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牛久市の方必見!外壁の劣化症状の原因と対策

牛久市の方必見!外壁の劣化症状の原因と対策

牛久市の皆さんこんにちは!ハウスメイク牛久です。   今回は牛久市の方に見ていただきたい外壁の劣化事例をご紹介します。 事例毎に原因と対策を解説するので、ご自宅の外壁の気になる状態をチェックしてみてください。 放っておくと家全体の劣化が進む場合があるので放置はおすすめできません。 大切なお家を長く綺麗に保てるように一緒に対策しましょう。   外壁の劣化事例 外壁に起こる劣化は大きく分けて下記の4つがあります。 チョーキング現象 ヘアクラッキング 塗膜の剥がれ カビや苔の発生 さらに細かい部分では下記7部分の劣化があります。 コーキングのひび割れ 雨樋の割れや詰まり 軒天・鼻隠し・破風板の破損 雨戸・シャッターのさび 幕板の劣化 ベランダの笠木劣化や防水劣化 それぞれの劣化事例別に原因と対策を説明していきますのでご自宅の気になる症状をチェックしてください。   チョーキング現象の劣化事例と原因 外壁のチョーキング現象とは、外壁の塗装が劣化してチョークのような白い粉が表面に出てくる現象です。 この粉は、塗料に含まれる顔料という成分が分解されたもので、手で触ると白い粉が付きます。 チョーキング現象が起きると、外壁の防水性能が低下し、雨水が侵入して腐食やカビの原因になります。 一般的にチョーキングの症状が出てきたら外壁塗装の塗り替えタイミングと言えます。 ハウスメイク牛久でも、外壁の点検の際にチョーキングがある場合は塗り替え時期についてご相談するようにしております。 チョーキング現象の主な原因は、太陽の熱や紫外線、風雨などによる経年劣化です。 外壁は毎日これらの影響を受けるため、徐々に塗膜(塗料の外側部分)が傷んでいきます。 一般的には、新築時から10年ほどでチョーキング現象が発生すると言われていますが、塗料の種類や色や日当たりの状況などによっても変わります。 また、白や淡い色の塗料は白色顔料という成分が多く含まれているため、チョーキング現象が起きやすいです。 日当たりの良い南側や西側の外壁は、日が当たる時間が長く紫外線の影響を受けやすいため、注意しておくことが必要です。   ヘアクラッキングの劣化事例と原因 ヘアクラッキングとは、外壁や内壁などの塗膜に髪の毛ほどの細いひび割れが発生する現象です。 外壁や内壁をよく見ると細かいひび割れが見えることがあります。近くでよく見ないと見逃しがちなほど細く、ひび割れの幅は0.3mm以下、深さは4mm以下で、塗膜(塗料の外側部分)だけに発生していることが多いのが特徴です。 見た目にも美しくないだけでなく、ひび割れから雨水や空気が侵入して構造部分を腐食させたり、断熱性や防音性を低下させたりする可能性などもあります。構造部分の腐食が進むと耐震性能の劣化や、腐食部分からの害虫の侵入などが起こります。 ヘアクラッキングは経年劣化が原因になることが一番多いです。他にも施工不良、建物の揺れや不同沈下などでこの現象が起こる原因になります。 2011年の東日本大震災で起きた地震では、外壁にクラッキングが起きたお客様も少なくありませんでした。   塗膜の剥がれの劣化事例と原因 塗膜の剥がれとは、塗装した表面の塗料が剥がれてしまう現象のことです。 塗膜が剥がれると、家の見た目を悪くするだけでなく、建物自体の寿命を縮める可能性もあるので注意が必要です。通常時には起こらない雨や湿気の侵入を許すことになる為、ひどい場合は部屋の中や柱が湿気に侵されて建物内部から補修工事が必要な事も。 その為、塗膜の剥がれを見つけたらすぐに対処が必要です。   塗膜の剥がれの原因はさまざまですが、主なものは以下の3つです。 施工不良:塗装前に適切な下地処理を行わなかったり、塗料の種類や量を間違えたり、気温や湿度に応じて塗装条件を調整しなかったりすると、塗膜が下地に密着しなかったり、塗膜自体にひび割れや浮きが発生したりすることがあります。  環境要因:日光や雨風などの自然現象によって塗膜が劣化したり、膨張収縮したりすることがあります。特に強い紫外線は塗料の成分を分解して塗膜の剥がれを引き起こすことがあります。  物理的損傷:建物に衝撃や摩擦などの外力が加わると、塗膜が傷ついたりはがれたりすることがあります。例えば、鳥や虫などの動物が建物にぶつかったり、建物に巣作りすることで、塗膜に傷がつくことがあります。家に隣接している木がある場合にも枝や葉が外壁に損傷を加えたりします。   カビや苔の発生と原因 外壁にカビや苔が発生してしまうと見た目のダメージが大きくてとても嫌な気分になりますよね。 カビや苔は湿気や温度、光などの環境条件によって繁殖してしまいます。 カビは真菌類の一種で外壁に付着した水分や土埃などの有機物を分解することで繁殖します。湿度が高くて暗い場所に好んで発生し、症状としては黒や白・緑などの色の斑点やふわふわした毛が見られます。 カビをそのままにしておくと外壁の塗膜を剥がしたり、色あせやシミを引き起こしたりするので見つけたらすぐに除去した方がいいでしょう。また、カビはアレルギーや喘息・呼吸器感染症などを引き起こし健康にも悪影響を及ぼす可能性があるのでデメリットしかありません。 苔は植物の一種で、湿度が高くて日陰の場所に好んで発生します。苔の症状としては、緑や黄色などの色のふさふさした層が見られます。 苔が発生すると外壁や屋根の滑りやすさを増すことで事故の原因になることがあります 。また、外壁の表面を侵食することで塗膜の剥がれや色あせなどの劣化を促進することもあります。 特に凸凹やザラザラした素材の外壁は水はけが悪く、カビや苔が付着しやすい傾向にあります。   劣化症状の対策と注意点 劣化症状ごとに防止策と対策を詳しく説明いたします。   チョーキング現象の対策と注意点 チョーキング現象の対策は、外壁の高圧洗浄と塗装の塗り替えです。これにより外壁の美観を保ち、防水性能を回復させます。 この作業は専用の道具や足場が必要なためDIYではなくプロの業者に依頼することを強くおすすめします。 外壁塗り替えの費用は、家の大きさや塗料の種類によって異なりますが、平均的な30坪住宅の場合で70~90万円ほどの料金がかかります。 外壁の塗り替えを依頼する際は必ず業者に見積もりを取ってから行ってください。 費用がかかる作業なので適正価格を確認してから行いたいですよね。 可能なら複数業者に相見積もりするのが理想です。 また、県外の業者に依頼すると移動費が見積もり価格に反映される事があるのでやや高額になる場合があります。 