塗り替えの基本
こんにちは、ハウスメイク牛久のWEB担当の猫三郎でございます。 僕は犬も好きですが最近は猫好きです。飼い猫は2匹いましたがもう亡くなってしまいました。 今は、ごはん食べたさに毎日のようにやってくる野良猫ちゃんの面倒をみています。 住宅の仕事も25年近く携わりましたが、現在は営業の一線から降りWEB担当として働いています。 ハウスメイク牛久は外壁・屋根塗装専門店です。 店舗の場所が良いこともあり、近隣のお客様が気軽に相談に来れれています。 初めての塗装であれば、不安な要素が多いですよね。 2回目以降であっても前回塗装に納得のいかないこともあることでしょう。 いずれにしても、外壁塗装工事を成功させるために、もう一度基本的なことをおさらいするのもよいでしょう。
塗り替えの注意すべき基本事項
その1. 現状をしっかりと認識する
・外壁や屋根などは雨風や紫外線にさらされ劣化します。(塗膜劣化・防水効果の低下)
・あるいは地震の影響で亀裂や破損などもおきることがあります。(経年劣化・素材自身の破損)
・ひび割れはおきていますか? サイディングボードに亀裂がありますか? 屋根がずれてしまいましたか?
advice:塗り替えは塗料による素材保護と美観の維持が目的です。建物の防水効果を高める。雨水の侵入を防ぐ修繕も含めて考える工事です。相談に来られるときに写真などを撮って御持参いただけると判断しやすいです。
その2. 複数の見積もりをとる(有効的な相見積もりをとる)
・一社だけの見積もりで判断するのはかなり難しいです。(比較が必要、判断基準を持てない)
・数社の見積もりをとると、おおまか「これ位が適正な工事費か」という基準が持てるようになります。リフォーム工事には定価というものがないので注意しましょう。
advice: 相見積もりは業者まかせではダメです。比較しないと判断がつきません。最低でも塗装箇所・塗料グレードは揃えておく必要があります。最上級グレードは無機系塗料(無機と有機のハイブリッド塗料)以下はフッ素系塗料、セラミックシリコン系塗料、ウレタン系塗料、アクリル系塗料になります。そのほか塗布回数(部分塗装を含めて)なども揃えて作成してもらいましょう。
その3. 見積内容の説明は必ず各社聞くようにする
advice: 見積書の内容を担当営業さんからしっかり聞きましょう。会社の力量や担当者の技量が感じ取れます。自信に満ちた営業マンの態度は信頼感につながります。見積書の記載漏れの発見もできます。
その4. 値引き額が大きい会社は避ける。今日の返事をせまる会社も避ける
・基本、リフォーム工事で値引きできる要素は少ない。
・10万以上の値引き(ひどい会社は30万も40万も値引きをしてくる)をして返事をせまってくる会社は注意してください。
・「今日だったらこの額で工事できます」はトーク上の駆け引きで明日でも、1週間後でも同じ金額で工事できるはずです。(訪販で経験したので)
advice: 基本的に見積もり依頼をするときに、「駆け引きなしの最終金額で積算してください。」と伝えましょう。話を聞く前に、結果の返答は後日しますと先手も打っておきましょう。
その5. 窯業系サイディングの塗装は予算プラス10~15万みておく
・窯業系サイディングボードの塗り替えは、竪目地の交換、窓回りなどの目地打増しが必要になることが多いです。
・目地修繕(シーリング工事)は建物の防水を保つ上で重要な工事です。後から梯子で作業するのは無理です。
advice: 目地修繕に使うシール材は、高耐候のものを選びましょう。コーキングには様々な種類があり、それぞれ用途も違います。オートンイクシードを指定して見積もりを作成しておけば問題ないでしょう。(外壁塗装の際、使われるコーキング材の中で一番耐久性があるから)
その6. 保証書・保証年数の確認を
・小さな個人会社などでは、書面で保証書が発行されないこともあります。(口頭で20年大丈夫とか半永久的にもつなどのオーバートークはするが保証書はださない)
・外壁・屋根・木部、鉄部というように塗装した箇所別に記載されることが多いです。
advice: 塗装工事の保証は塗膜保証です。はがれ(剥離保証)について会社独自の保証書と塗料メーカーの保証書があるようです。当社では推奨塗料での工事であれば外壁10年、12年、屋根8年、10年となっています。一般的には外壁塗装5年、屋根3年、部分塗装1年ということが多いです。
その7. 塗料選びしましょう
・毎度御紹介しているラジカル制御形塗料については、各社競合し高性能の塗料を世に出しています。フッ素樹脂をしのぐ耐久性を誇るラジカル制御形塗料。アクリル成分が大半のもの、シリコン樹脂で構成されているもの、フッ素樹脂で構成されているものなどレベルの違いがあります。安くていいものはないものです。有機と無機のハイブリッド系ラジカル制御形塗材は単価もグーンとアップしています。
①塗料タイプの決定
匂いが優しいタイプなら水性塗料(水で希釈するタイプ)、気にならなければ溶剤タイプ(塗料シンナーで希釈する)が良いと思います。
②塗装サイクルの期間で決定
貸家などで短い周期で5~10年未満でよければウレタン、アクリル系塗料で、10年以上を求めるときはラジカル制御形またはフッ素樹脂系が良いと思います。15年以上を求めるならば無機系多重ラジカル制御形の塗料がおすすめです。
③機能を持たせたタイプで決定
屋根塗装に遮熱効果または遮断熱効果を持たせるかで変わります。外壁塗料も同様の効果を発揮するものがあります。代表的なものは以下の通りです。
遮断熱効果:新マテリアルワン キルコ 株式会社日進産業 GAINA
遮熱塗料:日本ペイント サーモアイシリーズ プレマテックス グラステージ エコルーフ
※外壁塗装でモルタルのクラックが多い場合は、下塗り材で弾性力の強いもので対応しましょう。その他、高意匠性サイディングボードを塗る場合は、多彩調の塗料またはクリヤー塗装が望ましいです。特殊工法でWBアート工法(色分け)での塗装も人気が出てきています。詳しくは営業担当まで。
その7. 依頼する会社をよく調べよう
・工事管理が塗り替えのカギをにぎっています。工事前近隣挨拶から工事期間中の配慮、指示だし。
・職人のレベルも大事です。現場をみせてもらうこともよいでしょう。(1級塗装技能士が在籍してますか)
・ホームページで専門的に工事が行われているかなども確認してみましょう。(施工例の日付が古くないですか、最新情報、お客様の声など信用できそうですか)
advice: 店舗に尋ねてみることをお勧めします。会社の大小にかかわらず、雰囲気で会社の持っている社風を感じると思います。担当営業さんがついてくれると思います。質問をある程度用意して訪問しましょう。その答えの一つ一つに人間性や経験が表れてきます。自信に満ち溢れていますか? 答えに不審な点は感じませんでしたか? この人なら任せられると思えますか? ハウスメイク牛久の唯一素晴らしい点は、営業担当者がずば抜けて経験豊かであり、且つ、いい人ということです。
ハウスメイク牛久は外壁・屋根塗装専門店として地域に深く根差している会社です。信頼も実績も満足度もすべて1番と誇れる会社と自負しております。ご来店相談予約お待ちしております。ささやかではありますがクオカード1000円分をプレゼントいたしております。本日も長々ありがとうございました。
担当:猫三郎より