塗装に関するマメ知識やイベントなど最新情報をお届けします! スタッフブログ

豆知識の記事一覧

屋根塗装・屋根塗料について

こんにちは、ハウスメイク牛久・WEB担当猫三郎です。大好きな坂本九ちゃんの「上を向いて歩こう、涙がこぼれないように」というフレーズの唄があります。僕ら塗装会社の営業マンも上を向いて歩いています。屋根を見て歩いて、歩いて、訪問して、点検しております。屋根の大切さは御承知と思いますが、もし屋根がなかったら、さあ大変。風は吹きまくり、雨も雪も避けられずとても快適な生活は送れません。熱い日差しからも、台風などの強烈な雨からも守ってくれているのが屋根なのです。「いったい、我が家の屋根は今、どんなふうになっているのか」、下から見れば色がおちていたり、カビだらけになっていたりしませんか。心配だけど手をこまねいていませんか。ハウスメイク牛久では、繁忙時期に屋根の点検(雨漏り含む)・見積り依頼などが月に20件以上ございます。以前は業者と待ち合わせをして、梯子をかけて、命をはって出かけたものです。現在は半数以上がドローン調査で行っていますので楽になりました。 屋根工事の8割はカラーベスト ・カラーベストとは「平型化粧スレート」のことです。素材(原料)は、セメント・けい砂を原料として繊維で補強してできています。SIZEはKMEWのグラッサを例とすると、910×414.暑さで5.2㎜。重さで3.4㎏となっています。重なり部分がございますので3.3㎡(1坪)あたり68㎏となります。和風の陶器瓦・セメント瓦にくらべれば1/3程度です。 ・カラーベスト(ノンアスベストなのか・アスベスト含有なのか)かつては高性能の鉱物繊維として建材に多用されてきたアスベストは、その危険性が知られるにつれて使用が規制されるようになった。その規制は1975年を皮切りに段階的に強まり、2006にはアスベスト含有製品が全面禁止となりました。2006年以降製造のカラーベストは弱くて劣化が激しい。10年未満で亀裂・剥離などが多数でてしまい問題となっています。2006年前後~2015年前後の製品が使われた経緯のある施主様は、瓦の製造会社と商品名を調べておくと良いです。 下記画像はKMEWの屋根材の紹介です。ハウスメイク牛久では塗装専門店ですけれど、カラーベストからカラーベストへ、セメント瓦からカラーベストへ、カラーベストからガルバニウム鋼板への葺き替え工事も承っております。屋根案件10に対して8案件が屋根塗装、2案件が葺き替えという割合となっています。   カラーベストの経年劣化 ・新築当初のカラーベストの塗膜の変化は、建築条件によって(立地条件)一概には表しにくいです。経験上でお話しますと、早いものでは5~6年で色が抜けてしまう事もあります。塗膜が紫外線や雨水におかされますので、平均10年前後に手入れの時期を迎えているようです。再塗装の場合は前回の塗装に起因していますので7~10年前後で再塗装となっています。前回工事でタスペーサー(雨漏り防止部材)を設置していて、塗料も耐候性に優れたものを丁寧に施工していれば12~15年耐久することもできます。外壁に比べると屋根塗装は、条件が厳しいので耐久年数も少し短めにみておきましょう。 ・屋根の劣化進みすぎると修繕工事、葺き替え工事になってしまいます。写真の上段2枚は塗装で保護できるような状態ではないです。上からルーフィング(防水紙)を張り、ガルバニウム鋼板の断熱材のサンドしてあるもの(商品として当社推奨:横段ルーフ)で葺き替えが良いでしょう。下段2枚の写真は築13年の屋根で、防水性が損なわれカビが多発してしまっている状態。これは高圧洗浄で洗い流し塗装でよみがえります。黒い屋根の写真は塗装後写真です。(タスペーサーという雨漏り防止部材がはさまっている) ・カラーベストは再塗装できるか?  カラーベストは再塗装可能です。但し状態次第です。一度目の塗装の際にタスペーサーが入っておらず、水が溜まりやすい状態のまま10年も過ぎてしまうと不可の場合もあります。素材が割れやすくなっていると再塗装時に職人が歩くだけでひび割れを起こしてしまいます。周期的には10~12年前後で塗装をしっかり行い管理していくことが良いでしょう。 ・屋根塗料の種別と違い  機能的な分類は、遮熱塗料・断熱塗料・ラジカル制御形塗料・一般的な塗料(無機能ではないが耐久性に欠ける)に大別されています。素材的な分類は無機系塗料、フッソ系塗料、シリコン系塗料、ウレタン系塗料などに分かれます。その他水性塗料なのか、弱溶剤塗料なのか、1液タイプか2液タイプなのかという分類もできます。もちろん、製造メーカー別に分けたりもします。   ・主な屋根塗料メーカー  関西ペイント・日本ペイント・エスケー化研・水谷ペイント・スズカファイン・キクスイ・プレマテックス・アステックペイント・日本特殊塗料・ダイフレックス・シンマテリアルワンなどがあります。あまりメジャーでない会社の塗料は実績や評価が不明確なので避けるほうが賢明と思います。  遮熱塗料と断熱塗料の違いは前にもブログで触れました。遮熱塗料はメーカー問わず、機能的な効果はほぼ同じくらいの結果がでています。太陽光(近赤外線)を跳ね返して屋根の表面温度の上昇を抑える。夏場で20℃前後低減効果があると言われるものです。断熱塗料とは反射機能と断熱機能を両方備えているものです。断熱とはハチの巣状の中空ビーズ層が熱の侵入を防ぐというもの。 ・ラジカル制御形屋根塗料とは、特殊光安定剤を配合し、日射による発生するラジカルを効果的に捕捉でき、耐候性を向上させるというもの。従来のシリコン屋根塗料をはるかに凌ぐ耐久性。  一般的な屋根塗料であっても優れたものがある。低汚染性・防藻、防カビ性はもちろん、耐候性においてずば抜けた結果を出しているものがあります。水谷ペイントのパワーフロンマイルド(弱溶剤2液型フッソ樹脂)、パワーシリコンマイルドⅡなどは耐候性試験においての結果、現場での経過からみても最高級塗料と言えます。   ・ハウスメイク牛久推奨の屋根塗料 1.GLASTAGEシリーズ ECO  ROOF(2液弱溶剤多重ラジカル制御形高日射反射率屋根用無機塗料)プレマテックス製 2.快適サーモSI(2液弱溶剤高日射反射率屋根シリコン塗料  環境省ETV取得 JIS  K  5675 2種1級取得)水谷ペイント製 3.KEICERAⅡ(2液弱溶剤形無機変性塗料)プレマテックス製 4.サーモアイ4F(2液弱溶剤4フッ化フッ素樹脂高日射反射率塗料)日本ペイント 5.パワーフロンマイルド(2液弱溶剤フッ素樹脂塗料)水谷ペイント 6.キルコ(水性アクリル断熱塗料・断熱、密着、伸縮、耐久機能付き)ETV取得 実証番号051-0958 シンマテリアルワン製 7.ファインパーフェクトベスト(2液弱溶剤形ラジカル制御屋根塗料)日本ペイント ※ハウスメイク牛久としての推奨塗料のベスト7です。塗装は材料と方法、職人技術が大切です。塗装する(塗膜をつける)際に下地を作る(高圧洗浄/トルネード洗浄、補修作業、)ことが大切です。また塗料の扱いも適当に行うと、硬化不良を起こし剥離します。剥離するということはお金を捨ててしまうのと同じです。(お金をかけて塗装した塗料がなくなるのですから) ハウスメイク牛久が、牛久・土浦を中心にお客様から支持されることが多い理由は、創業30年以上の実績と職人さんの評価が高いからではないでしょうか。 ・ハウスメイク牛久では2021年土浦市、かすみがうら市、石岡市を重点戦略地域として営業しております。屋根塗装で御検討されているお客様、是非この機会にお問合せ下さい。来店御、またはWEB相談などの予約を承っております。宜しくお願いいたします。     2021年1月30日 更新
お知らせ現場情報豆知識外壁・屋根塗装のご案内

省エネ塗料について・大型案件の遮断熱塗料(工場塗装・テナント塗装)