依頼するのは地元にある地域密着型の業者をお勧めします。 ハウスメイク牛久では地元の牛久市の住宅のご依頼を数多く請け負っております。 適正価格の見積もりをご提示させていただきますので一度ハウスメイク牛久にお問い合わせください。   ヘアクラッキングの対策と注意点 ヘアクラッキングの対策は、外壁の塗装を定期的に行うことです。 外壁は紫外線や風雨などによって劣化していきますので、10年から15年ごとに塗り替えることが望ましいと言われてます。 また、塗装を行う際には、適切な乾燥時間を設けたり下地と相性の良い塗料を選んだりすることでヘアクラッキングの発生を抑えることができるので、プロの職人に依頼するのが安全です。 自分で修繕する場合は、ホームセンター等でヘアクラッキング専用の補修材を購入し、ひび割れ部分に樹脂を注入したり、専用の塗料を塗ったりする方法があります。 DIYで修繕するときの注意点として、大きなひび割れや横方向のひび割れがある場合、構造上の問題がある可能性が高いので、自分で修繕しないで専門の業者に点検を依頼しましょう。 自分で修繕できる程度のヒビ割れなのか判断に困る場合には、専門の業者に見てもらうのがおすすめです。 点検は無料で行っている会社が多いので専門知識が豊富なプロの職人に一度診断してもらい説明を受けると、より正しい対処が可能です。 →ハウスメイクに点検を依頼してみる   塗膜の剥がれの対策と注意点 塗膜の剥がれを防ぐためには、以下の対策を行うことが重要です。 適切な施工:塗装する前に下地処理をしっかり行い、下地と相性の良い塗料を選び、適切な量と回数で塗装します。また、気温や湿度などの環境条件に応じて、塗装方法や乾燥時間を調整します。 この適切な施工は専門的な知識と技術が必要になるため、評判がいい専門の業者に塗装を依頼することをおすすめします。 定期的なメンテナンス:塗装後は定期的に建物の状態をチェックし、塗膜に異常が見られた場合は早めに補修します。また、汚れやカビなどをこまめに清掃するようにして塗膜を保護しましょう。 家の2階以上は自分でチェックするのは高所で危険を伴うので専門の業者に依頼するのがおすすめです。 ハウスメイク牛久ではドローンを使用した建物の点検を行っております。 ご興味がある方はこちらからお問い合わせください。スタッフが丁寧にご説明いたします。 外力からの保護:建物に衝撃や摩擦などの外力が加わらないように注意します。例えば、鳥や虫などの動物から建物を守るために木の近くの外壁にはネットや防鳥テープなどを設置するといいでしょう。 DIY 家の外壁の塗膜剥がれを自分で直す方法 外壁の塗膜剥がれを自分で直す方法は下記4つの工程で行います。 はがれた塗膜を除去する:まず、剥がれた塗膜を除去する必要があります。 この時、剥がれた部分だけでなく周囲の部分も含めて除去が必要です。 剥がれた塗膜を除去する方法は、ケレンと呼ばれる作業になります。 研磨機やサンドペーパーなどを使って古い塗料を削り落とす工程です。 この作業は、下地と塗料の密着性を高めるために重要です。 高圧洗浄で汚れを落とす:次に、高圧洗浄で汚れを落とします。 ケレン作業で発生したほこりや塗料のカスなどを除去するために行います。 高圧洗浄機を使って外壁全体を水洗いし、水分が残らないように十分に乾燥させます。 下地材を塗布する:その後、下地材を塗布します。 下地は一般的には、シーラーやプライマーなどの下塗り用塗料が使われます。 下地材は、外壁と塗料の密着性や防水性を高める役割があるので外壁の素材に合わせて選びましょう。 下地材を塗布する際には、メーカーの指示に従って適切な量や回数で塗ります。 塗料メーカーのパンフレットやパッケージの説明を良く読んで正しい手順で行うのがポイントです。 塗装を行う:最後に、塗装を行います。これは、下地材が完全に乾燥した後に行います。 塗料も下地材と相性の良いものを選びましょう。 塗装は、下塗り・中塗り・上塗りの3度塗りが基本です。1回ずつきちんと乾燥させるのが重要です。   塗膜剥がれの修復を業者に依頼したい時は? 修復を業者に依頼する場合は、まず見積もりをとりましょう。 これは、どんな作業をしてもらう時も共通してますが、できたら2から3社に相見積もりをとって必要な修復内容とその料金の詳細を細かく教えてもらうと、最終的に適正な料金で依頼できます。 また、依頼するのは地元密着型の実績数が多い会社を選ぶと失敗しません。 牛久市の皆様は地域密着型で実績がある弊社ハウスメイク牛久にご相談ください。 安心な適正価格の見積もりを出させていただきます。 →ハウスメイク牛久に見積もりを依頼する   カビや苔の発生 対策と注意点 外壁にカビや苔が発生した場合は、カビや苔を洗浄してきれいに落とします。 自分で洗浄する場合:まず外壁に水をかけて、泥汚れなどを洗い流します。次に外壁用洗浄剤をスポンジなどで塗りやさしくこすります。最後に 洗浄剤が残らないように水で流します。 業者に洗浄を依頼する場合:専門の業者は機材や足場を使って安全かつ効果的に掃除してくれます。また、重度の汚れや根深いカビや苔もきれいに落としてもらえます。洗浄後に塗装が必要な場合があるので専門業者に依頼するのがおすすめです。 自分で掃除する場合には注意していただきたいことがあります。 カビ取りスプレーや塩素系漂白剤などは、外壁の塗装を傷めたり脱色したりする可能性があるので使用しないでください。また、高圧洗浄機は出力が強すぎると外壁を傷つけたり、塗装が剥がれしまいます。外壁の様子を見ながら注意深く作業しましょう。 2階以上の外壁の掃除は高所作業になり危険な為、自信がない場合は専門業者に依頼することをおすすめします。DIY作業で安く済ませうとした結果、大きな怪我を負って入院…なんてことになった本末転倒ですからね。 専門業者に依頼することには場合、下記のメリットがあります。 外壁の美観を完全に回復させることができます。 外壁の防水性や耐久性を向上させることができます。 防カビ塗料や防苔塗料を使ってカビや苔の再発生を防ぐことができます。   ハウスメイク牛久では外壁の洗浄をお受けした際は一緒に外壁の状態を診断いたします。(診断は無料です) 診断では、塗り替えが必要な時期やカビ・苔が再発帽子対策などご提案させていただきます。 専門の職人が外壁の状態を確認するので自分で行うより依頼する方がメリットが圧倒的に多いです。 外壁のカビや苔でお悩みの方はお気軽にお問い合わせください。   カビや苔の発生を自分で防ぐ方法 壁のカビや苔の発生を防ぐためには、以下のような対策が有効です。 