塗装に関するマメ知識やイベントなど最新情報をお届けします! スタッフブログ

屋根の初塗りは大事です。

こんにちは、ハウスメイク牛久です。

WEB記事を日々書いておりますが、私の会社での役目はドローン点検の飛行士も担っております。

ドローンを飛行させるためには事前申請を行います。飛行する場所、最高高度などを登録します。現在当社ではスマホアプリに入力し、GPSで位置を特定しスマホで登録できます。保険にも入っております。(大事です)

本日もお客様からの相談案件で営業さんと同行し屋根調査にまいりました。

午前中に1軒、午後に1軒伺いました。

風も強めでドローンが飛ばせるか不安でしたが無事に飛行できました。

1軒の施主様は訪問販売系の業者が来て、屋根を指摘され心配になっていたそうです。

屋根を下から見て、目視で傷んでいると言われたそうです。

目視でわかるわけがありません。あくまでもお客様に関心を持たせるための営業手法です。

けっして信用してはいけません。「近所で工事をしていて親方に言われたから」これが入り込みトークなのです。

現実にそんなことがあれば、その場で屋根に上がって調査して実証しなさいと言ってやりたいです。

実際にドローンを飛ばしてみると屋根の現況がはっきりとわかります。

屋根の形状、塗膜の状態、その他釘の浮き、棟板金の浮き、破損など。

今日の調査の写真はまだご契約前で承諾いただけないので掲載できません。」

掲載できる他現場の画像を紹介いたします。

上の写真では屋根形状の確認写真なので、劣化状況ははっきり認識できません。

しか下の写真でははっきりとわかります。ノンアスベスト製造初期の問題あるカラーベストであり、塗装はできない状態です。

塗膜でなくカラーベストのセメント板がミルフィーユ状にはがれてしまっています。

このとき施主様にドローン飛行中に一緒にアイパッドの画面で見ていただきました。

結果、対処方法、提案書、見積もりの依頼をいただき工事もさせていただきました。

現場調査を気軽に無料で行ってくれる会社は意外とないです。

お客様が安心して来店いただける会社がハウスメイク牛久なのです。

しつこい営業行為は一切しておりません。(当社は訪問販売営業はしておりません。見積もり商談後の後追い営業もしていません。忙しい会社ですから)

 

話少し戻ります。本日の屋根現場調査でも感じたことですが、屋根の初塗りは慎重に決めなくてはならないということです。

それは3つの理由からです。

①屋根塗装は下地を高圧洗浄で念入りに洗い落とさなければならないこと。下地をしっかりと作る。古い塗膜をしっかりと洗い落さなければ塗装しても剝がれやすいということです。

タスペーサー(雨漏り防止のための部材)を付けてから塗装しなければならないこと。ここは重要な点です。タスペーサーを付けずに塗装をすると、瓦同士が塗料でくっついてしまい水の抜けが悪くなり、溜まってしまうのです。最悪は雨漏りにつながります。

③そして耐候性の良い塗料を決められた通りに塗らなければダメということ。せっかくの塗装も希釈や使用料が守られなければ長期耐久は望めません。そして屋根は太陽光にさらされるので耐候性に乏しいペンキではもちません。早ければ3~5年で色が抜け、防水効果が低下します。

現場調査に出向いた際に、状況が悪ければ再塗装の話ができません。

塗装には下地の体力が必要なのです。含水時間が長期間にわたってしまうと、水分を多く含んだコンクリート板になってしまい、作業者が歩くだけで割れてしまいます。

「屋根の葺き替え工事」ということにならないように、屋根塗装についてはよく知っていただいてから決めていただければ良いと思います。

 

推奨できる屋根塗料(ハウスメイク牛久推奨屋根塗料・これなら大丈夫!)