こんにちは、ハウスメイク牛久です。先日筑波山・山頂に積雪が見られました。やはり山の上は天候が違うのですね。平野育ちの私などは、少々の積雪の路面さえ苦手としております。あと35日頑張ると3月に入ります。当社ではすでに、15現場稼働しております。塗装業界も天候、気象に左右されることがあります。地球温暖化の影響により、夏の暑さも激しくなっています。お客様と塗料の相談の際、遮熱、断熱の塗料について質問が多くなってきました。そこで本日は遮断熱塗料についてお話できればと思います。遮断熱に適応するリフォームについて内窓の紹介をいたしたいと思います。 ・断熱塗料の優れた効果とは?メリットとデメリット 1.断熱塗料とは  熱の伝導をを抑える効果を持つ塗料です。外壁塗装に使用すると太陽熱が室内に伝わりにくくすることができます。また、室内の温かい空気を屋外に逃がさない効果もあるのです。つまり、夏は涼しく、冬は暖かいを実現することができます。 2.遮熱塗料とは  遮熱塗料とは、熱を反射することで室内に太陽熱が伝わらないようにする効果があります。断熱塗料との大きな違いは、室内の温かい空気を逃がさないようにするという効果はないという点です。つまり、夏は涼しく快適な室内になりますが、冬も室内の温度が下がりやすくなってしまう。 3.断熱塗料の種類(よく出回っているもの)  ・ガイナ  ガイナは株式会社日進産業が販売しています。独自の特殊セラミックによって高い断熱効果を実現しました。防音効果も期待できます。 ・キルコート  株式会社シンマテリアルワンから販売されています。キルコートは200%という高い伸縮性を持つことで注目を集めています。ひび割れが発生しやすいモルタル外壁への塗装にもおすすめです。価格はガイナより少し安くなっているようです。 ・断熱コートEX  断熱コートEXは、東日本塗料株式会社が販売する塗料です。トップコートが不要な塗料として有名です。トップコートが不要な分、工期が短縮でき、費用も抑えられます。低予算で断熱塗料を使用したい方にはおすすめです。 ・ドリームコート  日本特殊塗料株式会社が販売。自動車製品の防音技術が応用されています。防音効果もあり、湿気を室外に逃しやすいので、結露が発生しやすい家の外壁におすすめです。 4.断熱塗料が効果を発揮する住宅とは 断熱性能が低いと判断できる住宅。例えば、断熱材が入っていない。屋根裏の空間が狭い。屋根勾配が緩い。トタン屋根、ガルバニウム鋼板の断熱材無しの屋根。 5.断熱塗料のメリット・デメリット 光熱費を抑えられる。デメリットは費用が高い。   ハウスメイク牛久では断熱塗料はキルコートを推奨しています。当社は販売元の株式会社シンマテリアルワンのパートナーショップになっております。 ・キルコートが選ばれる理由  キルコートの効果  ・省エネ対策・節電対策 最大40%減、キルコートを塗布することにより、年間の冷暖房費を大幅に節約することができます。 ・熱中症・室内環境改善 キルコート施工により、室内温度を2℃~6℃程度抑制できます。体育館や空調がない倉庫・工場などにおすすめ。 ・リフォーム修繕・塗り替え対策 塗り替えの際高い耐久性効果が魅力的。塗膜におけるヒビ割れ等をカバーできます。   ハウスメイク牛久では外壁塗装・屋根塗装・内装塗装(窓ガラスにも施工可能)でトリプル施工をおすすめいたします。内装塗装時はペンキの臭気や、窓ガラス塗装の際のシンナー臭が出ますが時間とともに臭気はなくなります。夏場エアコンの風が苦手、扇風機の風も苦手、そんな方には内装までの断熱塗装がおすすめ。熱中症予防としてもおすすめ。古くなった住宅でよく見かけるトタンやガルバニウム単板鋼板の屋根、陸屋根で折半屋根形状などに最適です。 [embed]http://www.youtube.com/watch?v=x-e7fitxO8k&t=75s[/embed]   断熱リフォーム 内窓紹介 ・LIXIL インプラス 「断熱効果」プラス ・家の中で熱の出入りがもっと大きいのが「窓」。つまり窓の断熱性能がアップすれば、住まい全体の断熱性能はアップするのです。冷暖房費も大幅にダウンして家計にもやさしい。そんな快適な住まいをインプラスがお届けします。冬は窓からの冷たい空気の流出を抑えます。冷暖房効率を高めるインプラスは、地球にも家計にもやさしいのです。 「遮熱効果」プラス ・夏の冷房時に家全体に入ってくる熱のうち、窓やドアの開口部を通るものが70%以上。つまり、夏を涼しく快適にするためには、開口部の「遮熱」と「断熱」がとても重要です。遮熱タイプのガラスでお選びになれば、強い日差しや紫外線を大幅カット。Low-E複層ガラスグリーン(高遮熱型)を使うと、室外側ガラスにコーティングした特殊金属膜により、夏の強い日差しを約60%カットし、冷房効果を高める。室内の明るさはそのままに、窓から入る熱をカットし、紫外線も大幅に遮断。健康を守るのはもちろん、家具やインテリアの色あせも防ぎます。 「結露軽減」をプラス ・既存の窓と、内窓として取付けたインプラス。さらにその間に生まれる新しい空気層が室外と室内をしっかりと隔てる構造に。大きな断熱効果で外気温の影響を受けにくくし、結露の発生を抑えます。※室内の状況によっては、インプラスを取付けても外部サッシに結露が発生する場合があります。 ・外気によって冷やされるガラスやサッシ。空気中の水分が水滴となって結露が発生します。結露は住まいを痛めるだけでなく、カビやダニ発生の原因にも。そんな問題もインプラスが解決。効率よく掃除もできて、快適空間にかわります。 「目隠し効果」をプラス ・人目を気にせずに部屋に光を取り入れたい。外からの視線が気になったことはありませんか?目隠し効果のあるガラスをセレクトすれば、室外からの視線を気にすることなく窓のある開放感を感じることができます。 「防音効果」をプラス ・熱と同じように、多くの音が窓から入り、窓から出ています。住まいを取り巻く音、あるいは住まいから生まれるさまざまな音を遮断できれば、暮らしはもっと快適になるはず。音の気にならない静かで心地よい暮らしを、インプラスで実現しませんか。 [embed]http://www.youtube.com/watch?v=-nQ_tR-RWyw[/embed] ・YKK プラマードU   YKKの内窓、プラマードU。LIXILインプラスと同様な効果。現場調査で寸法をきちんと計測してしまえば、ONE  DAY  REFORM、一日で工事はできます。僕がエコ内窓リフォームを推奨したいのは生活環境改善され、省エネとしても効果的な工事だからです。ガラスを複層にもできます。目透かしガラスにもできます。デザイン性も高いのでおしゃれな部屋作りのサポートとしてもプラマードを宜しくお願いします。見積無料。     ・リフォームするならやはり「ハウスメイク牛久がいい。」「前に頼んだ時にも親切・丁寧に対応してもらえた。」と言われるように日々奮闘しております。BESTな工事をするならば、リフォーム大好きな業者と出会いましょう。思いの丈が足りない人は提案も単調で、ありきたりになりがちです。ハウスメイク牛久では、外壁・屋根塗装が専門ですが、塗装以外の案件に対してもすべて対応し、工事を行ってきたという自信があります。本日も2案件、工事いただきました。ありがとうございます。2軒ともに外壁・屋根塗装でした。 今後WEBを通してWEB相談を予約制で行っていきたいと準備をしております。店舗での御相談が御不安なお客様、WEB上、ZOOMというアプリ環境の作れるお客様は御連絡下さい。お待ちしております。 担当:猫三郎でした。 2021年1月27日 更新
お知らせ豆知識外壁・屋根塗装のご案内