換気を良くすることで、湿度を下げる。 日光を十分に当てることで、カビや苔の繁殖を抑える。 清掃を定期的に行うことで、カビや苔の栄養源を減らす。 防カビ剤や防苔剤を塗布することで、カビや苔の付着を防ぐ。 建築の環境的に換気と日光の対策が難しいようでしたら、定期的な清掃と防カビ剤・防苔剤の塗布でカビを防ぐことができます。 防カビ剤・防苔剤には、塗料タイプと液体タイプがあります。 塗料タイプは、外壁に直接塗ることで撥水性や防汚性を持たせるものです。 塗料タイプの防カビ剤・防苔剤のおすすめ商品をいくつか紹介します。 アステックペイント「アステック・プラスSW」:水性シリコン樹脂塗料で、高い耐候性と低汚染性を持ちます。酸性雨や紫外線に強く、色合いや風合いを長く保ちます。防藻・防カビ剤入りです。 日本ペイント「水性ケンエース」:水性アクリル樹脂塗料で、高い耐久性と耐汚染性を持ちます。コケやカビの発生を抑制するとともに、汚れが落ちやすくなります。防カビ剤・防藻剤入りです。 エスケー化研「バイオタイト#10」:水性ウレタン樹脂塗料で、高い弾力性と耐候性を持ちます。ヒビ割れやひび割れを防ぎ、コケやカビの発生を抑制します。防カビ剤・防藻剤入りです。 液体タイプは、スプレーなどで外壁に吹き付けることでコケやカビを殺菌するものです。 液体タイプの防カビ剤・防苔剤のおすすめ商品をいくつか紹介します。  TO-PLAN「キエール」:塩化ベンザルコニウム液と銅イオンが主成分の殺菌液です。医療現場でも使われている安全性の高い成分で、コケやカビを一発退治します。スプレーするだけで水洗い不要です。 ロックペイント「コンクリート用浸透性撥水剤」:シリコン樹脂が主成分の撥水液です。素材に深く浸透して内部に強力な防水層を作ります。撥水性で吸水を防ぎ、コケやカビの発生を抑制します。透明性で外観を変えません。 カンペハピオ「ハピオシール」:アルキド樹脂が主成分の油性塗料です。素材の内部に浸透して簡易防水層・防カビ層を作ります。無色透明に仕上がるので、木材やコンクリートの素材や風合いを損ないません。 これらの防カビ剤・防苔剤はご自宅の外壁との相性がありますので、詳しく調べたい方はハウスメイク牛久にお問い合わせください。 専門の職人がお答えいたします。   ハウスメイク牛久お問い合わせフォーム   牛久市の方必見!外壁の劣化症状の原因と対策まとめ 外壁に起こる劣化症状は大きく分けて下記の4つがあります。 チョーキング現象 ヘアクラッキング 塗膜の剥がれ カビや苔の発生 これらの症状の原因は建物周囲の環境によって異なりますが、経年劣化から起こる現象が多く見られます。 それぞれの劣化現象ごとに自分でできる対策方法と専門業者に依頼する時の注意をご紹介しました。 外壁は経年劣化により1つではなく複数の劣化現象が出ていることがあり、これらを放っておくと雨や湿気が建物内部にも劣化が及ぶ可能性があります。 劣化症状を見つけたらまず専門の業者にご相談していただく事をおすすめします。 ハウスメイク牛久にご相談いただけましたら無料で外壁の点検をさせていただき、お客様のお悩みに沿った対処方法をご提案いたします。 2024年4月8日 更新
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つくば市の方必見!外壁の劣化症状の原因と対策

つくば市の方必見!外壁の劣化症状の原因と対策

つくば市の皆さんこんにちは!ハウスメイク牛久です。   今回はつくば市の方に見ていただきたい外壁の劣化症状をご紹介します。 症状毎に原因と対策を解説するので、ご自宅の気になる症状をチェックしてみてください。 放っておくと家全体の劣化が進む場合があるので放置はおすすめできません。 大切なお家を長く綺麗に保てるように一緒に対策しましょう。   外壁の劣化症状 外壁に起こる劣化症状は大きく分けて下記の4つがあります。 チョーキング現象 ヘアクラッキング 塗膜の剥がれ カビや苔の発生 それぞれの症状別に原因と対策を説明していきますのでご自宅の気になる症状をチェックしてください。   チョーキング現象の症状と原因 外壁のチョーキング現象とは、外壁の塗装が劣化してチョークのような白い粉が表面に出てくる現象です。 この粉は、塗料に含まれる顔料という成分が分解されたもので、手で触ると白い粉が付きます。 チョーキング現象が起きると、外壁の防水性能が低下し、雨水が侵入して腐食やカビの原因になります。 一般的にチョーキングの症状が出てきたら外壁塗装の塗り替えタイミングと言えます。 ハウスメイク牛久でも、外壁の点検の際にチョーキングがある場合は塗り替え時期についてご相談するようにしております。 チョーキング現象の主な原因は、太陽の熱や紫外線、風雨などによる経年劣化です。 外壁は毎日これらの影響を受けるため、徐々に塗膜(塗料の外側部分)が傷んでいきます。 一般的には、新築時から10年ほどでチョーキング現象が発生すると言われていますが、塗料の種類や色や日当たりの状況などによっても変わります。 また、白や淡い色の塗料は白色顔料という成分が多く含まれているため、チョーキング現象が起きやすいです。 日当たりの良い南側や西側の外壁は、日が当たる時間が長く紫外線の影響を受けやすいため、注意しておくことが必要です。   ヘアクラッキングの症状と原因 ヘアクラッキングとは、外壁や内壁などの塗膜に髪の毛ほどの細いひび割れが発生する現象です。 外壁や内壁をよく見ると細かいひび割れが見えることがあります。近くでよく見ないと見逃しがちなほど細く、ひび割れの幅は0.3mm以下、深さは4mm以下で、塗膜(塗料の外側部分)だけに発生していることが多いのが特徴です。 見た目にも美しくないだけでなく、ひび割れから雨水や空気が侵入して構造部分を腐食させたり、断熱性や防音性を低下させたりする可能性などもあります。構造部分の腐食が進むと耐震性能の劣化や、腐食部分からの害虫の侵入などが起こります。 ヘアクラッキングは経年劣化が原因になることが一番多いです。他にも施工不良、建物の揺れや不同沈下などでこの現象が起こる原因になります。 2011年の東日本大震災で起きた地震では、外壁にクラッキングが起きたお客様も少なくありませんでした。   塗膜の剥がれの症状と原因 塗膜の剥がれとは、塗装した表面の塗料が剥がれてしまう現象のことです。 塗膜が剥がれると、家の見た目を悪くするだけでなく、建物自体の寿命を縮める可能性もあるので注意が必要です。通常時には起こらない雨や湿気の侵入を許すことになる為、ひどい場合は部屋の中や柱が湿気に侵されて建物内部から補修工事が必要な事も。 