレート瓦の中で通称コロニアルと呼ばれる瓦の歴史は、1961年に「コロニアル」という商品名で発売されたものです。当時ジョンマンビル社と旧・久保田鉄工(株)が技術提携を行い誕生したもの。当時新たな屋根材が誕生したとして「新生瓦」と呼ばれていました。現在の規格サイズは910mm×414mm 厚みは5.2mm 1枚の重さは3.4㎏ 3.3㎡(1坪)あたり20枚68㎏ 2.5寸勾配以上で施工可。主成分はセメント。 1996~2008年前後のコロニアルは無石綿になったばかりで強度に問題があることが多いのでリフォーム時にはよく確認しておきましょう。現在の製品はグレードにもよりますが、耐候性、遮熱性、デザイン性、強度も向上していますので安心して使えます。壁にも貼れます。(画像左側)

 

プレミアムグラッサ

表層のグラッサコートにより、発色の美しさを長期間キープします。色褪せの原因となる紫外線エネルギーを上回る力で分子と分子が強固に結合した無機系塗膜「グラッサコート」有機系の塗膜に比べて色変化が目立ちません。石目調テクスチャーにより、自然石の素材感を表現。そのリアルな素材感が色褪せしにくい「グラッサコート」の美しさとあいまって住まいのグレード感を際立てます。より自然な割石感を創出するケイミュー独自のカッティング手法「バイアスカット」こだわりをとことん追求しています。

グラッサ600・シャッフル(小割サイズサイズならではの躍動感が、シャッフルカラーで一段とアップ。

グランデグラッサ

さまざまな色の無機砕石を無機化粧層に散りばめ、透明度の高いグラッサコートで表層を仕上げることにより、ナチュラルで美しいグラデーション感を演出しています。(サンドグラデーション)ナチュラルな木のテクスチャーを屋根材表面に再現。その木目調の質感は美しさだけでなく、温かみのある表情や、より洗練された印象を住まいにもたらしてくれます。焼き物の味わい深いグラデーションを、シンプルでフラットなシルエットに再現。その豊かな色彩が欧風の表情を創り出し、「グラッサコート」との相乗効果で住まいの個性をさらに輝かせます。釉薬を焼き付けて着色した無機採石を。一枚の屋根材への数種類同時に散りばめることで、屋根材表面にグラデーション感を演出します。

   

 

遮熱グラッサ 

遮熱仕様のグラッサコートで熱源となる赤外線を効果的に反射。紫外線に強いグラッサコートに、赤外線を反射する特殊な顔料を配合することで太陽の熱を反射し、屋根材そのものの蓄積や居住空間への熱の伝達を抑えています。環境省による「環境技術実証事業」とは、すでに実用化された先進的環境技術を第三者機関が客観的に判断し、その普及を促進する事業です。コロニアル遮熱グラッサは発売した色の年次で、同業者の「ヒートアイランド対策技術分野(建築物外皮による空調負荷低減等技術)」において効果が実証され、環境省環境技術実証マークを取得しました。蓄熱を抑えて温度上昇を抑制。遮熱性能も長期間持続。

 

グランドネクスト(GRAND NEXT)

平型スレート屋根材 軽くて強い。軽い屋根の減震効果で、地震時の揺れを軽減します。住宅の耐震性を高めるために、軽量な屋根材を選ぶ。日本では今や常識となりつつある屋根の選び方です。グランネクストは、一般的な陶器平板瓦に比べて軽量設計の屋根材。強さが長持。グランネクストの強さは「ハイパー・ドライ製法」から生まれます。ハイパードライ製法とはオートクレープ養生など9つの工程からなるケイミュー独自の製法で、成形時に必要最小限の水しか供給しないのが特徴。これにより基材が緻密になる、基材の吸水率・含水率が極めて低く抑えられ、長期間にわたる優れた寸法安定性と強度が生み出されます。キレイが長持ち。グランネクストは、トップコートにグラッサコートを施した、色あせしにくい「無機三層構造」

グランネクスト Uroko Hishi Sand Simple(うろこ・ヒシ・サンド・シンプル)

うろこ:優しいリズムを紡ぎだす、鱗のような半円形状。天然スレートやテラコッタを連想する、グラデーション塗装。屋根や壁に温かみのあるイメージを演出します。かわいさや伝統的デザインを生む、うろこ。

ヒシ:カラーベストと同じ確かな屋根性能を備えながら、今までの屋根材になかった斬新なデザイン性をそこにプラス。屋根材だけでなく外壁材としての使用にも適しているため、住まい全体のデザイン性と性能アップが図れます。定評ある屋根性能を継承しつつ、さらなるデザイン性を追求、ヒシ(Hishi)。

サンド:大粒のカラーサンドが今までにない手触り感と、塗装では実現できない自然な色合いを演出します。カラーサンド仕上げで独特の色感と表面の凹凸を演出。表層は砂目の質感に、カラーは表情豊かな色合いに。変化にとんだ色彩を生むカラーサンド仕上げ。

シンプル:シンプルさを追求したミニマルなデザインと低彩度のカラーバリエーションが日本の新しい景観を創出します。表層はグラッサコート、発色の美しさを長期間キープ。

 

  

 

 

外装工事において、決まり事など一切ありません。知っているか、知らないか、商品の魅力を表現できるか否か。屋根工事を新築時に検討する際に、屋根材の変更を申し出ることができるかどうかは消費者であるお客様がどれだけの情報を持っているかか大事です。ハウスメーカーの担当者でさえ、屋根の種類や特徴を勉強もせずに販売に携わっているかもしれません。

また屋根のリフォーム工事についても、施主様とどれだけ情報共有し、カウンセリングを繰り返す中で最善の商材で施工提案ができるかは営業の能力次第です。

既存の瓦の老朽化、10年持たせる提案、20年持てばいいというケース、できるだけ長く持たせたいというケースを判断し、コスト面からもアプローチし、有益なリフォーム工事をしていただけるよう弊社ではどこよりも詳細な情報をお届けできるよう努力しています。既存の瓦がコロニアルで葺き替えが必要という時に、屋根を撤去しないままかぶせてできるカバー工法を積極的に勧める会社が大半です。でも私は61歳ですがあと7~8年後に屋根の改修工事をするならば新たにコロニアルを葺き替える、又はアスファルトシングルに葺き替えるなど、コストを抑え最低限これで良しというものを選びます。