サイディングボードの豆知識と塗り替え

こんにちは、ハウスメイク牛久 WEB担当 猫三郎(ペンネーム的なものです)です。本日も土浦市の塗装相談をはじめ、石岡市、かすみがうら市、阿見町、稲敷市、つくば市、牛久市、龍ヶ崎市、取手市、利根町、守谷市、常総市、つくばみらい市にわたる広範囲を営業さん6名で走り回っています。昨日も御契約ありがとうございました。(牛久市で屋根塗装工事) 本日も職人さんは寒い中、全力で工事にあたってくれています。素敵なお客さまと、良い職人に囲まれハウスメイク牛久は幸わせでございます。 およ30年前位から新築時の外壁が、モルタル仕上げより窯業系サイディングボードのほうが多くなってきました。左官職人も激減しました。窯業系サイディングボードも質感がかなり上がってきています。窯業系サイディングとはセメントと繊維質原料、砂や砂利の代わりになる混和材から造られている。繊維質原料で変形に対する強度を持たせ、混和剤を配合することで軽量化を図ります。 ・窯業系サイディングは日本産業規格(JIS A5422 2019)に規定されています。セメント質原料、繊維質原料、および混和剤からなる混合原料を成形、養生硬化し、防火性能に優れ、強くてしなやかな板状の外壁材です。 ・種類として厚さ14㎜~26㎜  長さ3030㎜、1820㎜が主流  幅450㎜、910㎜、1000㎜が主流  表面塗装はアクリル系、シリコン系、フッ素系、無機系、現場塗装品などがあります。 ・製造メーカー・・・ニチハ・KMEWで9割のシェア―となっています。 ・外壁塗装の相談時に、建築図面にメーカーや製品名の記載がありますので伝えていただけると助かります。仕上げがフッ素系樹脂、無機系樹脂、難付着性ボードの場合など、下地材に密着性の高いものを使わないと塗膜剥離に繋がってしまうことがありますので。 ・下記写真は窯業系サイディングの張り方の違い。木胴縁による施工が比較的多いです。胴縁の間隔が正確でないと胴縁のないところに釘打ちしてしまう。そのことで先々釘が効かず反ってしまう要因になる。金物工法であれば表面に釘痕など見えないという利点がある。また、金物がサイディングの重さに耐えられず下がってきてしまうなどの弊害もあるようです。近年の高意匠性のサイディング施工においては、金物工法が増えてきました。コーナーも専用部材を使うことが多いです。 ・最近現場でよく見かける高意匠性サイディング ・窯業系サイディングの進化  塗装の変色・褐色にたいして30年保証の製品もあります。継ぎ目が目立たないシーリングレス タイル柄など意匠性も抜群に上がってきています。現場塗装品が多かった頃は、色あせも激しく、雨が降ると雨水がしみ込んでいる様子がよく見られました。最近では、表面を保護するために定期的に塗装を施すことで、いつまでも綺麗でいられることもあって窯業系サイディングは新築の主流になっています。  ここでニチハの動画紹介します。シーリング [embed]http://www.youtube.com/watch?v=AL6ObeiaeL0[/embed] ・窯業系サイディングボードの劣化 釘を起点にしてボードに亀裂がはしっている状態。塗膜だけでは補修ならない。コーキングをすりこむか、樹脂モルタルをすりこみ隙間を埋めて下地を整えて塗装。釘の廻りに隙間を生じることで水が浸入する。コーキング部部が毛細管状にひび割れし、バックアップ材が見えている状態。コーキングの打ち替え必要。塗膜が紫外線により粉上になり(チョーキング)雨が降るたびに流され、色が抜けてしまった状態。塗装工事の目的は、こういった状況を修繕対処することが大事である。塗装の目的「美観の維持と防水」。ただ塗るだけでは美観も維持できないし、防水(水の侵入口塞ぎ、塗膜で水を弾かせる)強化もできない。   ・サイディングボードの塗り替え  今日は塗替えの一案として2社の塗料を紹介します。 ・エスケー化研株式会社  ・超耐候形水性ハイブリッドシリコン樹脂塗料 エスケープレミアムシリコン ・超耐候形一液NAD特殊シリコン樹脂塗料    エスケープレミアムNADシリコン エスケープレミアムシリコンは 1.メンテナンスコストがお得 トリプルガード効果により、紫外線(UV)や水等の劣化要因から建物を保護します。また、その塗膜は長持ちするため、メンテナンスサイクルの長期化に貢献し、塗り替え回数の軽減に寄与します。  従来の盆汎用塗料は紫外線、酸素、水などの影響で塗膜の中に劣化因子(ラジカル)が発生し、結合剤として使用される樹脂の結合が破戒され、塗膜劣化の原因となっています。その劣化因子を発生、増加させる原因の一つが顔料として一般的に使用される無機酸化物です。この無機酸化物は通常表面処理を施されており、ラジカルの発生を抑制していますが、エスケープレミアムシリコンではその表面を①高気密無機シールド層と②高気密有機シールド層でダブルガードすることにより、その発生をさらに抑制します。また、③超耐候形特殊ハイブリッドシリコン樹脂は劣化因子を補足し、塗膜の劣化の進行を抑制。長期的な保護効果を示し、塗膜の耐候性を向上させます。この3つのトリプルガード効果により住まいを長期に亘り守ります。 2.汚れに強い塗料 ◎低汚染・防カビ・防藻性 緻密なハイブリッドシリコン樹脂の架橋塗膜は汚れを定着しにくくします。また特殊設計により、長期に亘ってカビなどの微生物汚染を防ぎます。 3.つやつやした仕上がり 超微粒エマルションからなる滑らかな塗膜は従来の水性塗料と比べ、艶が高く抜群の仕上がり性を提供します。特に、戸建てサイディングの塗り替えでは、「水性SDサーフエポプレミアム/マイルドSDサーフエポプレミアム」を下塗として使用。相乗効果により、優れた仕上がりを発揮します。また、艶を抑えた仕上がりには、エスケープレミアムシリコン半艶、3分艶、艶消しをお選びになるとよいです。 上記記載に有効な下り塗材  水性SDサーフエポプレミアム 水性SDサーフエポプレミアムは、独自のコア・シェル技術により合成した水性反応硬化形特殊エポキシ樹脂を用いることで、強靭な塗膜と旧塗膜への付着性を高めた一液水性の微弾性サーフェーサーです。シーラーを用いた工法に比べ、抜群の隠ペイ性、かぶり性があり、サイディングの吸い込みむらを防止し、美しい仕上げを提供します。 マイルドSDサーフエポプレミアム マイルドSDサーフエポプレミアムは特殊変成エポキシ樹脂をベースとした一液弱溶剤形の微弾性サーフェーサーです。より劣化が進んだサイディング板等に対し、可溶型ポリマーが浸透し、硬化することで優れた補強効果を発揮します。   ・プレマテックス ・2液弱溶剤形無機変性樹脂塗料  KEICERAⅡ(ケイセラⅡ)  太古より私たち人類の進化に不可欠だった「ケイ素」。無機世界を率いる「ケイ素」有機世界を率いる「炭素」自然界で互いが結合した化合物は存在しない。無機と有機の理想的なバランス。  無機と有機の配合率を追求 これまで培ってきた無機塗料の開発技術を活かし、無機成分と有機成分の配合率を追求しました。理想的な無機成分の配合率とバランスのとれた無機と有機のハイブリッド技術により、フッ素樹脂にも劣らない超耐候性次世代型無機塗料の開発に成功しました。それがKEICERAⅡ(ケイセラⅡ)です。 1.超耐候性  ガラスと同じ珪石(石英)を原料とする合成樹脂を採用し超耐候性を実現。 2.超低汚染性  高レベルの親水性制御技術により外壁に付着した汚染物質を雨水が流し落とす。 3.速乾性  乾燥が早くスムーズに施工が行えることにより工事へのお客様負担が軽減。 4.高付着性  特殊技術による高い塗着率と隠ペイ性で驚くほどの美しい仕上がり。 5.防藻・防カビ性  美観や健康を損なう可能性のある藻やカビの発生をシャットアウト。 6.弾性  KⅡ弾性を使用することで割れやすいシーリング上部にも施工可能。   明日は遮熱・断熱塗料についてです。それではまた 猫三郎                 2021年1月26日 更新
豆知識外壁塗装のご相談外壁・屋根塗装のご案内