その為、塗膜の剥がれを見つけたらすぐに対処が必要です。   塗膜の剥がれの原因はさまざまですが、主なものは以下の3つです。 施工不良:塗装前に適切な下地処理を行わなかったり、塗料の種類や量を間違えたり、気温や湿度に応じて塗装条件を調整しなかったりすると、塗膜が下地に密着しなかったり、塗膜自体にひび割れや浮きが発生したりすることがあります。  環境要因:日光や雨風などの自然現象によって塗膜が劣化したり、膨張収縮したりすることがあります。特に強い紫外線は塗料の成分を分解して塗膜の剥がれを引き起こすことがあります。  物理的損傷:建物に衝撃や摩擦などの外力が加わると、塗膜が傷ついたりはがれたりすることがあります。例えば、鳥や虫などの動物が建物にぶつかったり、建物に巣作りすることで、塗膜に傷がつくことがあります。家に隣接している木がある場合にも枝や葉が外壁に損傷を加えたりします。   カビや苔の発生の症状と原因   外壁にカビや苔が発生してしまうと見た目のダメージが大きくてとても嫌な気分になりますよね。 カビや苔は湿気や温度、光などの環境条件によって繁殖してしまいます。 カビは真菌類の一種で外壁に付着した水分や土埃などの有機物を分解することで繁殖します。湿度が高くて暗い場所に好んで発生し、症状としては黒や白・緑などの色の斑点やふわふわした毛が見られます。 カビをそのままにしておくと外壁の塗膜を剥がしたり、色あせやシミを引き起こしたりするので見つけたらすぐに除去した方がいいでしょう。また、カビはアレルギーや喘息・呼吸器感染症などを引き起こし健康にも悪影響を及ぼす可能性があるのでデメリットしかありません。 苔は植物の一種で、湿度が高くて日陰の場所に好んで発生します。苔の症状としては、緑や黄色などの色のふさふさした層が見られます。 苔が発生すると外壁や屋根の滑りやすさを増すことで事故の原因になることがあります 。また、外壁の表面を侵食することで塗膜の剥がれや色あせなどの劣化を促進することもあります。 特に凸凹やザラザラした素材の外壁は水はけが悪く、カビや苔が付着しやすい傾向にあります。   劣化症状の対策と注意点 劣化症状ごとに防止策と対策を詳しく説明いたします。   チョーキング現象の対策と注意点 チョーキング現象の対策は、外壁の高圧洗浄と塗装の塗り替えです。これにより外壁の美観を保ち、防水性能を回復させます。 この作業は専用の道具や足場が必要なためDIYではなくプロの業者に依頼することを強くおすすめします。 外壁塗り替えの費用は、家の大きさや塗料の種類によって異なりますが、平均的な30坪住宅の場合で70~90万円ほどの料金がかかります。 外壁の塗り替えを依頼する際は必ず業者に見積もりを取ってから行ってください。 費用がかかる作業なので適正価格を確認してから行いたいですよね。 可能なら複数業者に相見積もりするのが理想です。 また、県外の業者に依頼すると移動費が見積もり価格に反映される事があるのでやや高額になる場合があります。 依頼するのは地元にある地域密着型の業者をお勧めします。 ハウスメイク牛久では地元のつくば市の住宅のご依頼を数多く請け負っております。 適正価格の見積もりをご提示させていただきますので一度ハウスメイク牛久にお問い合わせください。   ヘアクラッキングの対策と注意点 ヘアクラッキングの対策は、外壁の塗装を定期的に行うことです。 外壁は紫外線や風雨などによって劣化していきますので、10年から15年ごとに塗り替えることが望ましいと言われてます。 また、塗装を行う際には、適切な乾燥時間を設けたり下地と相性の良い塗料を選んだりすることでヘアクラッキングの発生を抑えることができるので、プロの職人に依頼するのが安全です。 自分で修繕する場合は、ホームセンター等でヘアクラッキング専用の補修材を購入し、ひび割れ部分に樹脂を注入したり、専用の塗料を塗ったりする方法があります。 DIYで修繕するときの注意点として、大きなひび割れや横方向のひび割れがある場合、構造上の問題がある可能性が高いので、自分で修繕しないで専門の業者に点検を依頼しましょう。 自分で修繕できる程度のヒビ割れなのか判断に困る場合には、専門の業者に見てもらうのがおすすめです。 点検は無料で行っている会社が多いので専門知識が豊富なプロの職人に一度診断してもらい説明を受けると、より正しい対処が可能です。 →ハウスメイクに点検を依頼してみる   塗膜の剥がれの対策と注意点 塗膜の剥がれを防ぐためには、以下の対策を行うことが重要です。 適切な施工:塗装する前に下地処理をしっかり行い、下地と相性の良い塗料を選び、適切な量と回数で塗装します。また、気温や湿度などの環境条件に応じて、塗装方法や乾燥時間を調整します。 この適切な施工は専門的な知識と技術が必要になるため、評判がいい専門の業者に塗装を依頼することをおすすめします。 定期的なメンテナンス:塗装後は定期的に建物の状態をチェックし、塗膜に異常が見られた場合は早めに補修します。また、汚れやカビなどをこまめに清掃するようにして塗膜を保護しましょう。 家の2階以上は自分でチェックするのは高所で危険を伴うので専門の業者に依頼するのがおすすめです。 ハウスメイク牛久ではドローンを使用した建物の点検を行っております。 ご興味がある方はこちらからお問い合わせください。スタッフが丁寧にご説明いたします。 外力からの保護:建物に衝撃や摩擦などの外力が加わらないように注意します。例えば、鳥や虫などの動物から建物を守るために木の近くの外壁にはネットや防鳥テープなどを設置するといいでしょう。 DIY 家の外壁の塗膜剥がれを自分で直す方法 外壁の塗膜剥がれを自分で直す方法は下記4つの工程で行います。 はがれた塗膜を除去する:まず、剥がれた塗膜を除去する必要があります。 この時、剥がれた部分だけでなく周囲の部分も含めて除去が必要です。 剥がれた塗膜を除去する方法は、ケレンと呼ばれる作業になります。 研磨機やサンドペーパーなどを使って古い塗料を削り落とす工程です。 この作業は、下地と塗料の密着性を高めるために重要です。 高圧洗浄で汚れを落とす:次に、高圧洗浄で汚れを落とします。 ケレン作業で発生したほこりや塗料のカスなどを除去するために行います。 高圧洗浄機を使って外壁全体を水洗いし、水分が残らないように十分に乾燥させます。 下地材を塗布する:その後、下地材を塗布します。 下地は一般的には、シーラーやプライマーなどの下塗り用塗料が使われます。 下地材は、外壁と塗料の密着性や防水性を高める役割があるので外壁の素材に合わせて選びましょう。 