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屋根のメンテナンスが多い土浦市30年越えの戸建住宅

屋根工事 2022.04.13 (Wed) 更新

こんにちはハウスメイク牛久猫三郎でございます。

住宅の手入れは築年数に応じて増えてくるものです。気づいてみたら水回りの老朽化でお風呂場、台所、トイレなどの機材が老朽化し交換工事をしなければ生活に不便が生じてしまいますね。おおきな金額の必要な工事としては外装関連の屋根の工事や外壁塗装などもその一つです。水回り工事の一番費用が高くなるのはユニットバスなどの交換工事で大きさにもよりますが、100万前後から150万前後の額となることが多いです。次はシステムキッチンの入れ替えでしょう。商品によってかなりの金額差が生じます。内装工事は床の貼り替えなども内装ドアとのからみで家全体となるとかなり日数も費用もかかります。

外装工事関連は、30年を超える場合に生じることの多いのは雨樋の交換です。雨樋の交換は足場がないとできませんのでできれば外壁塗装の時とか、屋根の葺き替え、塗装の際に一緒に行うのが得策ですね。

★本日課題にしている屋根のメンテナンス、工事について

セメント瓦、防災瓦、陶器瓦などは、棟の漆喰直しやズレの調整などがあげられます。漆喰や瓦のズレは雨漏りなどにも直結することが多いので定期的に見直しをしましょう。外壁の塗装の時にはやらなくても点検してもらうことをお勧めいたします。

コロニアル、スレート瓦などは定期的な塗装工事がメンテナンスとして必要です。それ以外に意外と依頼の多いメンテナンス工事としては棟の交換工事です。棟の下には抜き板という板が沿わして貼ってはります。その貫板にガルバニウムの鋼板を成型した棟押さえが止めてあります。この貫板が隙間から雨水侵入によって腐れが出てしまいます。腐ってしまうと棟押さえの釘の止まりが悪くなり釘が浮いたりして板金が風であおられ飛んで行っていまったりします。場合によっては人にぶつかったり、隣の家の車にあったってしまったりすることがあるので絶対に見直しが必要です。やはり塗装工事で仮設足場があるときにメンテナンス、見直しをしておきましょう。また訪問販売などの外からくる営業の「屋根の釘なおします。屋根の板金が浮いていて」などというトークには引っかかったりしないように注意しましょう。悪質な手立てをとって高額な工事を言いよってきますので不安になったら消費者センターや、弊社まで御連絡下さい。

★セメント瓦は古くなると塗装してもあまりキレイに仕上がりません。

予算をお取りになって葺き替えをお勧めしています。土浦市、龍ヶ崎市、つくば市などにおいて築年数30~40年くらいの住宅はセメント瓦の住宅が多いです。重さもしかりなのですが瓦の下に敷いてある防水紙の見直しが意外とおざなりになっています。防水紙(ルーフィング)は30年を越えますとボロボロになっていることが多く、交換が必要です。屋根瓦は多少にかかわらず少なからず雨水が下地の方へ入り込みます。その雨水をガードするのが防水紙の役目なのです。瓦を一度全部剥がします。そのあとに防水紙も剥がします。木下地などに腐れが生じていれば交換、補修します。新しい防水紙を貼り瓦をならべ直します。そのような工程を組みますので瓦は重たくメンテナンスが厄介なのでガルバニウム鋼板の瓦で葺き替えると安心です。

 

★アスファルトルーフィング

 一般的に良く使われる防水紙がアスファルトルーフィングです。混ぜ物がなくストレートアスファルトを基材(紙や不織布)に染み込ませたものをいいます。耐用年数はあまり高くなく10年ほどで交換時期を迎えます。新築で建てた場合、特に指定がないと「アスファルトルーフィング940」が良く使われますが、比較的グレードは低いものです。新築時、リフォーム葺き替え時に指定しなければ10年程度の耐久性の製品を使われてしまうことも充分に考えられることなのです。

★改質ゴムアスファルトルーフィング

 アスファルトルーフィングを改良したものです。改質アスファルトルーフィング、もしくは改質ゴムアスファルトルーフィングゴムアスと略して呼ばれる場合もあるりますが、すべて同じものです。
アスファルトの欠点である状態変化による劣化を克服するため、アスファルトにゴムや合成樹脂、ポリマー、プラスチックなどを混入させ耐久性を高めたのが改質アスファルトといい、これを材につかったものが改質ゴムアスファルトルーフィングです。耐久性は20年以上と長寿命になります。現在弊社屋根工事の際は、改質ゴムアスファルトルーフィングで施工を行っています。

★粘着層ルーフィング

 ルーフィングを設置する場合、カッターや釘を使って野地板に固定します。実は防水紙のカッターなどの固定部分が劣化して裂けたりすることで雨漏りするケースがあるのです。粘着層ルーフィングは片面が粘着シールになっており、カッターや釘を使わずに野地板に固定することができます。
また、屋根カバー工法の場合は屋根に直接防水紙を設置しますが、屋根材が剥離している(ノンアスベストでミルフィーユ状に瓦が剥離顕著な状況)などの場合は防水紙の設置が困難になります。そのような場合には粘着層ルーフィングを使えば屋根材にもしっかり密着させることができます。粘着といっても一度張ったのにに貼り直すこともできる「遅延粘着型」の粘着層ルーフィングもあり、施工がしにくい複雑な形状の屋根や急勾配の屋根には有効です。屋根施工業者は同じルーフィングを使いたがることが多いです。(在庫ロスをなくすため)リフォーム会社の大半は、屋根業者からの見積もりを鵜呑みにして提案してくるのでよくチェックしましょう。

★高分子系ルーフィング

 アスファルトや改質アスファルトではなく合成樹脂を主成分とした防水紙です。耐久性は改質アスファルトルーフィングと同じく20年以上持ちますが、それだけでなく軽量であることが大きな特徴です。屋根において軽量であることは大きなメリットとなります。建物の躯体にかかる負荷を減らし、さらには地震による揺れによるダメージも軽減できるのでお住まいの地震対策や長寿命化をお考えの方にはお勧めの防水紙です。

★アスファルトルーフィングを選ぶポイント

 様々な種類がある防水紙ですが、屋根葺き替え工事に最も適しているのは改質アスファルトルーフィングが耐用年数も長くお勧めです。実は防水紙の耐用年数は屋根リフォーム時期に大きくかかわります。屋根材よりも防水紙の耐用年数が短いと、屋根材がまだもつにも関わらず一旦屋根材を取り外して防水紙を交換などということにもなりかねません。
 瓦のような一旦外して再度付け直すことができる屋根材ならまだしも、スレートやアスファルトシングル、金属屋根材など再利用できない屋根材の場合は、結局屋根材ごと新しくする必要があります。屋根材の交換時期と同等、もしくはそれよりも長い耐用年数を持つ防水紙を選ぶようにしましょう。

★改質アスファルトルーフィングお勧め5選

三島工業 ゴムアスルーフPRO-A 

スーパールーフ2号 強粘着タイプ 1.2mm 1mx16m 23kg 屋根下葺材 三島工業

タディスブラック 粘着なし 1×16 1.2mm厚 23kg タジマルーフィング 

タディスホワイト粘着なし タジマルーフィング

ニューライナー 粘着なし タジマルーフィング

 

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