訪問営業と反響営業 塗装営業はつらいよ

\2024年9月に『ハウスメイク牛久 つくば店』OPEN予定/ \外壁・屋根の無料相談・事前予約受付中/   こんにちはハウスメイク牛久です。 WEBでの営業活動が今後の会社の将来を決めると言える時代が来たと思っています。 コロナウィルスが世の中の仕組みを変えたのでしょうか。通勤せずに自宅で仕事ができる時代の幕開けとも言えます。 自宅でWEBを通してリフォーム相談ができるようにもなりました。 改めて自分の家をこの機会に一回り見直した方も多いのではないでしょうか。また普段対応することのない外からの訪問者にも、出会ったりしませんでしたか? 今日のタイトルは「訪問販売と反響営業、男はつらいよ」です。実体験からくる話です。訪問者のテクニックや注意する事柄が分かるよう解説いたしたいと思います。 それではお楽しみ。   私は35才で転職し塗装の訪問販売会社(当時土浦の小松にありました・・・・ハウス)に入社しました。 僕らが仕事を覚えた頃は訪問販売全盛期でした。まるで畑違いから参入した営業の世界。 入社3か月で100万円稼げます。こんな求人広告がまかり通っていました。 体験入社として1日ベテラン先輩社員と同行し、「できそうならば入社を決めたらどうですか?」と言われました。 支店長はルパン三世みたいな容姿でした。朝の朝礼で毎日目標を発表する。「今日はアポイント1軒お願いします。」  週の初めは週目標。「今週は2本200万円でお願いします」という具合です。 あと、営業幹部が前のデスクに4人いて、主任2名、代理1名、支店長1名が順に話をする。厳しいときには「目標できないのはやり方を知らないのか、やる気がないのかどっちだ!」叱咤され、代理が締め、支店長がさらっとヒントを出す。「指摘の時の間が大事だ、しゃべりすぎは嫌われる、褒めて質問、同意して質問、その繰り返しの中でお客様にいかに話をさせるかだ」などと忘れそうなポイントを話してくれる。それも支店長の器量の差があるけれど。 ・一日の目標として訪問300軒。(1日を3ラウンドに分けひたすら歩く、あるいは走るように歩く。) ・外で話しできる(外だし)30軒。(そう簡単には外だしできない) ・家の周りを施主様と1周以上回って指摘するを5軒。(隣、或いは後ろの住宅で点検してるときに気が付いたんだけどあそこ?どうしたんですか?などと外だししたら指摘を始める) ・その中で見積りのアポイント2軒。(いくら位か聞かれたら焦らず情報収集し約束をとる。) ・月に700~900万売り上げたら本当に100万円近く給料出ました。! ・時代を反映しているので現在は同じように仕事しても成果は半分位でればいいほうでしょう。 ・訪問販売会社の営業は住宅を見ながらピンポン(インターホンを鳴らす)をします。 ・住宅の屋根であれば瓦のずれ、漆喰のこぼれ、塗装の状態(汚れ、カビ、塗膜)、を目視して伝えようと四苦八苦します。 ・インターホンの入りは「今お近くで工事してます、ちょっと宜しいですか」「何度かお声かけたんだけど、気になるところあるんだけどお伝えしたらすぐ、帰りますのでちょっとお願いします。」など。 ・最近の外回りの営業さんは住宅の痛みをでたらめに言ってくる若い営業が多いようです。塗装して1年足らずで指摘してきます。お客様から連絡があって「塗ったばかりでこんなこと言われた、見に来て」という具合です。屋根をドローン調査してみると異常なしです。遠くから見た目視は大半が外れです。  ・訪問販売会社の場合、支店の規模、社員の数にもよりますが社員数50名を超える、支店数も5店舗を超える場合は価格設定も高価格になります。人件費月間で2000万円以上、支店運営維持費で500万円以上、宣伝広告(折り込みチラシ、WEB管理費など)で500万円以上、げんっかん3000万円以上経費が発生します。月間1億売上があっても、工事原価で6000万円~7000万円なくなるので手元には3000万円、経費(人件費・運営費・販促費など)を引くとほぼゼロになってしまいます。ゆえに、価格設定が15%前後高く設定しています。(安いもの、安い原価で高く売る)お客様に負担が大きいのです。高くても信用できるならという施主様もおりますが事業を拡張しすぎるゆえに倒産してしまう。倒産した場合は個人情報の行方が心配。 ・訪問販売の良さもあります。まったく痛みに気が付かなかった場合に、親切に教えてくれる。その日に見積りを出してくれる。リフォームローン提携も必ずあります。月に1万円の負担で工事できるならば思い切って頼もうという気持ちもおきます。踏ん切りをつけてくれますから。(その日に結果を持って帰りたい。今日だったらと必ず押してきますので。)5年以上経験しましたので痛いほどわかります。「また、戻れるなら戻るかい?」と聞かれたらNO!と答えます。(朝早く、帰り遅い。できないときに激怒されるのはもう嫌!)   WEBサイトを充実させることが会社の業績に繋がる。 ・最初にインターネットで調べるタイプのお客様と、広告が入って気になる会社をインターネットで調べるパターンがあります。いずれにせよ前情報が欲しくて調べるのです。ウェブサイトはWorld  Wide  Web(通称:www)上にあり、一般に特定のドメイン名の下にある複のウェブページの集りのこと。サイトと呼ばれることもある。企業などの団体が自身を紹介するため自ら構築したサイトを、その団体の公式サイトなどと呼ぶ。ホームページとも呼ばれる。会社の信用性を高めるにはウェブサイトを常に更新していく必要がある。お客様が当社のサイトに入ったときに最新の情報を届けたい。より具体的に知ってもらいたいという願いがそこにはあるのです。 ・訪問販売の営業はこちらから出向きます。WEBははお客様から入ってきていただくものです。基本的に性質が違いますね。訪問した時であればプロとして外壁や屋根の状態を正しく教えることができます。当社のサイトに来ていただいて、工事のいろいろなケースをみていただきたいです。そして御自身の住宅の現状に近いものをがあれば参考にしていただきたいです。 ・今後の当社のサイトではより具体的に修繕の方法や工事費を伝えていきたいです。チラシ広告の中では概算の工事費を記載しています。コーキングの打替えにどれくらいの費用がかかるのか。破風板に板金加工した鋼板を巻くとどれくらいかかるか。屋根塗装時の雨漏り防止部材をつけたいが費用はどうなのか。不明であるがゆえに、問合せに踏み切れないということがないように、具体性をもたせた内容にしていきたいと思います。 ・動画も作ってのせていきたい。(工事のイメージがつきやすいように) WEBサイトにてお客様に営業をしていく。その信念を曲げない。自己満足的なページにならないように。ハウスメイク牛久のWEBサイトが常に一番に選んでみていただけるよう、今後もより一層努力してまいります。   本日最後の記事は、下地材にこだわることが工事の成功につながります。当社NO1下塗り材 シリコン浸透シーラーEXの御紹介。屋根にも外壁にも使用できる。密着性に優れた塗料です。 ・新築時より光触媒処理の施されたサイディングボードや、光触媒で塗装された外壁など、今まで難密着性といわれていたすべての下地へ対応。 ・当社、顧客様の7割程のかたが選んでいる当社ならでは(プレマテックス販売施工店)の塗料です。上塗り材がいくら最高級の無機塗料で施工しますとうたっていても安価な下塗り材を勧める業者がかなり多いです。30年以上、地域密着で工事を行ってきたハウスメイク牛久ならではのこだわりの塗料です。 土浦市、石岡市、かすがうら市、稲敷市、阿見町、つくば市、牛久市、取手市、龍ヶ崎市、守谷市、常総市、つくばみらい市、利根町に営業活動させていただいおります。 2021年1月24日 更新
豆知識日誌