下地材を塗布する際には、メーカーの指示に従って適切な量や回数で塗ります。 塗料メーカーのパンフレットやパッケージの説明を良く読んで正しい手順で行うのがポイントです。 塗装を行う:最後に、塗装を行います。これは、下地材が完全に乾燥した後に行います。 塗料も下地材と相性の良いものを選びましょう。 塗装は、下塗り・中塗り・上塗りの3度塗りが基本です。1回ずつきちんと乾燥させるのが重要です。   塗膜剥がれの修復を業者に依頼したい時は? 修復を業者に依頼する場合は、まず見積もりをとりましょう。 これは、どんな作業をしてもらう時も共通してますが、できたら2から3社に相見積もりをとって必要な修復内容とその料金の詳細を細かく教えてもらうと、最終的に適正な料金で依頼できます。 また、依頼するのは地元密着型の実績数が多い会社を選ぶと失敗しません。 つくば市の皆様は地域密着型で実績がある弊社ハウスメイク牛久にご相談ください。 安心な適正価格の見積もりを出させていただきます。 →ハウスメイク牛久に見積もりを依頼する   カビや苔の発生 対策と注意点 外壁にカビや苔が発生した場合は、カビや苔を洗浄してきれいに落とします。 自分で洗浄する場合:まず外壁に水をかけて、泥汚れなどを洗い流します。次に外壁用洗浄剤をスポンジなどで塗りやさしくこすります。最後に 洗浄剤が残らないように水で流します。 業者に洗浄を依頼する場合:専門の業者は機材や足場を使って安全かつ効果的に掃除してくれます。また、重度の汚れや根深いカビや苔もきれいに落としてもらえます。洗浄後に塗装が必要な場合があるので専門業者に依頼するのがおすすめです。 自分で掃除する場合には注意していただきたいことがあります。 カビ取りスプレーや塩素系漂白剤などは、外壁の塗装を傷めたり脱色したりする可能性があるので使用しないでください。また、高圧洗浄機は出力が強すぎると外壁を傷つけたり、塗装が剥がれしまいます。外壁の様子を見ながら注意深く作業しましょう。 2階以上の外壁の掃除は高所作業になり危険な為、自信がない場合は専門業者に依頼することをおすすめします。DIY作業で安く済ませうとした結果、大きな怪我を負って入院…なんてことになった本末転倒ですからね。 専門業者に依頼することには場合、下記のメリットがあります。 外壁の美観を完全に回復させることができます。 外壁の防水性や耐久性を向上させることができます。 防カビ塗料や防苔塗料を使ってカビや苔の再発生を防ぐことができます。   ハウスメイク牛久では外壁の洗浄をお受けした際は一緒に外壁の状態を診断いたします。(診断は無料です) 診断では、塗り替えが必要な時期やカビ・苔が再発帽子対策などご提案させていただきます。 専門の職人が外壁の状態を確認するので自分で行うより依頼する方がメリットが圧倒的に多いです。 外壁のカビや苔でお悩みの方はお気軽にお問い合わせください。   カビや苔の発生を自分で防ぐ方法 壁のカビや苔の発生を防ぐためには、以下のような対策が有効です。 換気を良くすることで、湿度を下げる。 日光を十分に当てることで、カビや苔の繁殖を抑える。 清掃を定期的に行うことで、カビや苔の栄養源を減らす。 防カビ剤や防苔剤を塗布することで、カビや苔の付着を防ぐ。 建築の環境的に換気と日光の対策が難しいようでしたら、定期的な清掃と防カビ剤・防苔剤の塗布でカビを防ぐことができます。 防カビ剤・防苔剤には、塗料タイプと液体タイプがあります。 塗料タイプは、外壁に直接塗ることで撥水性や防汚性を持たせるものです。 塗料タイプの防カビ剤・防苔剤のおすすめ商品をいくつか紹介します。 アステックペイント「アステック・プラスSW」:水性シリコン樹脂塗料で、高い耐候性と低汚染性を持ちます。酸性雨や紫外線に強く、色合いや風合いを長く保ちます。防藻・防カビ剤入りです。 日本ペイント「水性ケンエース」:水性アクリル樹脂塗料で、高い耐久性と耐汚染性を持ちます。コケやカビの発生を抑制するとともに、汚れが落ちやすくなります。防カビ剤・防藻剤入りです。 エスケー化研「バイオタイト#10」:水性ウレタン樹脂塗料で、高い弾力性と耐候性を持ちます。ヒビ割れやひび割れを防ぎ、コケやカビの発生を抑制します。防カビ剤・防藻剤入りです。 液体タイプは、スプレーなどで外壁に吹き付けることでコケやカビを殺菌するものです。 液体タイプの防カビ剤・防苔剤のおすすめ商品をいくつか紹介します。  TO-PLAN「キエール」:塩化ベンザルコニウム液と銅イオンが主成分の殺菌液です。医療現場でも使われている安全性の高い成分で、コケやカビを一発退治します。スプレーするだけで水洗い不要です。 ロックペイント「コンクリート用浸透性撥水剤」:シリコン樹脂が主成分の撥水液です。素材に深く浸透して内部に強力な防水層を作ります。撥水性で吸水を防ぎ、コケやカビの発生を抑制します。透明性で外観を変えません。 カンペハピオ「ハピオシール」:アルキド樹脂が主成分の油性塗料です。素材の内部に浸透して簡易防水層・防カビ層を作ります。無色透明に仕上がるので、木材やコンクリートの素材や風合いを損ないません。 これらの防カビ剤・防苔剤はご自宅の外壁との相性がありますので、詳しく調べたい方はハウスメイク牛久にお問い合わせください。 専門の職人がお答えいたします。   ハウスメイク牛久お問い合わせフォーム   つくば市の方必見!外壁の劣化症状の原因と対策まとめ 外壁に起こる劣化症状は大きく分けて下記の4つがあります。 チョーキング現象 ヘアクラッキング 塗膜の剥がれ カビや苔の発生 これらの症状の原因は建物周囲の環境によって異なりますが、経年劣化から起こる現象が多く見られます。 それぞれの劣化現象ごとに自分でできる対策方法と専門業者に依頼する時の注意をご紹介しました。 外壁は経年劣化により1つではなく複数の劣化現象が出ていることがあり、これらを放っておくと雨や湿気が建物内部にも劣化が及ぶ可能性があります。 劣化症状を見つけたらまず専門の業者にご相談していただく事をおすすめします。 ハウスメイク牛久にご相談いただけましたら無料で外壁の点検をさせていただき、お客様のお悩みに沿った対処方法をご提案いたします。 2024年4月8日 更新
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龍ケ崎市外壁塗装の劣化症状原因と対策

龍ケ崎市の皆様へ外壁塗装の劣化症状の原因と対策を専門家が解説します