以下推奨屋根塗料はすべて弱溶剤2液タイプの塗料です。

グラステージシリーズ EXTRA COLER ・ ECO ROOF(エコルーフ)プレマテックス社製 

 EXTRA COLER2液弱溶剤多重来示かる制御形無機塗料  ECO ROOF 2液弱溶剤多重ラジカル制御形高日射反射率屋根用無機塗料

 

・ケイセラⅡ(耐候性強化色)プレマテックス社製

2液弱溶剤形無機変性樹脂塗料

ハウスメイク牛久はプレマテックス社のパートナーショップです。耐候性強化色は耐候性の良い屋根色に限定し保証年数を2年延長できるものです。

※プレマテックスが認定したパートナーショップだからこそ安心と信頼の施工をお約束します。製品力、高度な技術力、営業マナー、信頼の協力体制、製品保証など高い水準であると認定された会社の証がパートナーショップです。

 

・快適サーモシリーズ(フッ素・シリコン)水谷ペイント製

屋根用高日射反射率塗料2種1級 環境省ETV取得:環境技術実証事業実証番号 051-0843

遮熱効果がある下塗りでW効果 快適サーモマイルドシーラー白、快適サーモ水系シーラー白、快適サーモプライマー

 

塗装不可の場合は屋根の葺き替え工事

・一度目の屋根の塗装で納得できる工事ができなかった施主様は、葺き替えについての相談となるケースが多いです。

葺き替えの方法は2つのパターンです。現在の瓦を剥がして葺き替える方法と、現在の瓦の上から施工する方法です。瓦を剥がして行う場合は防水紙も交換するので木下地の状況が確認できます。痛みの有無にかかわらず木下地を重ねて張り上げることが多いです。費用も処分費や手間が増えるためカバー工法(上から重ねて葺き替える)に比べ高額になります。重たいセメント瓦や陶器瓦の場合は古い瓦は撤去したほうが良いでしょう。(耐震の意味でも)カラーベストの場合は9割方カバー工法で施工しています。ガルバニウム鋼板タイプでメーカー、形状など様々な商材があります。

 

コストの面では屋根塗装が優位

・屋根塗装のみを足場をかけて3回行うとしたら、葺き替えコストとほぼ横並びになるかもしれません。しかし外壁塗装と同時工事のタイミングで屋根塗装を行えば、足場費用は外壁塗装の中に組み込まれることが大半ですので屋根塗装のほうがコスト的に有利な工事と言えます。

ポイントは現場調査をしっかりと行うこと。雨漏りなどが発生しないように早めの手入れを心がけてください。

機能性の面では断然葺き替え(カバー工法)がお得。

・1年というサイクルでなく、新たに葺き替えたガルバニウム鋼板(断熱効果の高いもの)は長期間にわたり安心、安全、快適に過ごせる機能が働くので満足度は高いです。強風にも強く防水性能が長期間続き、耐震効果も高い、断熱性能もあることから再塗装のタイミングでの依頼は飛躍的に伸びています。

 

推奨葺き替え屋根材(高断熱タイプ)

・ニチハ製 横段ルーフシリーズ(4種)全3色

横段ルーフαプレミアムS フッ素樹脂塗装 変色・褐色・塗膜・赤錆保証20年 穴あき25年保証 

横段ルーフプレミアムS   フッ素樹脂塗装 変色・褐色・塗膜・赤錆保証20年 穴あき25年保証

横段ルーフαS       ポリエステル塗装 塗膜15年・赤錆20年・穴あき25年保証

横段ルーフS       ポリエステル塗装 塗膜15年・赤錆20年・穴あき25年保証

・アイジー工業製 スーパーガルテクトシリーズ(3種)

スーパーガルテクトフッ素 フッ素樹脂塗装 変褐色・赤錆20年・穴あき25年保証 全2色

スーパーガルテクト    ポリエステル塗装 ちぢみ塗装 塗膜15年・赤錆20年・穴あき25年保証 全5色

スーパーガルテクトC   ポリエステル塗装 ちぢみ塗装 塗膜15年・赤錆20年・穴あき25年 全2色