下塗り材の重要性・多彩仕上げ

今日は高い密着性を持つ(弱っている下地にも対応)下塗り材の紹介からです。 近年、窯業系サイディングボードの外壁塗装の案件が7割前後を占めています。その中でも無地で凹凸のない昔ながらのボードは影をひそめ、凹凸感のある多彩柄のボードが増えてきています。相談内容は外壁の劣化についてが半分、残りは意匠性を保ちたいという要望です。意匠性を保つ塗装方法としては、無色透明のクリヤー塗装があります。あとは多彩調の塗料を塗り上げる方法、Wトーンという方法で凹凸を活かし色分けする方法があります。クリヤー塗装であれば下地材は使用しません。多彩調、Wトーン、塗りつぶしは下塗りを要します。ハウスメイク牛久では、下記に記載している下塗り材を推奨しています。 プレマテックス シリコン浸透性シーラーEX(2液弱溶剤形シリコンエポキシ浸透シーラー) ・新築時より光触媒処理の施されたサイディングボードや、光触媒で塗装された外壁など、今まで難密着性と言われていた全ての下地へ対応。表面密着のメカニズムと造膜効果。くさび効果で微細なクラックなどの表面をしっかり補強し下地としっかり密着。脆弱した下地でも造膜効果により従来のシーラーに比べ塗り回数を減らすことができます。 関西ペイント アレスダイナミックシーラーマイルド(ターペン可溶2液形高性能多用途エポキシシーラー) ・高い浸透力で脆弱な下地層内から補強。塗装が難しい特殊な下地にも強力に付着します。プラスチック素材や旧塗膜など有機下地には反応エポキシ樹脂が結合して強力に付着。無機系樹脂や光触媒処理された窯業系サイディングボードなどの無機下地には、特殊無機成分「ハイパーシロキサン」が結合して強力に付着。反応エポキシ樹脂の高い浸透力と毛細管現象で新生瓦など脆弱な下地層内から頑固に強化。 日本ペイント ファインパーフェクトシーラー(弱溶剤2液高付着浸透形ハイブリッドエポキシシーラー) ・無機、有機ハイブリッド技術により開発された特殊エポキシ樹脂の効果により、従来のモルタル、コンクリート、木部、スレート屋根に加え、サイディングボードや鉄部等あらゆる素材に幅広く対応します。下地に対して高い浸透性と含浸補強性を持つとともに、高い付着力が発現します。 ・高意匠性サイディングボードに対応。これまで無機や親水表面処理されたサイディングボードでは、下地の活性状態によって、下塗りシーラーの付着性が十分に発揮されないケースがありました。ファインパーフェクトシーラーは窯業系サイディングボードの種類・表面の活性状態に付着性が左右されず、各種外壁材対応可能です。 ・上記写真2枚が比較的密着しにくいと言われるボード。左記の画像のボードは比較的クリヤー塗料での依頼が多いです。(Wトーンでの施工も塗りつぶしも可能です)右側の画像は塗りつぶしでの提案となる事が多いです。この場合は上記記載の下塗り材を1工程目に塗装します。相見積もりで比較する場合、しっかりと使用する下塗材を聞いておきましょう。下地材の違いで費用、耐久性に違いが生じますのでくれぐれも損をしないように。私たち外壁塗装のプロは、先々クレームが起きないよう素材に合わせた塗料を使用します。記載された塗料を、面積を考慮して適正分量発注します。乾燥時間もしっかりとってから2工程目、3工程目に入るよう細心の注意を払います。記載されていないメーカーの下地材でも同じ効用があると判断できる塗料であれば大丈夫です。(営業担当者や製造メーカーに確認して下さい。) 窯業系サイディング 多彩仕上げ工法 WBアートSI紹介 スズカファイン ・窯業系サイディング塗替要 ラジカル制御形水性1液シリコン樹脂系多彩仕上塗料 ・高意匠サイディングボード塗替要シリーズ「ウォールバリア」の多彩仕上工法です。戸建住宅の多くに採用されている、複数の色や自然な凹凸感のある高意匠窯業系サイディングの塗り替えみ最適です。ラジカル分子を抑制する光安定剤を配合した高耐候性 水性1液アクリルシリコン樹脂系仕上げ材です。専用ローラーカバーを用いた多層構造の塗膜と、特殊クリヤーによる絶妙な風合いをもった高級感あふれる上質な仕上げです。「3色仕上げ」「2色仕上げ」「1色仕上げ」のラインアップよりお選びいただけます。 WBアートF、WBアートSI、WBアートFクリヤー、WBアートSIクリヤー 今回はスズカファインの塗料で御紹介しました。 [embed]http://www.youtube.com/watch?v=IOJH3FT4peI[/embed] ・スズカファイン以外の塗料でもWトーン工法(Wトーン仕上げ)で色分けの塗装はできます。その時の工程・工法は、1工程目が仕上げ材に合わせた下塗り材での塗装。2工程目は目地色にするカラーでの塗りつぶし、。3工程目も同じ。4工程目は凹凸の上場部分のカラーリング。5工程も4工程目と同じ。合計5工程が基本となります。工程、材料が多くなりますので工事費は2~3割割高になります。同額でという業者は3、4工程が無しの3工程仕上げです。 ・窯業系サイディングボードの横張りの場合のボードの継ぎ目(横目地)は、塗料でべたべたに塞ぐ必要はありません。長尺ものなので最長で約3m位あります。反りあがりが顕著な場合は御相談下さい。止め締めが効く場合には下穴を空け、ビスでゆっくりと締めます。あまり強くやると破損につながってしまいますので注意が必要です。端が欠けたり、大きな欠損が出ている場合は塗装できません。交換後塗装を施すか、デザイン的に金属サイディング(カバー工法等で)に張替えることも良いでしょう。破風板にあたる部分もサイディングボードの素材と同じ素材であれば、外壁主剤と同じものを塗装してもらいましょう。破風板も継ぎ目に竪コーキングが打ってありますので、コーキング補修しましょう。 ・仕上げ材は各社、それぞれ耐候性の良い塗料を選択し決定しましょう。耐久年数15年以上、無機系塗料又はセラミックシリコン系、ラジカル制御型塗料がお勧めです。窯業系サイディングボードなので目地補修(シーリング工事)の材料や工法を担当者によく聞いておくことも大事です。また塗料の艶についても3分、5部、7部、全艶という4種の場合、3分、5部、全艶という3種の場合があります。光が反射しすぎるのがお嫌いであれば3分艶をお勧めします。(マットな落ち着いた感じにしあがります。) ハウスメイク牛久では土浦市、石岡市、つくば市、阿見町、稲敷市、かすがうら市での御相談はハウスメイク牛久、土浦店へ。牛久市、龍ヶ崎市、取手市、利根町、守谷市、つくばみらい市の御相談は牛久店まで  お問合せページ👇 https://ushiku-tosou.com/contact/   今日もハウスメイク牛久の営業さん、職人さんはしっかりと現場で仕事を終え帰社しました。現場がすべてのわが社             2021年1月20日 更新
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室内塗料でウィルス対策

こんにちは、冬が苦手ハウスメイク牛久WEB担当の自称 猫三郎です。(家に餌を食べにくる猫に付けた名前、私、犬派から猫派になり7年)今回は内装塗料の御紹介をいたします。 ドーンと先頭の写真を飾りました「日本ペイント・ニッペパーフェクト インテリエアークリーン」でございます。最近はTV・CMでも日本ペイントが参入し放送されています。時代に活きる企業として外壁・屋根塗装の塗料だけでなく内装塗料にも力を入れてきたようです。 ニッペパーフェクト インテリアエアークリーンは蛍光灯のやLEDなど、室内の光だけで、ウィルスや菌を抑制する高機能塗料です。従来塗料との比較で、塗膜表面に付着したウィルスを99.9%以上抑えることを試験にて確認しています。この性能については、光触媒工業会(PIJA)の認証を取得しています。※試験方法:JISR 1756に準拠。バクテリアファージQβを使用。可視光5001×照射時間4時間。全てのウィルスや菌、あるいは特定のウィルスや菌に対する効果を保証するものではありません。また、病気の予防や治療効果を示すものではありません。PIJA製品保証とは、光触媒工業会が、性能、利用方法等が適切であると認めた光触媒製品に与える製品保証です。所定の試験期間にて、性能判定基準を満足する、製品の品質・性能に対する信頼の証です。 室内の光に反応する 「新しい光触媒」を採用 ・これまでの光触媒は、太陽の光(紫外線)にしか反応しませんでしたが、ニッペパーフェクト インテリアエアークリーンは「可視光応答系光触媒」を採用。弱い室内の照明でも反応し、塗膜表面に付着したウィルスや菌の抑制が可能になりました。室内の空気は人の動きやエアコンなどで常に流れています。その空気の流れにより、外から持ち込まれたウィルスや菌が壁に付着。超低臭気。VOCの含有量の徹底した低減により、従来の水性塗料を超える超低臭気を実現。塗装中・塗装後も、塗料特有のニオイがほとんどありません。消臭効果。塗装後は、特殊吸着材の働きによって塗膜面が室内の嫌な臭い(悪臭原因物質)を吸着します。   関西ペイント アレスシックイシリーズ ・アレスシックイは、日本古来より用いられている「漆喰」(消石灰)由来の自然派塗料です。「漆喰」のもつ機能を最大限引き出し、空気を気持ちよくする3つの新常識をご提供します。 1.悩みを減らす、多彩な機能 多湿な日本の気候に差異的漆喰由来の調質機能  高湿度の日本は、じめじめした不快感はもちろん、結露やカビの発生という悩みがつきもの。特にカビはニオイだけでなく建物の腐食も誘引するやっかいものです。アレスシックイを塗った壁なら、室内の湿気を吸湿、放湿する機能を有しているから、室内の湿度のバランスを保ち、快適を持続してくれます。この調質機能と「漆喰」の特製である強アルカリ性によりカビの発生も抑制することができます。 空間の嫌なニオイを軽減、頼れる消臭機能  人が生活する環境はには、いろいろなニオイがあります。中にはペットやタバコ・トイレ・ごみのニオイなど、人に不快なニオイを吸着浄化する機能があります。リビングやトイレなどのほか、さまざまな施設や店舗などニオイがきになるところには、アレスシックイがおすすめ。きっと居心地の良い空間を創ります。「室内干しの嫌なニオイがつかなくなりました。」とのお声も。 2.ウィルス対策にも。一歩進んだ安心感 これからの生活にも嬉しい、ウイルス不活化機能  アレスシックイは菌よりも微細なウィルスにも効果を発揮します。壁に付着したウィルスを不活化できるので、これからの暮らしに合ったインテリア用の塗料です。 衛生的な空間を維持する抗菌・防カビ機能  子供たちはいろいろなところを触り、手から口へと様々な菌を運んでしまう恐れがあります。アレスシックイの壁は、漆喰の持つ抗菌機能により壁に付着した菌やカビの発生を抑制するので、安心して生活することができます。シックハウスの原因も吸着・分解するので人に優しい衛生的で安心な生活空間を創ります。 原材料は自然素材。改良に改良を重ねた自信作  機能が魅力的な漆喰を、誰でも使いやすい、ローラーで塗れるような塗料に変えたい。その思いから、関西ペイントの威信をかけて商品開発したのが、このアレスシックイ。自信を持っておすすめできる高機能塗料です。 3.空間を明るい印象に 「漆喰」が持つ自然な風合いと色味  アレスシックイは自然な風合いや優しい色味が特徴。しっとりとしたつや消しの質感で、空間を上質に演出してくれます。 光を柔らかく反射し明るい優しい印象に  アレスシックイの主成分である消石灰が多孔質だから、光を乱反射させる効果があります。アレスシックイを塗った壁は光を様々な方向に柔らかく反射するので、空間を優しく明るい印象にしてくれます。 建物に “やさしい” 大切な家を健康的になが~く維持 防火認定材料(旧基材同等 第0001号)国土交通省防火認定材料 NM-8572、QM-9812、RM-9361(有機質砂壁状塗料塗り)適合品  結露抑制機能  二酸化炭素吸収機能(形成された膜は長期間にわたり空気中の二酸化炭素を塗膜中に取り込みCO2削減に貢献します。   ハウスメイク牛久では外壁工事はもちろん、内装塗装も行っています。塗装不可のクロスもありますが、塗装可能であり、風化して張替えを御検討している施主様に検討材料の一つに内装塗装を加えてみて下さい。壁には機能付き内装塗料(上記、日本ペイント、関西ペイントの内装塗料)で、内装木部(見切り材や巾木、窓枠など)、場合によっては障子枠などの塗装も承ります。家具などの移動もありますので、心配な事は何なりと御相談下さい。   リフォーム紹介 LIXIL エコカラット 内装機能タイル:エコカラット プラス 湿気は通すが、水や汚れはほぼ通さない。これからの壁材は、水拭き出来る調質壁 エコカラットプラスへ。 POINT1. 調質機能で、もっと快適。過失も除湿もしてくれる。だから自然と心地よい。湿度が高いときは湿気を吸収し、乾燥しているときは湿気を放出。エコカラットプラスは、すぐれた調質性能で快適な湿度を保とうとします。その効果は珪藻土の約6倍、調質壁紙の25倍以上もあります。だから結露を抑え、カビやダニの繁殖の抑制も期待できます。洗濯物の部屋干しにも、おすすめです。 POINT2. においを、ぱっと脱臭。においまで、すっきりとした部屋へ。トイレ、生ゴミ、たばこ、ペット。普段の暮らしには、気になるたくさんのにおいがある。エコカラットプラスはそれらのにおいの原因となる成分を吸着。珪藻土や壁紙より短時間ですっきり脱臭します。複数のにおいの成分が混ざった「複合臭」にも効果を発揮。住まいのあらゆる場所で活躍します。 POINT3. 有害物質を、ぐっと低減。有害物質から家族を守る壁でもある。シックハウスの原因となるホルムアルデヒトやトルエンなど。エコカラットプラスは空気中に漂うそれらの有害物質を吸着し、低減します。体の小さな子どもは、特に空気環境の影響を受けやすいと言われています。住まいが一番安心できる場所であるために、見えない不安からも家族を守る内壁を。 POINT4. お手入れも、さっと簡単。調湿する壁なのに、水拭きできるなんて。調湿建材ではむずかしかた、水拭きによるお手入れ。エコカラットぷらすならできるんです。だから水まわりにも使いやすい。さらに、泥よごれ、皮脂よごれ、コーヒー染み、たばこのヤニなど。 ハウスメイク牛久 コロナ対策中 [embed]http://www.youtube.com/watch?v=UIDFpKIj3AQ[/embed]     2021年1月20日 更新
お知らせ豆知識