龍ケ崎市の皆さんこんにちは!ハウスメイク牛久です。   今回は龍ケ崎市の方に見ていただきたい外壁の劣化症状をご紹介します。 症状毎に原因と対策を解説するので、ご自宅の気になる症状をチェックしてみてください。 放っておくと家全体の劣化が進む場合があるので放置はおすすめできません。 大切なお家を長く綺麗に保てるように一緒に対策しましょう。   外壁の劣化症状 外壁に起こる劣化症状は大きく分けて下記の4つがあります。 チョーキング現象 ヘアクラッキング 塗膜の剥がれ カビや苔の発生 それぞれの症状別に原因と対策を説明していきますのでご自宅の気になる症状をチェックしてください。   チョーキング現象の症状と原因 外壁のチョーキング現象とは、外壁の塗装が劣化してチョークのような白い粉が表面に出てくる現象です。 この粉は、塗料に含まれる顔料という成分が分解されたもので、手で触ると白い粉が付きます。 チョーキング現象が起きると、外壁の防水性能が低下し、雨水が侵入して腐食やカビの原因になります。 一般的にチョーキングの症状が出てきたら外壁塗装の塗り替えタイミングと言えます。 ハウスメイク牛久でも、外壁の点検の際にチョーキングがある場合は塗り替え時期についてご相談するようにしております。 チョーキング現象の主な原因は、太陽の熱や紫外線、風雨などによる経年劣化です。 外壁は毎日これらの影響を受けるため、徐々に塗膜(塗料の外側部分)が傷んでいきます。 一般的には、新築時から10年ほどでチョーキング現象が発生すると言われていますが、塗料の種類や色や日当たりの状況などによっても変わります。 また、白や淡い色の塗料は白色顔料という成分が多く含まれているため、チョーキング現象が起きやすいです。 日当たりの良い南側や西側の外壁は、日が当たる時間が長く紫外線の影響を受けやすいため、注意しておくことが必要です。   ヘアクラッキングの症状と原因   ヘアクラッキングとは、外壁や内壁などの塗膜に髪の毛ほどの細いひび割れが発生する現象です。 外壁や内壁をよく見ると細かいひび割れが見えることがあります。近くでよく見ないと見逃しがちなほど細く、ひび割れの幅は0.3mm以下、深さは4mm以下で、塗膜(塗料の外側部分)だけに発生していることが多いのが特徴です。 見た目にも美しくないだけでなく、ひび割れから雨水や空気が侵入して構造部分を腐食させたり、断熱性や防音性を低下させたりする可能性などもあります。構造部分の腐食が進むと耐震性能の劣化や、腐食部分からの害虫の侵入などが起こります。 ヘアクラッキングは経年劣化が原因になることが一番多いです。他にも施工不良、建物の揺れや不同沈下などでこの現象が起こる原因になります。 2011年の東日本大震災で起きた地震では、外壁にクラッキングが起きたお客様も少なくありませんでした。   塗膜の剥がれの症状と原因 塗膜の剥がれとは、塗装した表面の塗料が剥がれてしまう現象のことです。 塗膜が剥がれると、家の見た目を悪くするだけでなく、建物自体の寿命を縮める可能性もあるので注意が必要です。通常時には起こらない雨や湿気の侵入を許すことになる為、ひどい場合は部屋の中や柱が湿気に侵されて建物内部から補修工事が必要な事も。 その為、塗膜の剥がれを見つけたらすぐに対処が必要です。   塗膜の剥がれの原因はさまざまですが、主なものは以下の3つです。 施工不良:塗装前に適切な下地処理を行わなかったり、塗料の種類や量を間違えたり、気温や湿度に応じて塗装条件を調整しなかったりすると、塗膜が下地に密着しなかったり、塗膜自体にひび割れや浮きが発生したりすることがあります。  環境要因:日光や雨風などの自然現象によって塗膜が劣化したり、膨張収縮したりすることがあります。特に強い紫外線は塗料の成分を分解して塗膜の剥がれを引き起こすことがあります。  物理的損傷:建物に衝撃や摩擦などの外力が加わると、塗膜が傷ついたりはがれたりすることがあります。例えば、鳥や虫などの動物が建物にぶつかったり、建物に巣作りすることで、塗膜に傷がつくことがあります。家に隣接している木がある場合にも枝や葉が外壁に損傷を加えたりします。   カビや苔の発生の症状と原因 外壁にカビや苔が発生してしまうと見た目のダメージが大きくてとても嫌な気分になりますよね。 カビや苔は湿気や温度、光などの環境条件によって繁殖してしまいます。 カビは真菌類の一種で外壁に付着した水分や土埃などの有機物を分解することで繁殖します。湿度が高くて暗い場所に好んで発生し、症状としては黒や白・緑などの色の斑点やふわふわした毛が見られます。 カビをそのままにしておくと外壁の塗膜を剥がしたり、色あせやシミを引き起こしたりするので見つけたらすぐに除去した方がいいでしょう。また、カビはアレルギーや喘息・呼吸器感染症などを引き起こし健康にも悪影響を及ぼす可能性があるのでデメリットしかありません。 苔は植物の一種で、湿度が高くて日陰の場所に好んで発生します。苔の症状としては、緑や黄色などの色のふさふさした層が見られます。 苔が発生すると外壁や屋根の滑りやすさを増すことで事故の原因になることがあります 。また、外壁の表面を侵食することで塗膜の剥がれや色あせなどの劣化を促進することもあります。 特に凸凹やザラザラした素材の外壁は水はけが悪く、カビや苔が付着しやすい傾向にあります。   劣化症状の対策と注意点 劣化症状ごとに防止策と対策を詳しく説明いたします。   チョーキング現象の対策と注意点 チョーキング現象の対策は、外壁の高圧洗浄と塗装の塗り替えです。これにより外壁の美観を保ち、防水性能を回復させます。 この作業は専用の道具や足場が必要なためDIYではなくプロの業者に依頼することを強くおすすめします。 外壁塗り替えの費用は、家の大きさや塗料の種類によって異なりますが、平均的な30坪住宅の場合で70~90万円ほどの料金がかかります。 外壁の塗り替えを依頼する際は必ず業者に見積もりを取ってから行ってください。 費用がかかる作業なので適正価格を確認してから行いたいですよね。 可能なら複数業者に相見積もりするのが理想です。 また、県外の業者に依頼すると移動費が見積もり価格に反映される事があるのでやや高額になる場合があります。 依頼するのは地元にある地域密着型の業者をお勧めします。 ハウスメイク牛久では地元の龍ケ崎市の住宅のご依頼を数多く請け負っております。 適正価格の見積もりをご提示させていただきますので一度ハウスメイク牛久にお問い合わせください。   ヘアクラッキングの対策と注意点 ヘアクラッキングの対策は、外壁の塗装を定期的に行うことです。 外壁は紫外線や風雨などによって劣化していきますので、10年から15年ごとに塗り替えることが望ましいと言われてます。 また、塗装を行う際には、適切な乾燥時間を設けたり下地と相性の良い塗料を選んだりすることでヘアクラッキングの発生を抑えることができるので、プロの職人に依頼するのが安全です。 自分で修繕する場合は、ホームセンター等でヘアクラッキング専用の補修材を購入し、ひび割れ部分に樹脂を注入したり、専用の塗料を塗ったりする方法があります。 DIYで修繕するときの注意点として、大きなひび割れや横方向のひび割れがある場合、構造上の問題がある可能性が高いので、自分で修繕しないで専門の業者に点検を依頼しましょう。 自分で修繕できる程度のヒビ割れなのか判断に困る場合には、専門の業者に見てもらうのがおすすめです。 点検は無料で行っている会社が多いので専門知識が豊富なプロの職人に一度診断してもらい説明を受けると、より正しい対処が可能です。 →ハウスメイクに点検を依頼してみる   塗膜の剥がれの対策と注意点 塗膜の剥がれを防ぐためには、以下の対策を行うことが重要です。 適切な施工:塗装する前に下地処理をしっかり行い、下地と相性の良い塗料を選び、適切な量と回数で塗装します。また、気温や湿度などの環境条件に応じて、塗装方法や乾燥時間を調整します。 この適切な施工は専門的な知識と技術が必要になるため、評判がいい専門の業者に塗装を依頼することをおすすめします。 定期的なメンテナンス:塗装後は定期的に建物の状態をチェックし、塗膜に異常が見られた場合は早めに補修します。また、汚れやカビなどをこまめに清掃するようにして塗膜を保護しましょう。 家の2階以上は自分でチェックするのは高所で危険を伴うので専門の業者に依頼するのがおすすめです。 ハウスメイク牛久ではドローンを使用した建物の点検を行っております。 ご興味がある方はこちらからお問い合わせください。スタッフが丁寧にご説明いたします。 外力からの保護:建物に衝撃や摩擦などの外力が加わらないように注意します。例えば、鳥や虫などの動物から建物を守るために木の近くの外壁にはネットや防鳥テープなどを設置するといいでしょう。 DIY 家の外壁の塗膜剥がれを自分で直す方法 外壁の塗膜剥がれを自分で直す方法は下記4つの工程で行います。 はがれた塗膜を除去する:まず、剥がれた塗膜を除去する必要があります。 この時、剥がれた部分だけでなく周囲の部分も含めて除去が必要です。 剥がれた塗膜を除去する方法は、ケレンと呼ばれる作業になります。 研磨機やサンドペーパーなどを使って古い塗料を削り落とす工程です。 この作業は、下地と塗料の密着性を高めるために重要です。 高圧洗浄で汚れを落とす:次に、高圧洗浄で汚れを落とします。 ケレン作業で発生したほこりや塗料のカスなどを除去するために行います。 高圧洗浄機を使って外壁全体を水洗いし、水分が残らないように十分に乾燥させます。 下地材を塗布する:その後、下地材を塗布します。 下地は一般的には、シーラーやプライマーなどの下塗り用塗料が使われます。 下地材は、外壁と塗料の密着性や防水性を高める役割があるので外壁の素材に合わせて選びましょう。 下地材を塗布する際には、メーカーの指示に従って適切な量や回数で塗ります。 塗料メーカーのパンフレットやパッケージの説明を良く読んで正しい手順で行うのがポイントです。 塗装を行う:最後に、塗装を行います。これは、下地材が完全に乾燥した後に行います。 塗料も下地材と相性の良いものを選びましょう。 塗装は、下塗り・中塗り・上塗りの3度塗りが基本です。1回ずつきちんと乾燥させるのが重要です。   塗膜剥がれの修復を業者に依頼したい時は? 修復を業者に依頼する場合は、まず見積もりをとりましょう。 これは、どんな作業をしてもらう時も共通してますが、できたら2から3社に相見積もりをとって必要な修復内容とその料金の詳細を細かく教えてもらうと、最終的に適正な料金で依頼できます。 また、依頼するのは地元密着型の実績数が多い会社を選ぶと失敗しません。 龍ケ崎市の皆様は地域密着型で実績がある弊社ハウスメイク牛久にご相談ください。 安心な適正価格の見積もりを出させていただきます。 →ハウスメイク牛久に見積もりを依頼する   カビや苔の発生 対策と注意点 外壁にカビや苔が発生した場合は、カビや苔を洗浄してきれいに落とします。 自分で洗浄する場合:まず外壁に水をかけて、泥汚れなどを洗い流します。次に外壁用洗浄剤をスポンジなどで塗りやさしくこすります。最後に 洗浄剤が残らないように水で流します。 業者に洗浄を依頼する場合:専門の業者は機材や足場を使って安全かつ効果的に掃除してくれます。また、重度の汚れや根深いカビや苔もきれいに落としてもらえます。洗浄後に塗装が必要な場合があるので専門業者に依頼するのがおすすめです。 自分で掃除する場合には注意していただきたいことがあります。 カビ取りスプレーや塩素系漂白剤などは、外壁の塗装を傷めたり脱色したりする可能性があるので使用しないでください。また、高圧洗浄機は出力が強すぎると外壁を傷つけたり、塗装が剥がれしまいます。外壁の様子を見ながら注意深く作業しましょう。 2階以上の外壁の掃除は高所作業になり危険な為、自信がない場合は専門業者に依頼することをおすすめします。DIY作業で安く済ませうとした結果、大きな怪我を負って入院…なんてことになった本末転倒ですからね。 専門業者に依頼することには場合、下記のメリットがあります。 外壁の美観を完全に回復させることができます。 外壁の防水性や耐久性を向上させることができます。 防カビ塗料や防苔塗料を使ってカビや苔の再発生を防ぐことができます。   ハウスメイク牛久では外壁の洗浄をお受けした際は一緒に外壁の状態を診断いたします。(診断は無料です) 診断では、塗り替えが必要な時期やカビ・苔が再発帽子対策などご提案させていただきます。 専門の職人が外壁の状態を確認するので自分で行うより依頼する方がメリットが圧倒的に多いです。 外壁のカビや苔でお悩みの方はお気軽にお問い合わせください。   カビや苔の発生を自分で防ぐ方法 壁のカビや苔の発生を防ぐためには、以下のような対策が有効です。 換気を良くすることで、湿度を下げる。 日光を十分に当てることで、カビや苔の繁殖を抑える。 清掃を定期的に行うことで、カビや苔の栄養源を減らす。 防カビ剤や防苔剤を塗布することで、カビや苔の付着を防ぐ。 建築の環境的に換気と日光の対策が難しいようでしたら、定期的な清掃と防カビ剤・防苔剤の塗布でカビを防ぐことができます。 防カビ剤・防苔剤には、塗料タイプと液体タイプがあります。 塗料タイプは、外壁に直接塗ることで撥水性や防汚性を持たせるものです。 塗料タイプの防カビ剤・防苔剤のおすすめ商品をいくつか紹介します。 