外装リフォーム業者の選択

こんにちは、ハウスメイク牛久です。寒い日が続きますね。今日は天候は良いですが、風がものすごく強いので寒さを一層感じてしまいます。こんな季節にはHOTな情報をお届けしたいです。 リフォーム産業新聞より(2021年1月18日)  外壁塗装を軸に年間約6憶5千万円ほどを売り上げている会社があります。ウェブ集客に強みを持ち、年間600~700棟を元請けで受注している。同社の集客は塗装会社では珍しくWEB集客がメインだ。自社サイト経由での引き合いは昨年10~12月で平均50~60件。外装系マッチングサイトを通じて月40~50件くらいあり、自社サイトとトータルで月間100件を超える。マッチングサイトはSpeee(東京都港区)のヌリカエなどを利用している。チラシは2か月に一回程度配布。チラシを見てウェブサイトを確認して、電話で問い合わせを受けるという導線を作るようにしている。マッチングサイトも利用しているが、強みは自社サイトでの集客だ。コロナ禍では月40~50件の引き合い数で推移しているが、台風があった一昨年は自社サイトで月80件を超える引き合いがあったことも。引き合いに対する成約率は5~6割程となっている。施工事例2000件 これだけの集客ができるようになったのは、自社サイトが狙ったキーワードで検索順位に表示され始めたこと。重要視するキーワードは「さいたま市 外壁塗装」「さいたま市屋根塗装」など。これらのキーワードで検索した場合、最上位に表示されるかどうかを意識しています。検索上位表示に効果があった対策として、施工事例写真の更新が大事とのこと。 ハウスメイク牛久でもWEBからの問い合わせは多いです。WEBに現場の情報や役に立つ事例を掲載することを意識しています。お客様が業者を選択するときの候補に上がるように、会社の特徴や注意点などをお伝えしていきます。 会社(リフォーム業者)の選択基準としてお客様から伺った内容としては ・所在地が何処か。(店舗を構えている場所の有無) ・創業何年なのか どのくらいの仕事量なのか。 ・職人について。(社員なのか下請けなのか、あるいは自社請負専任職人なのか) ・自分の家の近くで工事しているか。 ・ホームページがわかりやすいか(信頼できる具体的な数字がでているか、会社実績、価格帯など) 気になる注意点としては ・見積内容に具体性を感じるか。(1式ばかりでないか、塗料名が明記されているか、耐応年数や保証があきらかであるかなど) ・近くでやっているからというトークがあれば何処か、現場見せてもらえるのか。(トーク上で真実味がないことが多い) ・所在地が遠すぎる。営業所の拠点が近くにない。(アフターが見込めない) ・価格相場を大きく逸脱している。(安すぎ=手抜き、高すぎ=儲けすぎ)延床面積30坪、塗装面積130㎡の外壁塗装の相場としては70万円~120万円。 ・コロナ対策ができているか。(店舗に消毒液やパーテンションが設けられているか。 ・外壁塗装・屋根塗装専門店であるかどうか。ここは大事なところで、外壁塗装、屋根塗装、屋根工事などの専門店として店を持っているところは、元々塗装職人であったり、塗装関連の業態で長く営業活動しているところが多く塗装についての経験値、塗料についての知識力が高く信頼がおける会社が多い。現場管理に立つ人間も経験値が高く適切な配慮をしてもらえる。正直トータルリフォーム店の外装工事は、職方の力量不足、塗料の知識不足から他社(OEM塗料販売会社・外装部門の名前貸し)参入による塗料をただすすめてくるのみで適切でない(外壁の状態や種別に合わない)ことが多いようです。ハウスメイク牛久もプレマテックスの販売店も担っていますが、あくまでも現場確認した上で最適な塗料をお勧めしています。 WEBに施工事例が数多く掲載されているか。(掲載施工事例が常に更新されているか)WEBに一例しかなく半年前であったりすれば現場をこなせない、人気がない、実力不足と判断されます。ハウスメイク牛久では7000棟の実績があります。牛久市、土浦市、龍ヶ崎市に最も現場が多いです。取手市、つくば市、阿見町、稲敷市などもたくさんの実績があり、最近ではかすみがうら市、石岡市などからも相談案件が寄せられています。     まとめ 茨城県県内(特に県南)には多くのリフォーム業者が競い合うように営業活動しています。また県外からも訪問販売系の会社(関西本社・九州本社・北海道本社だったり)が登場してきています。個人的には私も25年ほど前に訪問販売の塗装会社におりました。もの凄い勢いで会社としては成長しました。しかし振り返って見れば会社の店数や知名度ばかり広がりましたが、内情は伴っておらずでした。会社の存在価値がお客様の為という大前提のない会社は駄目です。最終的にはつぶれています。いくら保証書を10年とうたっても会社自体が10年後になければ意味がないです。私のいた会社も倒産しました。大きな店舗に商材を並べた店舗展開したつけが回ったこと、お客様のニーズ、変化に気が付かなったことが要因と思います。 今、改めて思いますのは基本の徹底と変化への対応ができる企業でありたいとということです。私たちが考える基本とは工事の品質、価格の安定、社員のモラルや知識です。工事の品質を保つためには職人技術の向上。モラルを維持するためには、定期的な安全大会や講習を実施し、徹底事項を遵守していくこと。(塗料の取り扱い、養生の徹底、写真の撮影、お客様への礼儀など)工事価格の安定は工事項目ごとに単価を取り決めることや、広告の打出し価格をむやみに変えないこと。変えるのであれば広告時に一言、価格の値上がりの簡単な理由を掲載することです。(信用第一)社員のモラルアップ、ブラッシュアップは店にありきです。朝の挨拶から、清掃、報告、連絡などをしっかり行い教育をしていくことだと思います。 変化への対応が企業に求められるのは当然であります。コロナ対策もしかり、WEB広告の充実などを含め、様変わりしていく住宅リフォーム産業。新商品の導入や工事費の見直しなど、常に前を向きお客様に愛される会社でありたいです。   リフォーム新商品紹介 ECO ONE(エコワン)屋内設置タイプ リンナイ ・電気とガスを組み合わせたハイブリッド給湯・暖房システムに、寒冷地向け屋内設置タイプを追加。屋内にガス熱源機とタンクユニットをコンパクトに設置できる。 フレムスLight 据え置きタイプ 三協立山・三協アルミ社 ・宅配BOX関連製品の拡充を目的にした「フレムス」シリーズの第5弾。接着剤を使って簡単に設置でき、玄関前などの狭小スペースにも手軽に後付けできる。同シリーズからニーズに合った製品を探せる「宅配ボックススペシャルサイト」では、施工方法の紹介動画も公開されている。 「クリーン便座」搭載 ウォシュレットS/ウォシュレットSB TOTO ・清掃性とデザイン性を進化させてフルモデルチェンジ。本体の高さを41㎜減らし、空間の圧迫感を減少させた。また、隙間や凹凸の少ないすっきりとしたデザインにより、汚れやホコリがたまりにくく清掃がしやすくなった。防汚性に優れた「クリーン樹脂」を使った清掃性の高い「クリーン便座」も新搭載。 ウィルス・除菌対策に 除菌装置「くりんクリン」シリーズ DNライティング ・紫外線のランプのパワーで空間に浮遊する、表面に付着しているウィルスや細菌を除菌する装置3製品。最も強力な殺菌作用を持つ波長254㎜のUV-C技術を活用。ほとんどの細菌やウィルスに有効で、薬剤が使用できない物体にも使える。ランプが露出していないので人体への紫外線の影響もない。ランプ寿命は8000時間。 ・                 2021年1月20日 更新
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一戸建住宅の構造を知るのも大事