アステックペイント「アステック・プラスSW」:水性シリコン樹脂塗料で、高い耐候性と低汚染性を持ちます。酸性雨や紫外線に強く、色合いや風合いを長く保ちます。防藻・防カビ剤入りです。 日本ペイント「水性ケンエース」:水性アクリル樹脂塗料で、高い耐久性と耐汚染性を持ちます。コケやカビの発生を抑制するとともに、汚れが落ちやすくなります。防カビ剤・防藻剤入りです。 エスケー化研「バイオタイト#10」:水性ウレタン樹脂塗料で、高い弾力性と耐候性を持ちます。ヒビ割れやひび割れを防ぎ、コケやカビの発生を抑制します。防カビ剤・防藻剤入りです。 液体タイプは、スプレーなどで外壁に吹き付けることでコケやカビを殺菌するものです。 液体タイプの防カビ剤・防苔剤のおすすめ商品をいくつか紹介します。  TO-PLAN「キエール」:塩化ベンザルコニウム液と銅イオンが主成分の殺菌液です。医療現場でも使われている安全性の高い成分で、コケやカビを一発退治します。スプレーするだけで水洗い不要です。 ロックペイント「コンクリート用浸透性撥水剤」:シリコン樹脂が主成分の撥水液です。素材に深く浸透して内部に強力な防水層を作ります。撥水性で吸水を防ぎ、コケやカビの発生を抑制します。透明性で外観を変えません。 カンペハピオ「ハピオシール」:アルキド樹脂が主成分の油性塗料です。素材の内部に浸透して簡易防水層・防カビ層を作ります。無色透明に仕上がるので、木材やコンクリートの素材や風合いを損ないません。 これらの防カビ剤・防苔剤はご自宅の外壁との相性がありますので、詳しく調べたい方はハウスメイク牛久にお問い合わせください。 専門の職人がお答えいたします。   ハウスメイク牛久お問い合わせフォーム   龍ケ崎市の皆様へ外壁塗装の劣化症状の原因と対策とめ 外壁に起こる劣化症状は大きく分けて下記の4つがあります。 チョーキング現象 ヘアクラッキング 塗膜の剥がれ カビや苔の発生 これらの症状の原因は建物周囲の環境によって異なりますが、経年劣化から起こる現象が多く見られます。 それぞれの劣化現象ごとに自分でできる対策方法と専門業者に依頼する時の注意をご紹介しました。 外壁は経年劣化により1つではなく複数の劣化現象が出ていることがあり、これらを放っておくと雨や湿気が建物内部にも劣化が及ぶ可能性があります。 劣化症状を見つけたらまず専門の業者にご相談していただく事をおすすめします。 ハウスメイク牛久にご相談いただけましたら無料で外壁の点検をさせていただき、お客様のお悩みに沿った対処方法をご提案いたします。 2024年4月8日 更新
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破風板や軒天が破損!あなたの家は大丈夫?自分でできる対処法

  こんにちは、ハウスメイク牛久です。 今回は破風板と軒天についてお話しします。   破風板や軒天は家を守る重要な部分です。 あれ?壊れているかも!と破損を見つけた場合に家にどのような影響があるか、また自分でできる対処法を簡単に紹介いたします。   破風板のと軒天の役割 破風板と軒天の主な役割は、以下2つになります。 外壁と屋根のつなぎ目を覆い、雨水や風を防ぐことで外部からの雨水や汚れの侵入を防止する 外部からの日差しや風、雨の影響から外壁を守る 破風板や軒天は、屋根の構造物を補強して強風や台風などの自然災害から守ってくれるんですね。 自分の家でも普段あまり注視しない場所ですが、屋根の重要な部分になります。 そして、この2つの部分は外部からの天候や風、塵埃や雨水などの影響を受けるため、年数が経つと共に破損することがあります。   破風板や軒天の破損の原因 破風板や軒天が破損する主な原因は、以下の4つです。 風や自然災害による破損 雨水や湿気による腐食 外部からの衝撃やぶつかりなどによる破損 経年劣化による破損 これらの原因により、破風板や軒天が破損すると、雨漏りや構造物の劣化、瓦や屋根材の脱落など、大きな問題を引き起こす可能性があります。 そのため早期の対処が必要となります。   破風板や軒天の破損による影響 破風板や軒天が破損すると、以下のような影響が出る可能性があります。 雨漏りや湿気の発生 外部からの汚れや虫の侵入 部材の腐食や劣化 構造物の崩壊や屋根材の脱落   自分でできる対処法 破損を見つけた場合は、破損箇所を確認して、破損箇所の広さや程度を見ます。 できる範囲で破損箇所の修復または交換を行うようにしましょう。   既に雨漏りが発生している場合の対処法 既に雨漏りが発生している場合は、原因を特定して適切な対処を行う必要があります。以下の手順で対処することができます。 水漏れ箇所を特定する。 水漏れの原因を確認する。 原因に応じた修理(応急処理)を行う。 自分でできる簡単な対処法としては、雨漏り箇所にシーリング材を塗布する、水をかき出すなどがありますが、これらは一時的な対処法にすぎないので、雨漏りが再発してしまう可能性もあります。 また、高所作業や屋根の修理などは危険が伴うため、自己判断で行うことはあまりおすすめできません。 破損箇所の確認と見積もりは無料で行ってくれる業者が多いので、まずは専門業者に見てもらうのが得策です。   プロに依頼する場合は、以下の注意点を抑えて依頼するようにしましょう。   修復を業者に依頼する場合の注意点 業者選びに失敗しないよう、下記の点に注意すると良いでしょう。 施工実績や評判を確認する。 見積もりを複数の業者から取る。 施工前に工程や費用を確認する。 施工後に確認と保証があるか確認する。 実績や施工事例を見ることができると評判を確認しやすいです。 また、相見積もりを取り作業費が他と比べて高い業者や見積もり内容が分かりにくいところは弾いて適切な業者を選べます。 施工後の保証をしてくれる業者を選びましょう。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ハウスメイク牛久へのご相談はこちら 破風板や軒天が破損!あなたの家は大丈夫?自分でできる対処法まとめ 破風板や軒天の破損は、雨漏りや構造物の劣化など、大きな問題を引き起こす可能性があります。早期に対処することが重要であり、自分でできる簡単な修理も可能ですが長期的に考えるとプロに依頼することがおすすめです。 ただし、プロに依頼する場合には信頼できる業者を選ぶことが大切です。 定期的な点検やメンテナンスを行うことで、大事な家を良い状態に保っていきましょう。 2023年6月3日 更新
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