ハウスメイク牛久では、2021年1月17日現在30件以上の相談案件が寄せられています。その中で塗装工事に関するものが7割り、塗装以外の修繕(水回り、雨漏り、増改築など)が3割ほどです。私たちの仕事は、住宅に関する知識や経験が必要な仕事です。外壁塗装をしたいけれど、その他の悩みも相談したいというケースが少なくないのです。今回は住宅の構造について御一緒に知識を深めませんか。 一戸建住宅の主な構造と工法 ・木造軸組工法(在来工法) ・2×4工法(木質枠組壁工法) ・木質系パネル工法(木造プレハブ) ・軽量鉄骨工法(非木質系プレハブ) ・重量鉄骨造 ・RC造 に分類されます。 日本の一戸建住宅の9割は木造でつくられている 平正26年建築着工統計による新築住宅の構造別の割合で、9割を占めるのが木造であり、その中でも最も一般的なのが「在来工法」(シェア74.4%)と呼ばれている木造軸組工法です。ちなみに2×4工法は11.2%、木質系プレハブ同2.9%非木質系プレハブ同9.9%、鉄骨造・RC造は合計で1.6%となっています。 在来工法(木造軸組工法)木造軸組工法は、線状の木材で柱・梁からなる軸組と呼ばれるフレームを作り、床や屋根を支える工法です。日本における昔からの伝統構法(工法)を継承していることから、在来工法とも呼ばれています。柱・梁を組み合わせながら比較的自由に建物形状や間取りをつくることができます。壁による制約が少ないため、大きな開口を設けることや、柱・梁を見せながら和風の内装を作り込むのに適しています。もちろん洋風の意匠も可能です。木材は鉄骨などに比べて比較的安価なため、工事費も比較的低廉であるというメリットもあります。 在来工法は、現場での加工や組み立てが多く、つくり手(大工さん)の力量によって出来栄えに差が出ると言われてきましたが、現在ではあらかじめ工場で加工した部材(プレカット)を用いることが一般的になっており、かつてほど品質のばらつきや施工精度のリスクは少なくなってきました。 また、柱、梁だけで構成された軸組は、地震による水平力が加わった際にゆがみやすく、地震に対して弱いと言われてきましたが、建築基準法の改正により、以前より高い耐震性が要求されるようになり、接合部の補強金物、筋交い、構造壁などが設けられるようになり、新築で適法に作られている限り、他の工法に比べ耐震性が劣ることはなくなりました。 2×4工法と木質パネル工法(木造軸組工法) 2×4工法は、2×4インチの角材を合板ではさんで箱状のパネルをつくり、それによって床・壁・天井の6面からなるBOX状の空間をつくり重ねていく工法です。誰にでも簡単に家が作れるように単純化された方法として、開拓時代のアメリカで考案されたものがルーツです。日本では1974年に「三井ホーム」によって導入されたのが始まりです。ダンボール箱の原理と同様に、地震や風などの水平力への耐性が高いのが特徴です。また、ボックス状のパネルが隙間なく囲むので、在来工法に比べ、耐火性や遮音性の面で有利で、気密性や断熱性にも優れます。一方で、壁が構造体となっているために、窓などの開口の大きさや位置などが制限される、間取りの自由度が少ないなど、在来工法に比べるとプランニングの面で制約があります。また、高気密・高断熱なので、多湿で結露が発生しやすい日本では換気への対応が必要です。部材が標準化され、施工も容易(工期が短い、組み立てに熟練を要さない)なことから一般的には、在来工法に比べ工事費は安価であるといわれています。ただし、規格外のプランニングをする場合などは逆に割高になります。 木質系パネル工法(木造プレハブ)と呼ばれる工法は、2×4工法と同様の木造枠組壁工法です。2×4工法と異なるのはパネル事態を工場生産する点です。規格化、工場生産などが基本であることから、プレハブ(prefabrication/前もって制作する意に由来)と称されています。基本的には2×4工法と同様の特徴を持ちますが、工業化の度合いが進んでいる分、精度や工事費の面で有利と言えます。代表的に採用しているのが「ミサワホーム」などです。 軽量鉄骨工法(非木質系プレハブ) 軽量鉄骨工法は軽量鉄骨(厚さ6㎜未満)を使った軸組を工場で溶接し、現場に運びボルトで固定する工法です。規格化・工業化された工法であることから、プレハブの名称で呼ばれています。在来工法(木造軸組工法)の柱・梁による軸組を、木材の代わりに鋼材を使って工場生産する工法といえます。鋼材は木材に比べ、耐久性が高く、品質が安定し、高い精度の加工が可能です。また、現場作業の単純化、施工精度のアップ、工期短縮などの特徴があります。ブレースが入った工場生産の鉄骨軸組は、耐震性にも優れています。シロアリなどの害虫被害の心配がないこともメリットです。一方で、木材に比べ、耐火性が低い(高温で曲がったり、溶けたりしてしまう)、錆の発生、熱伝導率が高く、暑さや寒さが室内に伝わりやすいなどのデメリットもあります。工事費は木材に比べ高い水準です。軽量鉄骨工法の代表的なハウスメーカーとして、「積水ハウス」、「ダイワハウス工業」、「パナホーム」などがあります。 重量鉄骨工法 重量鉄骨(厚さ6㎜以上)でラーメン構造のフレームを組み、工場生産したALC板(軽量気泡コンクリート板)で壁を構成する工法です。ラーメン構造は、柱と梁を剛接合して建物を支える構造で、オフィスビルや集合住宅など大規模な建物に用いられる頑丈な構造です。地震に強く、耐久性の高い工法です。壁や床が構造と無縁になるため、大空間や吹き抜けなどが可能です。大手ハウスメーカーでは旭化成の「へーベルハウス」が有名です。 RC造 RC(Reinforced  Concrete) とは、中に鉄筋を入れたコンクリートのことです。壁によって支える壁式構造と柱、梁で構成されるラーメン構造(長方形に組まれた骨組みの各接合箇所を剛接合したものをいう)があります。低層の一戸建ての場合は壁式構造が一般的です。耐久性に優れ、適切にメンテナンスをすれば、躯体自体は50年、100年の寿命を持ちます。耐震性、耐火性、遮音性などのさまざまな面で最も高性能の工法と言えます。意匠やプランの自由度も高く、自由な形態、開口、デザイン、間取りなどが可能です。堅固な地盤に建てることが求められ、しっかりとした基礎工事も必要です。工事は高くなります。 ハウスメイク牛久では外壁塗装の相談時に様々なことを聞かれます。塗装の目的は美観の維持と防水(塗膜防水)です。壁が透湿性を必要としていれば対応できる塗料をお勧めしています。住宅の構造が長寿命見込める建屋であれば外壁塗料もハイグレードでお勧めしています。 本日も各地域から御相談がありました。龍ヶ崎市、取手市から御連絡ありがとうございました。WEBからの見積り相談、大歓迎! 価格以上に満足できる職人技術。営業担当者も非常に熱心に丁寧に説明してくれます。土浦市、石岡市、つくば市、かすみがうら市、阿見町、稲敷市であれば土浦店に御相談連絡下さい。牛久市、取手市、龍ヶ崎市、利根町、守谷市、つくばみらい市であれば牛久店まで。今日も心からお待ちしております。宜しくお願いいたします。   WEB大好き ブロガー猫三郎より           2021年1月19日 更新
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屋根についての1考察

こんにちはハウスメイク牛久です。WEB担当:猫三郎こと斉藤と言います。 私、生まれも育ちも葛飾柴又です。32年前に葛飾区から茨城県稲敷郡阿見町に引っ越してきました。大好きだったファミレス接客から足を洗い、阿見町で暮らして7年後、住宅リフォーム産業界へ転職いたしました。右も左もわからない世界でひたすら歩き、またまた歩き外歩きの中でお客様に教えていただき覚えていきました。「こちらの住宅はどちらでお建てになったのですか、いい住宅ですね」とお客様に聞きながら覚えました。土浦の外壁塗装の営業会社でしたので、土浦市、石岡市、つくば市、稲敷市、などをたくさん訪問しました。 ハウスメイク牛久への転職 家から近くて気持ちよく働けるリフォー会を探しておりました。そんなときに求人を見ました。ハウスメイク牛久のリフォーム広告は何度か見たことがありました。従業員と社長の集合写真が載っていて雰囲気の良い会社と思いました。職を欲しておりましたので面接に応募して採用され今日にいたります。 ハウスメイク牛久が土浦に出店しました(目立つ場所です。) ハウスメイク牛久が2019年9月 土浦市永国に(中村陸橋から見える)土浦店をOPENしました。ショールームとしては牛久店より整っております。(かなり広いので) これからの店ですけれど営業活動、販促活動を強化し県南リフォーム会社でNO.1になります。応援宜しくお願いいたします。   「屋根工事」 瓦の種類 和瓦(J形)日本瓦とも呼ばれる和瓦は粘土を使って焼き上げています。釉薬を使って表面をコーティングした瓦と無釉薬の素焼き瓦の2種類に大別されますが産出している地方によって名前が付けられたり、使用する粘土や焼成温度によって特徴が異なったりと奥が深い瓦。日本三大瓦は「三州瓦」「石州瓦」「淡路瓦」 洋瓦 一般的に「海外の住宅で使用されているようなお洒落な瓦」 形状別では「F型」「S型」。主原料別では「粘土瓦」「セメント瓦」「モニエル瓦」「金属瓦」 粘土瓦は粘土を練って焼いて作られた瓦です。塗装工事が必要ありません。 セメント瓦は主原料はセメントで、塗料によって色付けされています。塗装が必要です。 モニエル瓦の主原料は「軟化コンクリート」です。セメント瓦に分類されます。モニエル瓦は着色スラリーと呼ばれる着色剤が塗られており、独特の風合いがあります。色褪せやコケの発生などの劣化症状が出やすい。塗装が必要です。 金属瓦は耐久性も高く塗装は不要で、他の洋瓦よりも軽いので地震にも強いです。 スレート瓦 「スレート」は、現在最も普及している屋根材で「コロニアル」「カラーベスト」とも呼ばれるものです。セメントに繊維を混ぜて形成した厚さが5mm程度ものです。   和瓦の場合の負担・メンテナンス 新築時の工事費負担は大きいけれど、建屋の寿命が来ない限り塗装はしなくて大丈夫でしょう。1枚の重さは結構あります。三州の平板瓦で1枚約3.6㎏あります。なんと100㎡あたりで1600枚使います。重さに換算すると約5000㎏、1000㎏の軽自動車5台分の重さがかかっていることになります。(あくまでも例えでありますが)そう考えると大地震がきたらちょっと怖いですね。上が重たいと揺れ幅も大きくなり、屋根につぶされることも考えられますから。 カラーベストの場合 カラーベストの重さは約3.4㎏前後。100㎡に貼り上げると約600枚。重さで600×3.4㎏=2040㎏となります。カラーベストの場合は美観と防水性を考えると塗装というメンテナンスが必要です。カラーベストの場合、雨押え(棟板金)が棟の押さえとして付いています。塗装周期を10年で考え、塗装の際には必ず棟板金が浮いていないか、飛ばされないかを見てもらって下さい。台風で隣の住宅に棟板金が飛ばされ落ちているシーンを見かけることがあります。またノンアスベスト初期の製造瓦が弱くて問題になっています。塗装できないくらい水膨れしていたり、多数の破損が出ていたりします。この場合は塗装不可で葺き替えでのメンテナンスになります。心配であれば当社で無料点検(ドローン点検)をしてみませんか。 金属瓦 ここで紹介する金属瓦は断熱性もあり、軽量で施工しやすいことで、現在葺き替えの主流になりつつあるガルバニウム鋼板瓦です。カバー工法によるの葺き替え工事です。上記の写真の左側は2015年に私の家内の実家で工事したときのものです。セメント瓦で築26年。東北の震災により、ずれや破損がでていました。セメント瓦の塗装もはげ落ちていました。軽量で安く済ませたかったのでスーパーガルテクトという商材で葺き替えしました。   屋根は雨風をしのぎ強い陽ざしからも守ってくれています。ハウスメイクうしくでは、外壁塗装と屋根塗装を一緒に工事したいとお考えのお客様に、金属製カバールーフのリフォームを提案の中に加えております。一度の足場で有効なリフォームをしていただきたいという思いからです。経年劣化で色が多少退色していきますが20年そのままでも見栄え的にも機能的にもほとんど問題ありません。(塩害地域は劣化が早いですからよく業者に聞いて下さい。)   屋根の形状(寄棟、切妻、入母屋など) 切妻(きりづま)屋根 ・2枚の流れ面が頂上部で合わさった、三角のシンプルな形です。シンプルな形ゆえに役物(屋根の流れ面以外の軒や袖などに使う部材)の使用が少なく、新築時もメンテナンス時も費用が安価に抑えられる利点があります。 寄棟(よせむね)屋根 ・寄棟屋根とは、屋根の頂上で4枚の流れ面が合わさっているタイプの屋根です。4枚の流れ面で屋根を寄せることにより、傾斜面が切妻屋根より短くて済むのが特徴です。一方で切妻屋根に比べると役物を使う量も多いことから、建設費が切妻屋根より1割~1.5割ほど高くなる傾向があります。 陸屋根(ろくやね又はりくやね) ・屋上がある水平な屋根でフラットルーフとも言います。ルーフバルコニーを活用できる点や、スッキリとしたデザインが好まれ、近年すこしずつ増えているタイプです。また豪雪地方では落雪による事故防止の観点から、陸屋根の家もよく見られます。水平で傾斜がないので、水が溜まって雨漏りを起こしやすくなるデメリットがあります。陸屋根を採用する場合には、一見水平に見えて緩やかに傾斜がついている陸屋根風の作りにすることも可能なので、設計担当者に相談してみましょう。   屋根塗装工事 ・セメント瓦、モニエル瓦、スレート瓦、金属瓦は塗装することができます。 セメント瓦、モニエル瓦、スレート瓦を塗装する場合には下地の状態が大切です。高圧洗浄工事で古い塗膜をできるだけ洗い飛ばします。 旧塗膜が浮いた状態にならないように注意します。(洗浄機のノズル先を交換し、回転するトルネード洗浄ノズルにして洗う) 塗装工程は3工程が基本です。近年は屋根塗料かなり性能アップしてます。スレート瓦の場合であれば高耐候性の遮熱塗料人気です。   ハウスメイク牛久 推奨屋根塗料   プレマテックス製 GRASTAGE ECOルーフ 2液弱溶剤多重ラジカル制御形高日射反射率屋根用無機塗料   屋根と外壁の日射量比は約1.5倍の差があり、同じ塗料を使用しても屋根と外壁では塗膜の寿命に差が生じていました。「屋根用耐候性強化色」は塗膜劣化の要因を可能な限り払拭し耐候性を大幅に向上、同じ塗料でも屋根と外壁(標準調色)の耐候性差の生じない施工を可能にしました。 「屋根用耐候性強化色」の特徴(艶調整は対応していません) 1.耐候性に優れた無機顔料と比較的耐候性の良い有機顔料(青・緑)のみで調色。 2.光安定剤(HALS)を高配合し、退色の進行を抑制。 3.艶調整剤等の添加を抑え、相対的な樹脂料を最大限に確保し樹脂劣化を抑制。 ・和瓦 漆喰工事(陶器瓦、セメント瓦などのメンテナンス)  和瓦の場合棟の瓦との境に漆喰を詰め水の侵入を抑えています。建築材料として用いられてきた漆喰は、神話の時代から接着剤として知られており、1万2千年前のメソポタミア文明の遺跡から発掘されたものが世界最古とされています。日本では古くから城郭や自社、商家、民家、土蔵など、木や土で造られた壁の上塗り材として用いられてきました。風雨に弱い土壁に上塗りすることで、防水性を与えることができます。その他、瓦や石材の接着や目地の重点などに使われます。屋根の漆喰が劣化すると、瓦が落下してしまうこともあります。漆喰が剥がれているところは、屋根に穴が開いているのと同じ状況ですので、雨漏りの原因になるケースがあります。   ・ハウスメイク牛久では、土浦市、つくば市、石岡市、稲敷市、阿見町、牛久市、龍ヶ崎市、取手市、守谷市、つくばみらい市、常総市を中心として施工しております。屋根工事の御相談などございましたら御連絡下さいませ。心よりお待ちしております。             2021年1月17日 更新
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